ことわざ

「二度あることは三度ある」の意味や由来とは?例文でわかりやすく解説!

「二度あることは三度ある」の意味や由来とは?例文でわかりやすく解説!

「二度あることは三度ある」ということわざ、皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。でも、いざ「どういう意味?」と聞かれると、なんとなくはわかるけど正確には説明しにくい…そんな経験はありませんか?

このことわざは、私たちの日常生活でもよく使われる表現なんですね。特に何か失敗が続いたときや、同じようなトラブルが繰り返されたときに「ほら、二度あることは三度あるって言うじゃない」なんて言われることもありますよね。

この記事では、「二度あることは三度ある」の正確な意味から由来、そして実際にどんな場面で使えるのかという例文まで、わかりやすく解説していきますね。さらに、似たような意味を持つ類語や、反対の意味を持つ対義語、英語ではどう表現するのかまで、幅広くご紹介します。きっとこの記事を読めば、自信を持ってこのことわざを使えるようになりますよ。

「二度あることは三度ある」を理解するための基礎知識

「二度あることは三度ある」を理解するための基礎知識

まずは、このことわざの基本的な情報から一緒に見ていきましょうね。正しい読み方や意味、そしてこの言葉がどのようにして生まれたのかを知ることで、より深く理解できるようになりますよ。

読み方

「二度あることは三度ある」は、「にどあることはさんどある」と読みます。

このことわざの読み方は比較的シンプルで、迷うことは少ないかもしれませんね。「二度」を「にど」、「三度」を「さんど」と素直に読めば大丈夫ですよ。日常会話の中でも、そのまま自然に使えるのが嬉しいポイントですよね。

意味

「二度あることは三度ある」は、二度続けて同じようなことが起きたら、必ずもう一度繰り返されるという意味のことわざなんですね。

もう少し詳しく説明すると、同じような出来事が二度続いたときに、三度目も起こる可能性が高いという警告の意味が込められているんです。特に、好ましくないことや不吉なことが二度続いたときに、「気を付けなければいけない」「三度目を警戒しよう」という戒めとして使われることが多いんですよ。

たとえば、遅刻を二回してしまったときに「二度あることは三度あるから、明日は絶対に気を付けないと」なんて使い方をするわけですね。このことわざには、単に繰り返しを予測するだけでなく、「同じ過ちを繰り返さないように注意しよう」という前向きな意味も含まれているんです。

ただ、必ずしもネガティブなことだけに使うわけではありません。良いことが二度続いたときにも「二度あることは三度あるから、きっと次もうまくいくよ」という風に、ポジティブな意味で使うこともできるんですね。とはいえ、一般的には警告や忠告のニュアンスで使われることの方が多いかもしれません。

語源と由来

「二度あることは三度ある」の由来について、気になりますよね。実は、このことわざには明確な歴史的背景があるんです。

文献上の初出としては、1779年の浄瑠璃『驪山比翼塚(りざんひよくづか)』に実例が見られるとされています。つまり、江戸時代から使われていた表現なんですね。かなり古い歴史を持つことわざだということがわかりますよね。

このことわざが生まれた背景には、人々の生活の中での経験則があると考えられているんです。昔から、同じような失敗やトラブルが繰り返されることは多かったでしょう。そうした経験から「一度起きたことは偶然かもしれないけれど、二度続いたら何か原因があるはず。だから三度目も起こる可能性が高い」という教訓が生まれたのかもしれませんね。

興味深いことに、理化学研究所(理研)では、このことわざの背景にある心理的・神経学的なメカニズムについても研究が行われているんですよ。恐怖体験と記憶の仕組みに関する研究を通じて、なぜ人は同じことが繰り返されると感じるのか、その科学的根拠が探られているんですね。現代科学の視点からも、このことわざの妥当性が検証されているというのは面白いですよね。

また、物事が繰り返される確率については、実際には出来事の内容や条件によって大きく異なります。必ずしも「二度あれば必ず三度目もある」とは限らないわけですが、それでもこのことわざが長く使われ続けているのは、人々の実感として「繰り返されることが多い」という経験があるからなんでしょうね。

「使い方」がわかる「例文」3選

「使い方」がわかる「例文」3選

ここからは、実際にどんな場面で「二度あることは三度ある」を使えるのか、具体的な例文を見ていきましょう。日常生活やビジネスシーンなど、さまざまな状況での使い方がわかりますよ。

1:「今週もう二回も寝坊してしまった。二度あることは三度あるというから、明日は目覚ましを三つかけておこう」

これは、自分自身の失敗を繰り返さないように警戒する場面での使い方ですね。

寝坊という同じミスを二回してしまったことで、「このままでは三回目もやってしまいそうだ」という危機感を持っているわけです。このように、過去の失敗パターンから学んで、次の対策を立てるときに使うことができるんですね。

自分への戒めとして使う場合、このことわざは前向きな行動変容を促す効果があるんですよ。単に「またやってしまうかも」と不安になるだけでなく、「だからこそ対策をしよう」という意識につながりますよね。私たちの日常生活でも、こんな風に使える場面は結構多いのではないでしょうか。

2:「彼はこれで二度も約束を破った。二度あることは三度あるというし、もう信用できないかもしれない」

これは、他人の行動パターンについて言及する場面での使い方ですね。

同じ人が同じような失敗や裏切りを繰り返した場合、「また同じことが起こるだろう」と予測して警戒する意味で使われています。信頼関係に関わるような重要な場面で、このことわざが使われることもあるんですね。

このような使い方は、単なる予測というよりも、「パターンが形成されている」という認識を表しているんです。一度や二度なら偶然かもしれませんが、二度続けば「その人の癖や傾向」として捉えられるようになりますよね。だからこそ、三度目も起こりやすいと考えるわけです。

ただし、人に対して使う場合は、相手を決めつけてしまうような使い方にならないよう、少し配慮が必要かもしれませんね。

3:「このお店で当たりくじを二回も引いた。二度あることは三度あるって言うし、また来てみようかな」

こちらは、良いことが続いた場合のポジティブな使い方の例ですね。

先ほども少し触れましたが、「二度あることは三度ある」は必ずしもネガティブな場面だけで使うわけではないんです。幸運なことや嬉しいことが二度続いたときに、「きっと三度目もうまくいくだろう」という期待を込めて使うこともできるんですよ。

勝負事で二連勝したときや、良い結果が続いたときなどに「この調子で三度目も」という気持ちで使えるわけですね。ただ、一般的にはこのポジティブな使い方は副次的なもので、やはり警告の意味で使われることの方が多いかもしれません。

それでも、こんな風に前向きな文脈で使えるということを知っておくと、ことわざの使い方の幅が広がりますよね。状況に応じて柔軟に使い分けられると素敵だと思いませんか?

似た意味の「ことわざ」は?「類語」「言い換え」表現

「二度あることは三度ある」と似たような意味を持つことわざや表現は、他にもいくつかあるんです。それぞれ微妙にニュアンスが違うので、使い分けられるようになると表現力が豊かになりますよ。

一度ならず二度までも

「一度ならず二度までも」は、本来起きてはいけないことが二度も起きてしまったという意味の表現なんですね。

このことわざは、「二度あることは三度ある」と似ていますが、少しニュアンスが異なります。「一度ならず二度までも」の方は、「一度だけなら許せるかもしれないが、二度も繰り返すとは」という驚きや非難の気持ちが込められているんです。

たとえば、「一度ならず二度までも同じミスをするなんて、もっと注意深くならないと」といった使い方をします。こちらは三度目を予測するというよりも、二度目の時点での批判や反省に重点が置かれているんですね。

「二度あることは三度ある」が未来を見据えた警告であるのに対して、「一度ならず二度までも」は現在の状況を嘆くニュアンスが強いという違いがあると言えるかもしれません。

同じ轍を踏む

「同じ轍(てつ)を踏む」は、以前と同じ失敗を繰り返すという意味のことわざですね。

「轍」というのは、車輪が通った後にできる溝のことなんです。つまり、前の人と同じ失敗の道をたどってしまうという意味が込められているんですよ。このことわざは、特に過去の失敗例があるのに、それを学ばずに同じ過ちを犯してしまう場合に使われます。

「二度あることは三度ある」との違いは、こちらは必ずしも本人が二度繰り返した場合だけでなく、他人の失敗例を参考にできたはずなのに同じ失敗をしてしまった場合にも使えるという点ですね。たとえば、「先輩と同じ轍を踏まないように気を付けよう」といった使い方ができます。

両方とも「失敗の繰り返し」に関することわざですが、「同じ轍を踏む」の方がより広い文脈で使えると言えるかもしれませんね。

柳の下に何時も泥鰌は居ない

「柳の下に何時も泥鰌(どじょう)は居ない」は、実は「二度あることは三度ある」とは逆の意味を持つことわざなんですよ。

このことわざの意味は、偶然の幸運は繰り返されないというものなんですね。昔、柳の木の下でたまたまドジョウを見つけた人が、「次もここに来れば見つかるだろう」と期待して何度も来たけれど、二度と見つからなかったという話から来ているんです。

つまり、一度や二度うまくいったからといって、同じ方法で何度も成功するとは限らないよ、という教訓ですね。特に、偶然や運に頼った成功に対して使われることが多いんです。

「二度あることは三度ある」が「同じことが繰り返される」と考えるのに対して、「柳の下に何時も泥鰌は居ない」は「同じことは繰り返されない」と考える点で対照的なんですね。実際には、どちらの視点も状況によって当てはまることがあるので、場面に応じて使い分けることが大切かもしれません。

習慣は第二の天性なり

「習慣は第二の天性なり」は、繰り返し行うことが、その人の本質的な性質になるという意味のことわざですね。

このことわざは、良くも悪くも、同じ行動を繰り返すことでそれが当たり前になってしまうという意味を持っています。「二度あることは三度ある」と共通するのは、「繰り返しのパターン」に注目している点なんですね。

ただし、「習慣は第二の天性なり」の方は、より長期的な視点で、行動パターンが固定化されていくプロセスに焦点を当てているんです。二度や三度というよりも、何度も何度も繰り返すことで習慣化し、最終的にはその人の性格の一部のようになってしまうという意味合いが強いんですよ。

両方とも「繰り返し」をテーマにしていますが、時間軸や強調点が少し違うということですね。

「対義語」は?

次に、「二度あることは三度ある」と反対の意味を持つことわざや表現を見ていきましょう。対義語を知ることで、より深くこのことわざの意味が理解できるようになりますよ。

三度目の正直

「三度目の正直」は、二度失敗しても三度目には期待通りの結果が出るという意味のことわざなんですね。

これは「二度あることは三度ある」とは正反対の考え方だということがわかりますよね。「二度あることは三度ある」が「二度続いたことは三度目も同じように繰り返される」と考えるのに対して、「三度目の正直」は「二度失敗が続いても、三度目こそはうまくいく」と前向きに捉えるんです。

「三度目の正直」は、ポジティブな期待を込めて使われることが一般的ですね。たとえば、試験に二度落ちた人が「三度目の正直で頑張ろう」と言ったり、三度目の挑戦に臨む人を励ますときに「三度目の正直だよ」と声をかけたりします。

面白いことに、同じ「三度目」という言葉を使っていながら、全く逆のメッセージを伝えることわざになっているんですよね。状況や心持ちによって、どちらの視点を取るかが変わってくるのかもしれません。

石橋を叩いて渡る

「石橋を叩いて渡る」は、用心深く慎重に物事を進めるという意味のことわざですね。

このことわざは、一見すると「二度あることは三度ある」とは直接的な対義関係にないように思えるかもしれません。でも実は、考え方の姿勢という点で対照的なんですよ。

「二度あることは三度ある」は、「過去のパターンは繰り返される」という経験則に基づいた予測ですよね。一方、「石橋を叩いて渡る」は、過去の経験がどうであれ、毎回慎重に確認するという姿勢を表しているんです。

つまり、「二度あることは三度ある」が「パターン重視」であるのに対して、「石橋を叩いて渡る」は「毎回新鮮な気持ちで慎重に」という「個別対応重視」の考え方なんですね。繰り返しのパターンを信じるか、それとも毎回丁寧に確認するか、という対比と言えるかもしれません。

捨てる神あれば拾う神あり

「捨てる神あれば拾う神あり」は、不運があっても必ず救いの手があるという意味のことわざですね。

このことわざも、「二度あることは三度ある」とは視点が異なるんです。「二度あることは三度ある」が「悪いことは繰り返される」という警告であるのに対して、「捨てる神あれば拾う神あり」は「たとえ悪いことがあっても、次は良いことが待っている」という希望を表しているんですよ。

つまり、パターンの継続性を信じるか、変化や逆転を信じるかという違いがあるわけですね。同じ状況が続くと考えるのか、それとも状況は変わると考えるのか、という基本的な人生観の違いが表れているとも言えます。

どちらの視点も、時と場合によって役立つものですよね。悲観的になりすぎず、かといって楽観的になりすぎず、バランスよく物事を見ることが大切なのかもしれませんね。

「英語」で言うと?

最後に、「二度あることは三度ある」を英語でどう表現するのか見ていきましょう。英語圏にも似たような考え方があるんですよ。

Things always come in threes(物事は常に三つ組でやってくる)

英語で「二度あることは三度ある」に最も近い表現が、"Things always come in threes"なんですね。

直訳すると「物事は常に三つ組でやってくる」という意味になります。これは、良いことも悪いことも、一度起きたら三回続けて起こる傾向があるという考え方を表しているんですよ。日本のことわざとほぼ同じ意味合いですよね。

英語圏でも、特に不幸や不運が三回続くという迷信的な考え方が広く知られているんです。たとえば、有名人の訃報が立て続けに三人続くといったことが話題になったりします。

使い方としては、"Bad things always come in threes, so be careful."(悪いことは三つ続くから気を付けて)といった感じで、日本語と同じように警告の意味で使われることが多いんですね。

Lightning never strikes twice in the same place(雷は同じ場所に二度落ちない)

興味深いことに、英語には"Lightning never strikes twice in the same place"という、むしろ逆の意味のことわざもあるんですよ。

直訳すると「雷は同じ場所に二度落ちない」という意味で、同じ不運が同じ人や場所に繰り返し起こることはまれであるという考え方を表しているんですね。これは日本の「柳の下に何時も泥鰌は居ない」に近い発想かもしれません。

ただし、実際には雷は同じ場所に何度も落ちることがあるという科学的事実から、このことわざは必ずしも正確ではないとも言われているんです。それでも、「同じ悪いことが繰り返される可能性は低い」という希望的な意味で使われることがあるんですよ。

このように、英語圏でも「繰り返しは起こる派」と「繰り返しは起こらない派」の両方の考え方があるというのは面白いですよね。

Once bitten, twice shy(一度噛まれたら、二度目は用心深くなる)

もう一つ、関連する英語表現として"Once bitten, twice shy"というものもあるんです。

直訳すると「一度噛まれたら、二度目は用心深くなる」という意味で、一度痛い目に遭ったら、次は慎重になるという教訓を表しているんですね。これは「二度あることは三度ある」から学ぶべき教訓、つまり「同じ失敗を繰り返さないように警戒しよう」という部分と通じるものがあります。

たとえば、投資で失敗した人が次の投資には慎重になる、といった状況で使えるんですよ。"He was once bitten, twice shy when it came to investing."(彼は投資に関しては一度失敗したので、とても慎重になった)という感じですね。

このことわざは、繰り返しそのものよりも、繰り返しを防ぐための学習効果に焦点を当てているという点で、少しニュアンスが異なるかもしれませんね。でも、過去の経験から学ぶという意味では、「二度あることは三度ある」の精神とつながっていると言えるでしょう。

まとめ

さて、ここまで「二度あることは三度ある」について、さまざまな角度から見てきましたね。最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。

このことわざは、二度続けて同じことが起きたら、三度目も繰り返される可能性が高いという警告の意味を持っているんでしたよね。江戸時代から使われてきた歴史あることわざで、私たちの日常生活の中でも頻繁に使われる表現なんです。

主に失敗やトラブルが続いたときに「三度目も気を付けよう」という戒めとして使われることが多いですが、良いことが続いたときにも「次もうまくいくかも」というポジティブな意味で使えることも覚えておくと良いですよね。

類語としては「一度ならず二度までも」や「同じ轍を踏む」、対義語としては「三度目の正直」などがありました。それぞれ微妙にニュアンスが異なるので、状況に応じて使い分けられると表現力が豊かになりますよ。

英語では"Things always come in threes"という表現が最も近く、英語圏でも同じような考え方があることがわかりましたね。

このことわざを正しく理解して使うことで、自分への戒めとして活かしたり、他の人に適切なアドバイスをしたりできるようになります。「二度あることは三度ある」という言葉を意識することで、同じ失敗を繰り返さないように注意深くなれるかもしれませんね。

皆さんも、日常生活の中でこのことわざを使う機会があったら、ぜひ今日学んだことを思い出してみてください。きっと、より適切な場面で、より正確な意味で使えるようになっているはずですよ。言葉の力を上手に使って、充実した毎日を過ごしていきましょうね。