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「類は友を呼ぶ」の意味や由来とは?例文でわかりやすく解説!

「類は友を呼ぶ」の意味や由来とは?例文でわかりやすく解説!

「類は友を呼ぶ」って、誰もが一度は聞いたことがあることわざですよね。でも、いざ「どういう意味?」と聞かれると、なんとなくわかるようで正確には説明しづらいかもしれませんね。

似た者同士が集まるという意味なのはわかるけど、どんな場面で使えばいいのか、どんな由来があるのか、気になりますよね。

この記事では、「類は友を呼ぶ」の正確な意味や由来、実際に使える例文、さらには類語や対義語、英語表現まで網羅的にご紹介していきますね。記事を読み終える頃には、自信を持って使えるようになっているはずですよ。

「類は友を呼ぶ」を理解するための基礎知識

「類は友を呼ぶ」を理解するための基礎知識

まずは、このことわざの基本的な情報からしっかり押さえていきましょうね。読み方から意味、そして由来まで、順番に見ていきますよ。

読み方

「類は友を呼ぶ」は、「るいはともをよぶ」と読みますね。

特に難しい読み方ではありませんが、会話の中では「類友(るいとも)」と略して使われることも増えているんですね。若い世代の方々を中心に、「あの二人、類友だよね」といった使い方をすることもありますよ。

意味

「類は友を呼ぶ」とは、似た者同士は自然と集まりやすいという意味のことわざなんですね。

性格や趣味、価値観などが似ている人たちは、無意識のうちに引き寄せ合い、グループや友人関係を築きやすい傾向があるんです。これって、皆さんも実感したことがあるのではないでしょうか。

このことわざは良い意味でも悪い意味でも使われるんですね。前向きで明るい人たちが集まる場合にも使いますし、逆にネガティブな人たちが集まってしまう場合にも当てはまりますよ。中立的な表現だということを覚えておくといいかもしれませんね。

語源と由来

「類は友を呼ぶ」の由来は、実は古代中国の書物『易経』にあるとされているんですね。

『易経』は占いや哲学の書物として知られていて、その中に「同じ声は相応じ、同じ気は相求む」という言葉があるんです。これが「類は友を呼ぶ」の元になったと言われていますよ。

つまり、同じような性質を持つものは自然と響き合い、引き寄せ合うという考え方が、何千年も前からあったということなんですね。古代の人々も、人間関係のこの不思議な法則に気づいていたのかもしれませんね。

日本には中国から伝わり、長い年月をかけて定着してきたことわざなんです。現代でも多くの人に使われているということは、それだけ普遍的な真理を含んでいるということかもしれませんね。

心理学の世界では、これを「類似性の法則」と呼んでいるんです。人間は自分と共通点の多い相手に親近感を抱きやすく、信頼関係を築きやすい傾向があるんですね。科学的にも裏付けられている現象だと言えますよ。

「使い方」がわかる「例文」3選

「使い方」がわかる「例文」3選

ここからは、実際にどんな場面で使えるのか、具体的な例文を見ていきましょうね。日常生活やビジネスシーンなど、さまざまな状況での使い方をご紹介しますよ。

1:「新しいクラスでも、やっぱり本好きな子たちと仲良くなったよ。類は友を呼ぶだね」

これは学校生活でよくある場面ですよね。クラス替えや進学で新しい環境になったとき、自然と趣味や興味が似ている人たちと友達になることってありませんか。

読書が好きな人は、同じく本好きな人と話が合いやすいものですよね。共通の話題があると会話も弾みますし、価値観も近いことが多いんです。このように、自分と似た特性を持つ人と自然に仲良くなる現象を表現するのにぴったりな使い方ですね。

この例文では、ポジティブな意味で使われていますよね。自分の好きなことを共有できる友達ができたという嬉しい気持ちが伝わってきますね。

2:「あの部署はいつも愚痴ばかり言っている人たちが集まっているね。まさに類は友を呼ぶだよ」

こちらは職場での例文ですね。ちょっとネガティブな使い方になっていますよね。

不満や愚痴を言うことが多い人たちは、同じような考え方の人たちと一緒にいることで、さらにネガティブな雰囲気が強まってしまうことがあるんです。このように、良くない傾向が似た者同士で強化されてしまう状況を指摘するときにも使えるんですね。

ビジネスシーンでは、チームの雰囲気づくりが大切だと言われますよね。ポジティブな人たちが集まれば前向きなチームになりますし、逆もまた然りということかもしれませんね。

3:「SNSで趣味のアカウントを作ったら、同じ趣味の人たちとたくさん繋がれた。類友ってこういうことなんだね」

これは現代らしい使い方ですよね。SNSやオンラインコミュニティが普及した今、「類は友を呼ぶ」現象はより顕著になっているんですね。

インターネットを通じて、地理的な距離を越えて同じ興味関心を持つ人たちと繋がれるようになりましたよね。共通の趣味があれば、会ったことがない人とも親近感を持てるものですよね。

この例文では「類友」という略語が使われていますね。最近では、若者を中心にこの短縮形も広まっているんですよ。カジュアルな会話やSNSでの投稿などで、気軽に使えるのが特徴ですね。

似た意味の「ことわざ」は?「類語」「言い換え」表現

「類は友を呼ぶ」と似た意味を持つことわざや慣用句は他にもあるんですね。ニュアンスの違いを理解すると、より適切に使い分けられるようになりますよ。

同類相求(どうるいそうきゅう)

「同類相求」は、同じ種類のものは互いに求め合うという意味なんですね。

これは「類は友を呼ぶ」とほぼ同じ意味を持つことわざですよ。ただ、「同類相求」の方がやや格式ばった表現で、文章や改まった場面で使われることが多いかもしれませんね。

「類は友を呼ぶ」が日常会話でも使いやすいのに対して、「同類相求」はビジネス文書や論文などで見かけることが多いんです。意味は同じでも、使う場面によって選ぶといいですね。

牛は牛連れ、馬は馬連れ

こちらは牛は牛と、馬は馬と一緒にいるという意味から、同じ種類の者同士が集まることを表現しているんですね。

動物を使った比喩的な表現で、とても分かりやすいですよね。「類は友を呼ぶ」よりも、より具体的なイメージが湧きやすいかもしれませんね。

ただ、この表現は少し古風な印象を与えることもあるんです。地方によってはよく使われているところもあるようですが、都市部では「類は友を呼ぶ」の方が一般的かもしれませんね。

蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)

「蛇の道は蛇」は、その道の専門家や同じ世界の人間は、同類のことをよく知っているという意味なんですね。

「類は友を呼ぶ」が似た者同士が集まる現象を表すのに対して、「蛇の道は蛇」は同類だからこそ互いのことを理解できるという点に重点が置かれているんです。微妙にニュアンスが違いますよね。

例えば、「悪いことをしている人は、同じような人を見抜ける」といった場面で使われることが多いですね。やや否定的な文脈で使われることが多いのも特徴かもしれませんね。

同じ穴の狢(おなじあなのむじな)

「同じ穴の狢」は、一見別々に見えても、実は同類であることを意味することわざなんですね。

特に、悪事を働いている者同士が実は仲間だったという場面で使われることが多いんです。「類は友を呼ぶ」が中立的な表現なのに対して、「同じ穴の狢」はネガティブな意味合いで使われることがほとんどですね。

「あの二人、別々に行動しているように見えるけど、同じ穴の狢だよ」といった使い方をするんです。批判的なニュアンスを含む表現だということを覚えておくといいかもしれませんね。

「対義語」は?

では、「類は友を呼ぶ」と反対の意味を持つことわざはどんなものがあるのでしょうか。これを知ることで、より深く理解できるようになりますよ。

反対の性格が引き合う

これは英語の「Opposites attract」を日本語にした表現なんですね。正反対の性格や特徴を持つ者同士が惹かれ合うという意味なんです。

「類は友を呼ぶ」が似た者同士が集まると言うのに対して、こちらは真逆の考え方ですよね。実際の人間関係では、どちらの現象も起こり得るんですよね。

例えば、おとなしい人と活発な人が仲良くなったり、几帳面な人とおおらかな人がカップルになったり。正反対だからこそ、お互いに補い合える関係になることもあるんですね。

水と油

「水と油」は、混ざり合わない、相性が悪いものの例えとして使われる表現ですね。

これは「類は友を呼ぶ」の対義語というよりも、むしろその逆の現象、つまり似ていないから集まらない、一緒にいられないという状況を表しているんです。

「あの二人は水と油だから、同じプロジェクトには入れない方がいい」といった使い方をしますよね。性格や考え方が合わない人同士の関係を表現するのに便利な言葉ですね。

両極端

「両極端」は、二つのものが正反対であることを示す言葉なんですね。

「類は友を呼ぶ」では似た者同士の集まりを表現しますが、「両極端」では全く異なる性質や立場の人たちが存在することを表すんです。

「このチームには両極端な意見を持つ人がいて、議論が活発になる」といった使い方ができますね。多様性があることをポジティブに捉える表現としても使えるんですよ。

「英語」で言うと?

「類は友を呼ぶ」を英語で表現すると、どんな言い方があるのでしょうか。国際的な場面でも使えるように、いくつかご紹介しますね。

Birds of a feather flock together(同じ羽の鳥は群れる)

これが「類は友を呼ぶ」に最も近い英語のことわざなんですね。

同じ羽を持つ鳥たちは一緒に群れるという意味から、似た者同士が集まることを表現しているんです。日本のことわざと同じように、鳥を例えに使っているのが面白いですよね。

実際、自然界でも同じ種類の鳥たちが群れを作って飛んでいる光景を見かけますよね。この自然な現象を人間関係に当てはめているところが、洋の東西を問わず共通しているんですね。

ネイティブスピーカーもよく使う表現なので、英会話で使ってみると「ちゃんと英語のことわざを知っているんだな」と思ってもらえるかもしれませんね。

Like attracts like(似たものは似たものを引き寄せる)

こちらはシンプルに「似たものは似たものを引き寄せる」という意味の表現ですね。

「Birds of a feather flock together」よりも直接的で、分かりやすい表現かもしれませんね。ビジネスシーンや学術的な文章でも使いやすいんです。

この表現は心理学や社会学の分野でもよく使われているんですよ。「類似性の法則」を説明する際に、この英語表現が引用されることも多いんですね。

Great minds think alike(偉大な心は同じように考える)

これは少しニュアンスが違うんですが、優れた人たちは同じような考えに至るという意味の表現なんですね。

「類は友を呼ぶ」とは少し違って、これは特に良い意味で使われることが多いんです。同じアイデアを思いついたときに、「Great minds think alike!(さすが、考えることは同じだね!)」と言ったりしますよ。

軽い冗談として使われることも多く、友人同士の会話で「また同じこと考えてた!」というときに使うと、場が和むかもしれませんね。

まとめ

「類は友を呼ぶ」について、意味から由来、使い方まで詳しく見てきましたね。

このことわざは、似た者同士が自然と集まりやすいという人間関係の普遍的な法則を表現しているんですね。古代中国の『易経』に由来し、心理学的にも「類似性の法則」として認められている現象なんです。

大切なのは、このことわざが良い意味でも悪い意味でも使えるという点ですよね。前向きな人たちが集まる場合も、ネガティブな人たちが集まる場合も、どちらも「類は友を呼ぶ」で表現できるんです。

また、現代ではSNSやオンラインコミュニティの普及により、この現象がより顕著になっているとも言えますね。地理的な距離を越えて、似た興味や価値観を持つ人たちと繋がれるようになったんです。

このことわざを理解することで、自分の周りにどんな人たちが集まっているかを客観的に見ることができますよね。もし前向きな人間関係を築きたいなら、まず自分自身がポジティブな姿勢でいることが大切かもしれませんね。

日常会話でもビジネスシーンでも使える便利な表現ですので、ぜひ積極的に使ってみてくださいね。きっと、あなたの言葉がより豊かになるはずですよ。