生命保険と聞けば、保険料が月々いくらでと頭を悩まさることが多いと思います。
どうせなら、もうこの保険で変えることがないので、一気にお支払したいと思っても、生命保険で一気に支払えることなんで勧められたこともないし、できないんじゃない？と思ってるあなた。
実はそうではりません。
生命保険においても、一括でお支払うことができる保険があるのです。
その保険は、シニア層に大変人気があり、あなたにも理解することによって祖父母から感謝されますよ。
生命保険の貯蓄型の一括払いとは？
生命保険の貯蓄型において、一括払いができます。
一括払いと言っても2種類あり、全期前納払いと一時払いに分かれます。
どちらにしてもどう見ても一括払いとは関係なさそうですが、生命保険における一括払いはどんな商品でもそうですが、一般的には一時払いのことを指します。
それではどんなお支払い方法なのか順番に見ていきましょう。
全期前納払い
全期前納払いは、いったん全期間のお支払料金を保険に預け、そこから月々引かれるお支払い方法です。
全部保険会社にお金を預けてるから全部支払ってるじゃんと思うかもしれませんが、そうではありません。
このお支払のメリットとしては、毎年個人年金保険の控除が受けられます。
金額は、生命保険控除料と同額なので、毎年節税対策にはうってつけのお支払い方法です。
一時払い
一時払いは、あなたもイメージしている保険料の全額をその月に収めてしまうお支払い方法です。
若い方にはあまり馴染みがありませんが、シニア層になると、保険料を一括で納め、予後をその保険金で賄う方法が主流になりつつあります。
よく、シニア層で保険一括で支払って加入したのとよく聞きます。
そのメリットについて順番に見ていきましょう。
一括払いができる2種類の保険たち
一時払い終身保険
まずは、終身保険です。
保障が解約するまで一生涯続く便利な保険ですが、一括でのお支払も可能です。
終身保険ときくと、どうしても月々のお支払のイメージが強いですが、そういうわけではありません。
がどうしても、余計な特約がつきやすいので、シンプルに一括で支払いたいとなると次に紹介する個人年金保険のほうがオススメだったりします。
一時払い個人年金保険
個人年金保険は、予め一定金額を収めると、年金がもらえる年代になると、お金が戻ってくるこれ以上にないシンプルな保険です。
余計な特約もついておらず、シニア層ではこの保険を一括で支払い予後を過ごす方も多い世の中になりつつあります。
破綻しない限り、元本割れも起こしにくいので、退職金の運用なんかにもオススメです。
5年以上で元が取れるので、善は急げです。
貯蓄型の生命保険を一括払いにする3つのメリット
保険料が安くなる
まずは、保険料が安くなります。
月々お支払している保険は実はローン返済のような仕組みで、利息がついてしまい、余計にお支払いをしています。
しかし、一時払いにすると、300万円の保険の商品なら300万円支払うとあとにはもう何もかかりません。
保障があなたのもとに残り、期限がくると、あなたのもとにお金が戻ってきます。
それも大金が。
4~5年で戻ってくる金額が100%を超える
次は運営についてですが、一時払いにすると、4～5年で軽く元が取れると言われています。
そして運用期間が少しでも長いと、多くのお金があなたのもとにやってきます。
このお金なら予後もあまり心配がないという思いから次のメリットにつながります。
シニア層で大人気
シニア層は、もうすぐ年金でという方も多いのですが、昨今の年金事情は誰が見ても良くはありません。
人によっては、国は信用できないからせめて保険をという思いのほうが強いのも事実です。
そして、一時払いの個人年金保険がシニア層に大人気なのです。
ただ心配なのは、シニア層は、インターネットが苦手な人もいるので、デメリットに気が付かずあの人が入ったからじゃあ私もという人が多いのも事実。
そんなときにはインターネット収集ができるあなたの出番です。
きちんとデメリットを説明した上で納得した上で加入させてあげましょう。
そうしないと、気がつたときには、元本割れということも十分に有り得る話です。
どんなデメリットがあるのでしょうか？
貯蓄型の生命保険を一括払いにするデメリット2つ
一括といっても一度に出ていくお金がすごい
やはり、一括なので出て行くお金が半端ないことです。
商品によっては、300万なんてザラな世界かもしれません。
特に、退職後は退職金があるので、そのお金で運用する人もいますが、やはりここはお財布と家族の相談が必要かと思われます。
契約した保険会社が破綻すると70%程度しか戻ってこない
そして一番怖いデメリットが支払ったお金分の全額戻ってこない元本割れです。
大手保険会社でもある日本生命や第一生命では信頼度も高く、今のところは破綻も限りなく少ない会社でもありますが、どこぞ名前の知らない保険会社に加入してしまうと、破綻する可能性も上がってきます。
そうなると、せっかく一括で納めてもその70%分しかお金の保障がないので、かなりの大損することになります。
もし、あなたの祖父や祖母が一括で保険に加入したいと相談があったときには必ずこのデメリットを説明してあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は生命保険の貯蓄型の一括払いについて取り上げてきました。
特にシンプルな個人年金は、余計な保障もなくシンプルなので、シニア層には大人気の商品になります。
もちろんメリットばかりではなくデメリットもあなたが説明すると安心されるかもしれませんね。
なんとしても元本割れを避け、予後も充実な人生になることを心をよりお祈りしております。
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