充当保険料とは?充当金が返金される4つのケース

気に入る生命保険があれば、いよいよ契約となります。生命保険の契約と言うと、健康診断の結果を伝えたり、自分の今の健康状態を申告したりで終わりと思われがちですが、実は違います。

保険の契約までには1連の流れがあり、健康診断の結果を伝えたからといって必ず契約されるわけではありません。実は保険を契約するときに、お金を支払う必要があります。そのお金のことを専門用語で充当保険料といいます。正確には第一回充当保険料です。今回はこの充当保険料について詳しく説明していきます。

充当保険料なんて聞いたことがない人がほとんどです。それもそのはず、充当保険料は、保険の業界に携わっていないとお目にかかれません。

充当保険料とは、契約者が保険を契約するときに払うお金のことです。契約するのに、お金がいるなんて驚きですよね。詳しい流れは後述します。

充当保険料を例えるなら、商品の購入を決めていても、お店には在庫がないときに、先に商品の一部だけを支払って帰ることにありませんでしたか?その感覚に非常に近いです。必ず買う約束の名目で、先に代金の一部をお支払いするやり方ですね。

保険でも、同じ名目で先に保険料を納めます。もし、契約できるならそのまま保険料になります。万が一保険の契約が成立しなかったら、口座に返金されます。

充当金が返金される4つのケース

実際、保険の契約が成立しない場合もあります。一体どんなときに成立しないのでしょうか。保険の契約が成立しない場合、ハガキで結果が届きます。

①現在の健康状態がおもわしくない

1つ目は、持病があり保険会社が定める健康状態が思わしくない場合です。

保険は、まだまだ健康な人が万が一のときに備える考え方だからです。健康な人がどうしても優先されます。

持病があると、通常の保険よりかは保険料が高い引受基準緩和型への加入か、一定期間の持病に関する部位不担保に分かれます。

②身体のリスク

2つ目は、身体のリスクです。主に見た目になります。一定の条件になると、保険の契約を断られるかもしれません。

肥満である

まずは、肥満です。保険会社の考え方として、肥満は様々な病気のリスクの予備軍と考えます。医者に肥満と指摘された方は注意しましょう。

特に、肥満からは糖尿病といった成人病のリスクが高い位置にあります。保険飲み直しが違い人は、真っ先に体質改善を行っていただきたいです。

妊娠している

次に、女性の妊娠です。妊娠のどこがリスクなのと思われるかも知れません。しかし、保険会社として妊娠の考え方は、すぐに帝王切開の手術等が必要になってくるです。となると、保険会社としてはすぐに保険金を支払わなければいけませんよね。

妊娠してからの加入は、部位不担保での契約が多く、手術になっても費用が負担されないのです。そうなる前に、保険の加入は済ませておいたほうが通常の保険でもスムーズにかにゅうできます。

③職業のリスク

3つ目は、職業としてのリスクです。職業で保険に断れることなんて我々からしたら驚きを隠せませんよね。持病の人と公平性を保つためにといった理由ではわかりますが、職業で断るなんてなにを考えてるんだとお怒りの人も多いでしょう。

保険会社の考え方は、何度も申し上げている通り健康の人が万が一のときに備えるものです。しかし、職業柄常に死と隣り合わせで仕事をしている人もいますよね。保険会社としては、できるだけ多くの人に備えて欲しい気持ちもありますが、公平性を保つためにはやはりすぐに保険金を出さないといけない人は残念ながらハンデをつけざるを得ません。

職業としても、高所で仕事をしている方、海で仕事をされている方、格闘選手、競輪選手を含めケガのリスクが多いところも断られるリスクが多いといえます。

④モラルリスク

最後は、モラルです。モラルにも色々意味がありますが、ここでのモラルは、保険を不正利用しないということです。保険は大きなお金が一度に動くので、中には悪知恵を働かせ不正受給をしている人もいます。

不正受給をされている分、きちんと保険料を払い真面目に必要な人達までにお金がまわりません。よって、あまりモラルのない人も保険の契約としては断れるリスクが高いのです。

知っておこう!充当保険料の役割

充当保険料は、契約が成立しない場合、返金することと保険が契約が成立しない理由を知りました。次は、充当保険料の役割を成立するまでの流れと一緒に理解していきましょう。

保険の契約が成立するまでの流れ

保険の契約が成立するまでの流れを紹介していきます。

まずは、ご自身に合った保険を探します。探し方は、ネットで情報収集したり、保険の無料相談を数回利用して見つけていくのです。

次に、保険が見つかったら、同じく保険の無料相談で契約をします。契約と同時に、保険には健康状態の申告があるので、忘れずに行いましょう。申告したあとに、充当保険料を支払います。

審査の結果を待って、契約が成立なら充当保険料は1回目の保険料お支払いとして処理をされます。契約が成立しなかったら充当保険料はご自身の口座に戻ってきます。

プラスアルファで充当保険料の種類を理解しておこう

充当保険料は、契約が成立した場合第1回目の保険料のお支払いにあてられるものでした。一般的には、月額の金額が多いのでこの言葉でも1ヶ月分理解されがちですが、他にも種類があります。

一時払い充当保険料

一時払い充当保険料は、保険期間分すべてお支払いする方法です。つまり、充当保険料が第1回目の保険料になるので、一括で全期間分の契約時に支払ったことになります。

一時払い充当保険料では、2回目以降の保険料は発生せず、いきなり保障だけががっちりゲットできます。退職金で余裕のある方にはおすすめの方法です。保険の総支払額は、クレジットカードと同じで分割にすればするほど高くなります。

なぜ充当保険料を支払う必要があるのか?

疑問が思い浮かび上がってきますよね?お支払いが発生するなら、契約後告知審査が通ってから1回目をお支払いをしてもいいのではと思う方も多いかもしれません。

不要なキャンセルを防ぐため

目的は、不要なキャンセルを防ぐためです。保険は結構高い買い物の部類になります。保険料お支払いの期間が長いからです。せっかく契約までいって審査もOKなのに断られたら、会社としてはたまったものではありませんよね。なので、不要なキャンセルを防ぐためにも充当保険料です。

例えばパソコンを買うために家電ショップへいって、自分が欲しい色ときにも同じ方法を使います。口約束だけでは信頼できず、かといって紙で書くほどでもない場合、一時金を先に支払う方法は最もキャンセルがしにくい方法なのです。

お金を支払った側もお金払ったしキャンセルはしないという思いが浮かびますし、家電ショップ側も指定した日に残りのお金も確実に支払ってもらえるのです。

充当保険料を支払ってから保険を解約する場合

ただ、充当保険料を支払ってからもキャンセルしたいと思うときもあります。ただでさえ高い買い物です。自身の保障と合っていないと思ったら一応キャンセルできる方法を紹介していきます。

8日以内にクーリングオフ制度を使う

保険にはクーリングオフ制度が適用されます。適用される場合は、保険会社の人と対面で申し込んだときです。最近ではネットや保険の代理店でも申し込みができますが、クーリングオフの対象外です。

クーリングオフの制度は、保険会社によって異なりますのでこの部分もきちんとチェックをしておきましょう。基本的には契約を交わしてクーリングオフの書面を交付されてから8日間となります。期間までにキャンセルする旨を出しましょう。

クーリングオフ制度が使えないなら即解約

保険の代理店やネットで保険を申し込んだ場合は、クーリングオフが使えないので、その場合は、解約しかありません。

まとめ

 

今回は、充当保険料について解説してきました。充当保険料は、保険の契約が成立すれば、そのまま第1回の保険料にあてられます。成立しなければご自身の口座に返金されます。

また、保険の契約が成立しない理由は主に4つです。

  • 健康状態が思わしくない(持病がある)
  • 体型(肥満や妊娠)
  • 高所で作業等危険リスクの職業
  • 不正利用が目的

保険は高い買い物です。不要なキャンセルがないようじっくり相談してからにしましょう。

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