自分に合う生命保険の診断方法とは?保険選びの真髄

自分に合う保険を言われても、なんとなくわかりません。出てきたとしても1円でも安くといった漠然とした内容ばかりです。なかなか自分では出てこなくても大丈夫です。

保険は、専門分野になるので、わからなくても問題ありません。今回は、漠然とした保険の選び方から少しできる自分に合った生命保険の診断方法を伝授します。ポイントを抑えて理解しておくと、もっと保険が身近になり、見直すときにも自分にあった保障を正確に選べるようになります。もちろん保険を見直すときにも非常に役に立ちます。

まず、考えていただきたいのが自分に合う診断方法です。よく、ネットでも性別と生年月日、簡単な質問事項の答えを入力するだけであなたに必要な保険はこれですといった結果が見れます。

しかし、結果を鵜呑みにすると最終的にいらない保障がついていたり保険料が余分に払う事態になったりします。そこで自分に合う生命保険の診断方法として3つのポイントを紹介していきます。

①ライフバランスが合っている

1つ目は、ライフバランスが合っていることです。ライフバランスとは、ご自身の置かれている状況と保険が合っていることを指しています。ますます???状態となります。つまり、ご自身が独身で医療保険で葬儀代に備えているなら、ライフバランスが合っているとなりますが、独身なのに生命保険で受取人を親にしておいてもライフバランスがいいとは言えません。

独身ならば、必要最低限な保障だけでいいのに、余計な保障をつけてしまってはお金を無駄に支払っていることになるのです。結婚しても必要最低限の保障だけ備えていると、ライフバランスがいいと言えるでしょう。

②保険料が生活費に圧迫していない

2つ目のポイントが、保険料が生活費に圧迫していないことです。保険といえど、お金で保障を買います。普段使っている生活費のうち半分が保険に持っていかれると大変なことになりますよね。家賃があれば家賃が支払えなくなったりすると、社会人としても品格を疑われます。

どれだけいい保障でもご自身の生活費を保険で圧迫してしまうのはよくありません。保険で好きなものが買えなくなったのも圧迫している証拠です。無理のない範囲内で保険を選ぶことも大切なことです。

③必要最低限の保障があり備えも万全

3つ目は、必要最低限の保障があり備えも万全です。

従来、保険の考え方としては、ご自身では足りない保障を保険でするものです。多くの方がどうしても不安な要素はすべて保険で備えようとしています。不安な要素ごとに保険に加入すれば、それこそ莫大な保険料がかかります。

したがって、保障は必要最低限にしておくことが最も重要です。

自分に合う生命保険の診断する前にご自身でできること

自分にあう保険を知る前にご自身でもできることを紹介していきます。この段階をしっかりしておくと、保険選びのときに迷わずに済みます。また、ご自身に合った保険料の範囲内で保障を選べます。

ご自身の状況について整理

まずは、ご自身の状況について整理していきましょう。結婚しているのか、独身なのかもメモをしておくことをおすすめします。保険は、結婚しているのか独身なのかによっても必要な保障が違ってくるからです。

月収

ご自身の月収をきちんと把握しておきましょう。月収は、保険料に直接影響してくる部分です。保険に加入することは、ご自身の月収の中から保障を買うことになります。最近では副業も認めている企業もあるので、副業をしている人は、その分も合算して出しましょう。

1ヶ月の出費を計算

月収の合算が終われば、出ていくお金の計算も忘れずに。家賃、光熱費、スマートフォン代…様々なお金が1ヶ月どれくらい出ていくのかもきちんと把握しておきましょう。というのも、出ていくお金にプラスされて保険料が追加になるからです。

追加される段階で、保険料が多く占めると生活ができなくなります。

貯蓄

多くの方が月収から出ていくお金の余った部分をいくらか貯蓄していると思います。保険料の追加で、せっかく貯蓄していたのにできなくなったというのでは、言語道断です。 貯蓄しているならその分は続けていけるような保険にすることも大切な選択です。

不安要素のあぶり出し

ご自身の状況整理が終わったら、不安要素を抜き出します。この段階で、ご自身が何に対して備えたいのかです。

独身

独身の方であれば、ほとんど病気に対してなので、医療保険で十分なのです。後ほど紹介しますが、医療保険でも貯蓄型(終身型)の医療保険になると、ご自身の葬儀代にも備えられるので、医療保険以外には基本いらないのです。

既婚者

既婚者であれば、お子さんがいれば医療保険の他にもお子さんのための学資保険や死亡保険として生命保険や収入保障保険が必要となってきます。

しかし、お子さんが社会に出ていくと、お子さんのためにお金を残しておく選択肢がなくなります。それでもお子さんにお金を残す親の気持ちというのもわかります。しかし、本来であればそこまでする必要は全くないのです。

もちろん、お子さんに事情があれば別です。障害があってどうしても働くことができないと言った場合には、生命保険も必要となってきます。

不安要素から見えてくる必要な保険を選択

では、具体的にどのような保険を選択すればいいのか説明致します。備えるものに違って保険は違ってきます。

病気や葬儀代に備える医療保険

病気や葬儀代に備えるのであれば、医療保険です。がんを含む病気全般の保障が得られます。また、保険のタイプによっては、葬儀代にも備えられるので、別途自分で貯蓄する必要がありません。

また、支払ったタイプによって保険料内で貯蓄もできるので一石二鳥です。

家族に残す生命保険か収入保障保険

既婚者で、小さなお子さんがいる場合には、家族に残す保険として死亡保障が必要になってきます。死亡保障は、具体的には2種類あります。生命保険と収入保障保険です。

生命保険

生命保険は、お金の残す必要がある人に残す死亡保険です。万が一のときには、一括でお金が入ります。若い世代が加入すると保険料が安くつきますが、高齢になってから加入すると保険料がかかるようになっています。

収入保障保険

収入保障保険は、生命保険と同じ死亡保障の保険です。違うところは、お支払い方法です。収入保障保険は、一括ではなく月々一定の額が支払われるかたちになります。給料のような感覚なので、計算がやりやすいと思います。

また保険料は、生命保険よりも安いです。しかし、保障は生命保険と同じ1000万クラスの保障にも十分備えられます。シングルの人や自営業をやっている人に人気です。

お子さんの進学のための学資保険

お子さんの進学に備えるなら、学資保険です。学資保険は0歳から6歳までの間しか加入期間がないので、早めの決断が必要です。一定期間になるとお金がもらえ、満期になる18歳を迎えると一括でお金が受取ることができます。

加入期間が過ぎてしまったら、同じような保険に養老保険といったものがあります。

住宅ローンに備える団体信用生命保険

住宅を購入するときにも保険?と思われそうですが、知っておいたほうがいいでしょう。

住宅を購入するときには、住宅ローンを利用して家を買うところまでは皆さんご存知かと思います。テレビでもアニメでも家のローンがまだ残ってるのにというフレーズでもお馴染みですよね。ではこの住宅ローンは、団体信用生命保険への加入が条件となっている場合がほとんどです。

団体信用生命保険

団体信用生命保険とは、住宅ローンに関する保険です。契約者が万が一のことがあれば、住宅ローンの返済を免除するといったものです。住宅の買い物も相当高額になるので、ある日突然住宅ローンが返済できなくなったというのでは、困りますよね。しかし、免除といったかたちにすることによって、残りのローンは銀行が支払ってくれるので問題はありません。

今後住宅を購入する予定のある人は、名前だけでも覚えておきましょう。団体信用生命保険です。

老後のための個人年金保険

老後には、個人年金保険が必要です。老後では年金があるから十分生活できるのでは?と思われていますが、人によって額も違うし人によっては十分生活できない可能性もあります。

しかし、個人年金保険では、60歳までに支払いが終わり、一定額設定した額がもらえます。ご自身の年金にプラスしてお金がもらえるので心配なら加入しておいて損はありません。

保障の期間を選択する

保険が決まれば、次は保障期間をどうするか決めましょう。保障期間は2種類。掛け捨てか貯蓄しかありません。生命保険や医療保険等保障期間の選択ができます。

掛け捨て(定期)

掛け捨ては、保障期間があらかじめ決まっているものです。例えば保障期間が15年なら、15年間は保障するけどそれ以降は保障はなしになります。掛け捨てを選ぶと保障期間が終われば保険に加入しない状態になるの?と思われるかもしれませんが、継続もできます。

継続をすると保険料は、確実に上がります。

貯蓄型(終身型)

貯蓄型は、保障期間は一生涯になります。つまり、ご自身が解約する意志を示さない限りは保障が続くという意味になります。保険料も変わることなく一定なので、明日から保険に加入していない状況にはなりません。

また貯蓄型は、保険を解約したときにお金が戻ってくる解約返戻金といったお金がもらえます。この解約返戻金が貯蓄に相当するのです。保険料は掛け捨てよりも高いですが、保険料を安く抑える方法もあります。

低解約返戻金型

保険料を収め終わるまで解約返戻金が少なく、終わってから解約すると戻ってくるお金が大きくなることが特徴です。通常貯蓄型の保険料は20代でも1万円を超えることが多いのですが、低解約返戻金型にすると1万円を下回る保険で貯蓄型の保険にすることができます。

保険料が気になる方のための裏技です。気になる保険があれば、低解約返戻金型はありませんかと訪ねてみましょう。

生活費を圧迫しない保険料と提供している保険会社を選択

最後は、生活費を圧迫しない保険料を提供している保険会社を選択することです。この部分に関しては、保険の無料相談で候補の中から選びます。お一人でやると、時間もわかりますし、候補にあげるまでには至らないほど保険会社があるからです。

多くの人が、絶対安心できる大手の保険会社を選びがちです。日本生命や第一生命があげられます。確かに大手だとつぶれる心配はまずありません。といってもこのご時世何があるかわかりませんし、絶対安心である保険会社はありません。

じゃあ保険に加入するのにできないないじゃないのと言われるかもしれませんが、心配不要。安心な会社の見分け方をお教えします。

会社の運営はソルベンシー・マージン比率が500%以上あれば安心

会社の運営は、ソルベンシー・マージン比率が500%以上の会社を選びます。大手会社の日本生命はおよそ900%ほどあります。ソルベンシー・マージン比率は、保険の支払い能力に関するものなので、この値が高ければ高いほど今のところは安心と言えます。

逆にソルベンシー・マージン比率が200%を切る保険会社は、支払能力に不安があるので潰れる可能性がある保険会社といえます。余裕をもって500%以上です。

自分に合った生命保険を1分で知れるサイト

ここまでの手順をネットで完結できるサイトを紹介します。多くのサイトでは、生年月日、年齢、独身か否か、お子さんがいるかでおおよそ何の保険が必要なのかがすぐに分かります。サイトによっては、このあとに簡単なQ&Aに答える必要があるサイトもあります。前述通り、結果の鵜呑みは危険です。

ライフネット生命

まず、最初はネットですべて完結できるライフネット生命です。保険の簡単なシミュレーションで、必要な保障、月々の保険料等がわかるようになっています。

大手保険会社と違って、保険の加入もネットで行うために人件費がそれほどかかっておらず同じ保障の保険でも安い傾向があります。TVのCMでも頻繁に流れるようになったので知名度もこれからの保険といえます。

保険マンモス

続いては、保険マンモスです。保険の比較から相談契約まで行っている有名な大手のサイトです。相談するFPの質も高いことが有名で、しつこい勧誘についても対策をしています。保険代理店にもなりますが、おおよそのことがわかります。

メットライフ生命

3つ目は、メットライフ生命です。

会社の運営としても安心できる保険会社です。保険金の満足度も公式サイトの調査で96%と非常に高いことがわかります。シミュレーションから直接保険の加入ができます。

lify(ライフィ)

4つ目は、lifyです。

保険の比較サイトとして解説がわかりやすいことで有名なサイトです。こちらは、生年月日といった個人情報が不要で、Q&A形式で答えるだけとなっています。気軽にできるのも特徴で、自分の必要な保険が大体わかります。

かんぽ生命

5つ目は、かんぽ生命です。日本郵政グループが運営している保険サイトです。今で言う郵便局と同じグループで安心感が強いです。

必要なのは、おおよその年齢のみとなっており、質問に答えるだけでどのような保険が必要なのか教えてくれます。

まとめ

今回は、自分にあう生命保険の診断方法についてお伝えしてきました。今ではネットでも簡単に診断できますが、ある程度ご自身のことも知っておかなくては、的確な保険を選べません。

  • ライフバランスが合っている
  • 保険料が生活費に圧迫しない
  • 保障がある程度充実しており必要最低限になっている

上記3つのことは自分にあう生命保険として重要な項目です。どれもが欠けると自分には合わない保障がついてきます。更に保険を決める一連の流れについても理解しておきましょう。

  • ご自身の収入を把握
  • 1ヶ月の出費を把握
  • 貯蓄の額の把握
  • 必要な保険の選択
  • 保険の種類を選択
  • 保険会社の選択

1つの保険を選ぶまでこのステップを踏まないといけません。自分でできるところもあれば、できないところもあります。できないところは、サイトを利用したり、保険の無料相談を利用するとより具体的なところまで知れます。

サイトの診断の結果を鵜呑みにするのは危険ですが、参考程度にするなら非常に役に立つものとなります。

保険は高い買い物なので、いかに自分にあう保険を選ぶかによって生活にも影響を及ぼしてきます。サイトや無料相談もうまく活用していきましょう。

本当に自分に合う保険を知りたければ、これまで紹介してきたことを一つ一つこなす必要があります。まずは己を知らなければ自分にあった保険を選べません。保険商品の数も多いので、ほしい保障内容で1円でも安い保険料が多くあります。ご自身に合った保険見つかるといいですね。

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