生命保険と聞くと、難しいイメージからなかなか加入に至らない人もいるのではないでしょうか。説明を受けていても専門用語だけが飛び交い、結局自分にはなにが必要かわかりませんよね。今回は、あまり専門用語を使わずに保険についての選び方を紹介します。
一度色々言われたことは一旦リセットして、わかりやすい言葉で解説していきます。あの言われたことはこういうことだったの!?となると思います。
目次
生命保険どれがいいのかわからない人必見!保険の選び方4つのポイント
生命保険のことがわからない方は、保険の選び方として以下のポイントを意識すると自分に必要な保険が見えてきます。保険のことはわからないと泣き叫ぶ前に以下のことを整理しておきましょう。
①加入目的をはっきりする
まず1つ目は、何のために保険に加入するかです。保険は商品ごとによって備えられる保障が違ってきます。病気なら医療保険だし、万が一のときは死亡保険です。老後に備えたい場合は個人年金保険となっています。
保険は、高い買い物なので加入目的をはっきりしておかないと、あの保障もこの保障もとなってしまい、無駄なお金がかかってしまう直接的な要因になります。せっかく保険に加入したのに、あとで思い返すとこの保障はいらないとなってしまう原因にもなります。
加入目的をはっきりして自分に必要な保険を必要最低限選びましょう。
②自分の家族構成をはっきりする
2つ目は、自分の家族構成をはっきりすることです。保険は、家族構成によっても保険が変わってきます。
例えば一人暮らしと夫婦と子供1人の家庭では、必要な保障が違ってきます。自分の家族構成は、一番わかりやすいので、家族構成をメモしておきましょう。
一人暮らしなら、自分の葬儀代程度あれば十分ですし、お子さんがいれば教育費や万が一のあとの生活費があれば事足ります。
保険は、必要最低限の保障だけでいいので、家族構成をメモをしておくとどの程度心配事があるのかはっきりします。
③自分がどうしたいかはっきりする
3つ目は、自分がどうしたいかはっきりすることです。まず自分がどのようにしたいかはっきりしないと、どれだけ魅力的な商品があったとしても何の役にも立ちません。
自分は、医療に備えたいのか、老後の蓄えをしたいのか、それとも両方なのか、はたまたお子供のためにお金を残しておきたいのかはっきりさせておきましょう。
今の保険商品は、人の要望ごとに販売していてもおかしくないくらい商品の数がとにかく多いです。自分がまず何をしたいのかをはっきりさせてることも、商品を絞ることの秘訣となっています。
④どのような保障がほしいかはっきりする
4つ目は、どのような保障がほしいかはっきりすることです。3つ目のどうしたいかはっきりすることにもつながりますが、合わせてどの保障が自分にはあっているのか分かれば、保険加入までの道のりもぐっと縮まります。
保険の相談を後ほど紹介しますが、必ずと行っていいほど勧誘されます。勧誘は20代の社会人になった途端からはじまり、その後もずっとあります。勧誘のまま、加入すると高い確率で不要な保障がついています。内心この保障はいらないのにと思っていてもスタッフにこの保障込なら今ならこのお値段なんですと言われるのです。
無駄な勧誘に引っかからないためにも自分の欲しい保障を明らかにしておきましょう。話し合いでも、こちらが主導権を握れば勧誘も怖いものではありません。
備えたい保障に対して保険の種類を覚える
続いて、備えたい保障に対する保険の種類を最低限知っておきましょう。知っておくことで、スタッフとの会話でも何の保険のことを話しているのかわかります。保険の話となるとわけがわからなくなるので、途中から聞いていて苦しい思いをすることも少なくなります。
死亡時残された家族にお金を残す死亡保険
まずは、家族の誰かが万が一死亡したときに出てくる話です。死亡したときによく出てくるのは死亡保険です。
死亡保険は、加入者が万が一のことがあると残された家族にお金が支払われる保険です。よくドラマで保険金目的の殺人が描かれていますが、ここでもらえる保険金の保険は、死亡保険であることがほとんどです。
死亡保険は一般的に1000万から3000万円備える方がほとんどで、ドラマだと保険金が1億5000万かけられているとありますが、それほど高額にかけると逆に不審がられて保険金がおりないようになっています。
死亡保険の受取は一括なので、万が一のときは非常に大きなお金があなたのもとにやってくるのです。
安い保険料で大きな保障に備えられる死亡保険収入保障保険
死亡保険にも種類がありまして、細かく紹介すると、安い保険料でシングルにも人気がある大きな保障に備えられるのが、収入保障保険というものです。
死亡保険の1種なのですが、受取が月々となるので、主夫や主婦のみなさんは非常にやりくいがしやすい保険となっています。残された家族にもお金のやりくいだけは、いつものようにしてほしい要望があれば、断然収入保障保険を選ばれることをおすすめします。
病気全般に備える医療保険
病気全般に備えられる保険は、医療保険です。もちろん2人に1人かかると言われているがんにも医療保険で備えることができます。
医療保険には、手術、入院に備えることができます。通院には備えられないので、風邪にいって通院しても保険会社から何もすることがないのです。医療保険は、保険会社によって保障内容も違ってくるので医療保険を決めるならことこまかに自分がどのようにしたいかはっきりさせないとすぐには決まりません。
老後に備える個人年金保険
最後は、老後に備えるための個人年金保険です。やはり最近のニュースを見ていると、公的に年金がもらえるとはいえ、生活がやっていけるのかどうか不安になっている人が大半を占めます。
個人年金保険は、一定期間は保険料を支払いますが、支払いが終了するとお金がもらえます。年金と同じような形でもらえるので、年金のプラスにして受取ることが可能です。仕組み事態もシンプルなので、他にも備える保障があるなら、他の保険と合わせてかにゅうすることをおすすめします。
備えたい保障期間の2種類のタイプを理解しておこう
備えたい保障が決まれば、保障期間の2種類のタイプを理解しておきましょう。一般的に保険にはどのような保障であれ2種類にわかれます。2種類とは、定期と終身です。どのように違うのか見ていきましょう。
定期
定期は、保障期間が決まっています。10年なら10年、15年なら15年間の保障しかありません。保障期間が終了すれば、保険も終了となり、そのあとは継続しない限り保障がない状態となります。
定期は保障期間が決まっている分、保険料も安いです。また継続も行えますが、継続の場合は保険料が上がっていきます。
お子さんが成人になるまでの間等保障期間が決まっている場合は、定期を選んだほうが圧倒的に保険料負担が楽になります。
終身
終身は、保障が一生涯の保険です。一生涯、つまり加入者が亡くなるまでのことを指します。終身保険は、保険料が高い分、解約したときにお金が戻ってきます。
保険で貯蓄を考えていたり、一生涯備えておきたいものがあれば、終身のほうがお得です。 例えば、医療保険等は、いつ病気で入院する事態になるのか予測はつきませんが、ずっと保障があったほうが安心できますよね。
保険についての相談はどこで行えばいいのか
最後に、保険についてはどこに相談を行えばいいのかです。保険の相談といったら、保険会社のスタッフに来てもらってというイメージがあります。しかし、今は、保険商品が心配の数だけあると言われる時代です。当然、1社ではなく複数の会社から自分にあった保険を比較する時代が来ているのです。
複数相談できる箇所は以下で叶えられます。
複数の保険を一度に比較できる保険の無料相談所
複数の保険を一度に比較できる保険の無料相談窓口です。具体的に言えば、サイトでも紹介しているLIFULL保険相談や保険マンモス、保険ビュッフェ等の無料相談窓口です。
ネットで予約して、店舗に出向いて相談するスタイルが定着しているので、会社帰りやお買い物ついでに相談といったことができます。また相談窓口によっては、自宅まで来てくれるところもあるので、あなたにあった相談窓口を見つけてみましょう。
まとめ
今回は、生命保険どれがいいかわからない人に向けて、保険の選び方を説明してきました。
- 加入目的をはっきりさせる
- 家族構成をはっきりさせる
- どのような保障が必要かメモる
- 自分がどうしていきたいのか決める
この4つが保険の商品を決めるにも必要なことです。保険無料相談窓口を利用する場合には、準備しておくと、余計な勧誘には合いにくいです。相談のときも自分に主導権があるので、自分の心配事ややりたいことを話してください。