保険と一言聞くと、どうしても結婚して子供がいて・・・
独身の私には関係ないよ!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、独身女性は生命保険も必要ないように見えますが、実際は違います。
特に若い世代の方が、保険について相談すると、ライフプランでは結婚・子供と前提にされることが多いです。
イメージが根強くなってしまっているためか、独身を前提に話をする人があまりいません。
今回は、独身時代を謳歌したいあなたに保険を選ぶコツについてお話します。
独身女性が失敗しない生命保険の選び方の4つのコツ
独身女性が保険を選ぶとしたら、以下のことに気をつけていれば余計な保障をつけずとも必要最低限の金額で保障が手に入ります。
逆にしっかりとした意見を持たなければ、保険外交員に実は今女性ではこんな保障をつけられる方もいまして・・・と余計な保障の話をされいざ加入してみると、全く必要なかった話が結構よくあります。
これから保険に加入しようとしている、または保険を見直したい人も抑えておいてください。
①病気に備えることができるか
独身女性で一番必要な保障は、病気に関してです。
病気は、いつどんなときになるかも分かりません。
実際かかったときに、手術の保障があれば・・・診断一時金があれば・・・といったことのないようにしておきましょう。
病気の保障に関しては、特化しているものよりかは全般的に保障している医療保険がオススメです。
②介護が必要になったときにお金が出せるかどうか
随分遠い未来になるかもしれませんが、いざご自身が介護が必要になったときです。
介護施設に入るのも、デイサービスを頼むにもお金がかかります。
来る時に備え、お金があれば心配ありません。
もし、心配ならば保険でまかなうことができます。
③ご自身の老後の生活について満足できる生活ができるかどうか
病気の次に心配していることが、ご自身の老後の生活についてです。
会社を退職後は年金で暮らしていかないといけません。
が、年金に問題が起きており、現在でも会社を退職後特に無駄遣いもしていないのに生活が苦しい話をよく聞きます。
問題を解決するためには、個人年金保険という保険を使って、将来年金にプラスアルファとして支給されます。
若い方のご加入が多く、医療保険と合わせて加入している人が非常に多いです。
④ご自身の葬儀代が出せるかどうか
人間いつしかは死が訪れるものです。
亡くなってからご自身には問題ありませんが、ご兄弟がおられたりすると葬儀代で揉める可能性もあります。
余計な揉め事をされても、後悔するよりかは生前にしっかり自分の葬儀代くらいはためておき、問題ごとを一つ減らしたほうがいいでしょう。
以上4点のポイントをしっかり抑えた上で、どのような保険で保障が得られるのかご紹介します。
独身女性が注目しておきたい保険の種類
独身女性のあなたが注目しておきたい保険は、以下の4種類です。
紹介するもの以外は、必要ありません。
医療保険(終身タイプ)
医療保険は、病気全般に保障が得られます。
生きている間は、病気に関しての保障だけですが、ご自身がなくなってから解約するとお金が戻ってくるので、金額次第では解約するだけで葬儀代がすぐに出せる額になっております。
特に終身タイプは、保障が一生涯続くのでオススメです。
大概、医療保険があれば大抵のことは乗り切れるので、これから加入を考えている人はまずは医療保険から検討するといいでしょう。
個人年金保険
医療保険と同時に加入されているのが、個人年金保険です。
個人年金保険は、一定期間保険料を払い、一定年齢に達すると期間限定ではありますが、月々に10万単位でお金がもらえます。
もらえる額も加入する保険によって違ってきます。
医療保険と一緒に加入することで、ご自身の葬儀代と老後の生活費の捻出ができます。
保険料のお支払が大変になりますが、頑張って損はありません。
COOP共済(怪我の保障)
COOP共済は、生協で有名なあのCOOPが運営している保険です。
共済なので、月々のお支払も安く保障が充実していることが特徴です。
何故COOP共済をあげているのかというと、怪我をして一定期間病院に通えればお金がもらえるからです。
大きな病気といかないまでにも、通院が長引くケースがたたあります。
よくよく見ると一般の医療保険では通院までは保障されないので、長引く通院には相当な痛手となります。
その問題を解決するために、余裕があれば加入しておきましょう。
万が一の怪我にもお金が入るので、長引く通院にも効力を発揮します。
がん保険
がん保険は、がんだけに特化した保険です。
保障もがんと診断されてから、がんの手術をしたら、抗がん剤を受けたらとがんのための保険です。
大概、一般的な医療保険を保障がかぶることが多いので、がん家系の人以外は特に必要ありません。
では、独身女性がどのようなきっかけで保険に加入するのかを見ていきましょう。
自身で考えたら保険が必要なことに気づき、加入したケースはほとんどありません。
外部の環境の変化がほとんどで、そろそろ保険といった人がほとんどです。
知っておこう!独身女性が生命保険に加入するきっかけ
就職または親からの独立
最初に保険について考えるのは、ご自身が就職または親から独立したときです。
就職すると、立派な社会人となりますので保険のことは自分でと考えている人が多いです。
また親から独立すると保障もなくなりますので、保険に加入して身を守る人もいます。
身近な人に勧められた
次に、多いのが身近な人に勧められたことです。
身近な人とは、同僚だったり友達だったり親だったりします。
ここで働く心理として、友達が入るんだったらそろそろ私もと考えてしまうことです。
実はこの行動非常に危険でして、わからないまま加入することは相手の思うつぼで余計な保障をつけさせられる可能性もあります。
友達に保険の話をされたからといって、必ず加入する必要はありません。
保険について自分には本当に何の保障がいるのか決めてから加入しましょう。
保険外交員に勧誘された
最後に、保険外交員に勧誘されて加入といったケースも少なくありません。
一番危ないのが、保険外交員です。
相手はプロ、ご自身は素人だと言われるがまま保険に加入してしまうケースが後を絶ちません。
断る勇気も必要なので、誘われそうになったら一度は断っておいたほうがいいでしょう。
ずるずる加入したもののご自身にとって全く意味のなかった保険では、質が悪いです。
保障を得るのは、あなた自身です。
本当に勧められた保障が必要なのかどうかはじっくり考えてください。
独身女性が最終的に残しておきたいお金
最後に、葬儀代にどれくらいかかるかをお話しておきます。
葬儀代を知ることによって、医療保険に加入しご自身の死後どれくらいのお金が捻出できるのか知れます。
葬儀代も入れて250万から300万程度
一般的に葬儀代は、業者からあれやこれやのオプションがついて回ります。
オプション代も含めて大体250万から300万あれば問題はありません。
医療保険の解約で十分捻出できますので、最低でも医療保険さえあればなんとかなります。
もっとこじんまりとした葬儀をご希望の場合は、金額を抑えることができ一桁少ない数十万円台であげてしまうこともできます。
死と向き合うのはまだ早いと思われているかもしれませんが、シミュレーションでおおよその相場も抑えておくことで、葬儀トラブルにも巻き込まれなくてすみます。
最近では生前でも料金体系が知れる仕組みになっているので、気がついたときにでもどれくらいか試算するだけでも非常に有効です。
まとめ
今回は、独身女性が生命保険に関してどう選べばいいのか4つのコツを紹介してきました。
独身女性は、主に医療保険を最低限用意さえすれば、ほとんどのことで不安が消えます。
老後の生活が心配であれば、合わせて個人年金保険に加入しておけば、将来年金にプラスアルファしてもらえます。
加入するきっかけは、ほとんどが外部の環境が変わることによってです。
就職、独立、友達からの話、勧誘がほとんどです。
話を聞いたらまずは、多少でもいいので、自分にはどんな保障が必要なのかをコツを見て判断してください。
判断することで、余計な保障に入らずとも将来意外とうまくいくものです。