周りが保険の見直しているから、私もそろそろ保険を見直すときなのでは？
そういう問い結構多いのです。
しかし、そんな調子で見直しに行くと、逆に損をしてしまう可能性があります。スタッフの言われるがまま加入すると、後で気がつくと多額の保険料の請求書。なんだか嫌ですよね？
今回は、保険を見直すタイミングをお教えします。確かに、保険は日々新しい商品が出ているので、見直しが必要ですが、タイミングが悪ければ、いい見直しはできないのです。
保険を見直すタイミングは、大きくわけて3つです。この3つのタイミングを把握しておけば、ご自身が今、保険を見直す必要があるのかわかります。
①保険料が高くて払えないと思ったとき
1つ目は、保険料が高くてお支払いが厳しいと思ったときです。
保険のスタッフさんに最初話しているうちは、あれもこれも保険で備えられることを聞いて、便利だと思います。そのまま加入してしまって、気がつけば、保障は不要で保険料が高いといった事態は、頻繁にあるのです。
保険料が高いと思ったら、すぐに見直す方向で動いたほうがいいでしょう。
②保険の更新時期が近づいてくるとき
2つ目は、事前に別の保険に加入しており、更新時期が近づいてきたときです。特に、定期型の保険にありがちなパターンになります。定期型の保険は、更新すると、かならず保険料が上がります。
更新する前に、安い保険に乗り換えるは人がほとんどです。テレビCMにもあるとおり更新時期がきたら、保険の見直しがそろそろだという認識でOKです。
③ライフステージが変化するとき
3つ目は、ライフステージが変化するときです。ライフステージは、簡単に言うと、人生で起こるイベントになります。例えば、就職、結婚、出産、離婚、定年退職が代表的なライフステージです。
ライフステージが変化すると、必要な保障も変化していきます。よってこれまで必要だった保障が不要になったり、新たに保障が必要になったりするのです。
保険を見直すときにメスが入りやすい保険
次に、保険を見直すときに、見直す対象となる保険についてお伝えしていきます。知っておくと、あとあと手放したくない保険まで解約する事態にはならないのです。
①医療保険
1つ目は、医療保険です。医療保険がまっさきに見直しの対象になります。医療保険は、定期型と終身型にわかれ、特約も豊富についてくるのです。定期型は、更新がある保障期間が一定のもの、終身型は解約したらお金が戻り、保障が一生涯のものになります。
医療保険は、種類も豊富かつ新商品が多い保険です。保険を見直すときには、契約していた保険と同じ保障内容でも保険料だけ安くなる事態が頻繁にあります。
②生命保険
2つ目は、生命保険です。生命保険は、契約者の死亡時に残された遺族にお支払いされます。主に結婚してお子さんが生まれたときに加入し、お子さんが社会人になったら解約される保険です。最近では独身の方も加入する人が増加してきています。しかし独身の方が加入すると保険料が高くなるだけなので損です。
保険を見直すときには、独身の方はまっさきに生命保険の解約をすすめられます。また、ライフステージが変化すると、必要になったり全く不要になったりするのです。また生命保険だけでは、保険料の高さが問題になります。でも死亡に関する保障が必要な場合は、同じ意味合いを持つ収入保障保険に乗り換える手段がよく使われるのです。
保険を見直す代表的な手段
保険を見直すときに、よく使われる手段についてお話します。
①保険を切り替える
1つ目は、保険を切り替えることです。例えば、保障期間が一生涯の終身型の保険から一定期間だけ保障がある定期保険に切り替えたりします。もちろん逆もしかりです。
特に、結婚してお子さんが生まれたらよく使われる手段です。大きな保障に備えたい場合に非常に有効となります。またお子さんが成長して独立しても同じ手段が使われるのです。
②払い済にする
2つ目は、払い済にすることです。払い済は、保険を解約することなく保険料を0円にして保障を持ち続ける方法になります。
詳細は、生命保険の見直し方！払い済の解説を中学生でもわかるようにしてみたを参照。
保険会社で見直す場合
払い済は、保険の営業からの提案はあまりありません。保険会社としてのメリットが少ないからです。ですので、払い済にしたい場合は、ご自身の口からはっきりと、保険の保障はほしいけど保険料のお支払いがきついと伝えることでようやく口を開きます。
保険の無料相談を利用する場合
また、保険の無料相談で相談している場合は、FPのほうから提案されます。が、ご自身の方から払い済にしたいと伝えることでより正確にプランを提案してくれるのです。
③既存保険を下取りして自社の新しい保険を契約する
3つ目は、既存保険を下取りして自社の新しい保険を契約することになります。保険の下取りはあまり聞きなれませんが、実際には頻繁に行われてます。
特に、もう何十年も見直しをしていない保険を持っている人は要注意。新しい保険が出たので、古い保険を下取りにするので切り替えませんかといった調子で勧誘が始まります。専門用語で転換と言われる行為です。転換は、契約者が損になります。下取りと言われたときは注意してください。
④既存保険を解約して他社の保険に乗り換える
4つ目は、既存の保険を解約して他社の保険に乗り換えることです。この行為は、我々の保険を見直して成功した例が根強くあるイメージになります。
他社に気軽に乗り換えるようにできたのも、保険の無料相談できる場所が増えたからです。他社のほうが同じ保障内容で保険料が安い保険がたくさんあります。契約者によほどの理由がない限りは、保険料を安くできる代表的な手段だと覚えておきましょう。
⑤不要な保障を解約する
5つ目は、不要な保障を解約することです。保障の解約？と思われるかもしれませんが、保険は、メインの保障とサブの保障（特約）に分かれます。特約部分は、不要であれば解約することで保険料を下げることができるのです。
保険料が高い理由の一つに、特約をつけすぎている場合もあります。結果、保険料が下がり、保険事態の解約を防げるのです。
保険の見直しの必要を感じたら
保険の見直しの必要を感じたら、我々はどのように行動すればいいのでしょうか。より保険料で得するために必要なことはいかのとおりです。
保険の無料相談で複数の保険と比較する
保険の見直しは、保険の無料相談で行ったほうがいいでしょう。というのも、保険の無料相談を利用すると、複数の保険と比較できるからです。特に保険会社にこだわりがなければ、保険料をより安くできる視点では最高の見直し方法と言えます。
保険の無料相談は、複数の利用もOKなところが多いです。1回では終わらないことのほうが多いので積極的に利用していきましょう。
まとめ
今回は、保険を見直す必要なタイミングについてお伝えしてきました。保険は頻繁の見直しが必要だと言われていますが、より保険料を下げるタイミングは以下のとおりです。
- 保険料が高くて支払いがきつい
- 保険の更新時期が近づいている（定期型の保険のみ）
- ライフステージが変化する
この3つのタイミングさえ理解しておけば、必要なタイミングで保険の見直しができます。必要なタイミングがきたら、よっぽどの理由がない限りは、複数の保険会社が比較できる保険の無料相談を利用しましょう。複数の保険会社を比較すると保障内容は同じなのに保険料が安い保険が多くあるからです。
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