生命保険は、難しい話で結局どの保険が一番自分に必要なのかがわからない!
結構よく聞く話です。
FPさんに相談しても、当たった人との相性が悪く結局は何だったんだろう?って思っている人もいることでしょう。
今回は、単刀直入に目的別に必要な保険をピンポイントでチャート方式でまとめてみました。
生命保険の選び方をチャート式で詳しくまとめてみた
結論から申しますと、あなたに今必要な保険は、下記の6つのパターンのどれかに入ります。
病気に備えたい人は医療保険
まず、病気についてです。
病気を心配している人は、非常に数が多いです。
テレビのCMにも病気の保険には~といった文言結構よく聞きますよね。
素直に、病気に備えたい人は、医療保険がおすすめです。
特別な理由がない限りは、普通の医療保険にしましょう。
医療保険で、がんをはじめ様々な病気に備えられます。
老後に備えたい人は個人年金保険
昨今の年金問題で心配する人も増えています。
私、年金もらえるのかしら…不安といった声がよく聞くようになりました。
年金だけでは懐は寂しい時代は、何もあなただけではありません。
老後に不安ならば、個人年金保険で備えると年金を貰えるようになってから、プラスアルファ保険からもお金がもらえます。
葬儀代を捻出したい人は医療保険
老後の次に心配なのが、ご自身の葬儀代です。
葬儀代は100万以上ともいわれ、結構お金がかかります。
葬儀代に特化した保険はないので、貯蓄性もある医療保険で賄う人もいます。
医療保険は医療保険でも、終身タイプの医療保険です。
家族が増えた人は生命保険
結婚して家族が増えたら、保険を見直す人がほとんどだと言われています。
何故なら、家族が増えると必要な保障が独身時代の保障よりも急に増えるからです。
家族が増えたら、万が一のときのために残された家族が生活していけるように生命保険が必要不可欠になります。
あなたが専業主婦なら収入保障保険
もし、あなたが専業主婦の場合は、収入保障保険が助けになります。
収入保障保険は、生命保険の一種ですが、受け取れる額が1ヶ月の給料分ごとに受け取れる保険です。
もし、夫に万が一のことがあれば、収入保障保険があれば生活の面は当面心配は入りません。
結婚してお互い仕事をしている人は医療保険で十分
結婚していて当面はお子さんの予定がなく、お互い仕事を続ける場合は医療保険だけで十分です。
結婚したら、生命保険のイメージがありますが、生命保険は自分の他にも子供がいてはじめて発揮されるものです。
残された家族がいない場合、生命保険は不要になります。
生命保険の選び方!各項目の何故に答える
では、次に何故上記の項目で必要な項目が決まってしまうのか理由を述べていきます。
何故病気に備えたい場合は医療保険なのか?
病気に備えたい場合医療保険が有効なのは、病気全般に備えられるからです。
がんをはじめ脳卒中、心筋梗塞と幅広い病が対象になります。
医療保険には、がんに特化したがん保険が出回っていますが、がんしか保障内容がないので、他の病気の保障が得られません。
何故老後に備えたい場合は個人年金保険なのか?
老後には個人年金保険である理由は、個人年金保険の仕組みにあるからです。
個人年金保険は、一定期間お支払いの後、一定年齢から支給が始まります。
この仕組みどこかで見たことありませんか?
はい、年金です。
年金とほぼ同じ仕組みを取っています。
受給後は、年金にプラスされるのでいくぶん生活がうるおいます。
何故葬儀代には医療保険なのか?
葬儀代に医療保険が役に立つ理由は、医療保険を解約後お金が戻ってくるからです。
特に終身タイプの医療保険は、続ければ続けるほど解約した時に多くのお金を手にすることができます。
戻ってきたお金を葬儀代にあてる方も結構います。
何故家族が増えたら生命保険が必要なのか?
家族が増えたら生命保険が必要な理由は、残された家族が一定期間生活をしていくためです。
万が一のことがあって、貯金もなく残された家族が何もできない事態だけは避けたいですよね。
しかし、貯金もない…そんなときの生命保険です。
生命保険は、月々の掛金で万が一の時に備えられる保険です。
貯金がなくても、生命保険さえ契約していれば、残された家族は一定期間十二分に生活していけます。
何故専業主婦には収入保障保険なのか?
専業主婦に収入保障保険は、上記の生命保険が必要な理由と同じです。
残された奥様が仕事をつける間までの生活費を保障するためです。
奥様はこれまでお仕事をされていないので、夫に万が一のことがあれば生活環境が激変してしまいます。
奥様がすぐに仕事をみつかればいいのですが、見つからなければ大変なことになります。
収入保障保険は、給料のように月々決められて支給されるので、生活環境の安定が期待できます。
何故結婚してお互い仕事をしていたら医療保険で十分なのか?
結婚していてお互い仕事をしていれば医療保険で十分な理由は、備える保障が医療保険で十分だからです。
医療保険で、葬儀代さえ出せれば十分です。
お互い終身保険タイプの医療保険に加入していれば、他の保障は不要となります。
各生命保険の特徴を抑えよう!目的別に選ぶ時に見る点
理由がわかったことで、生命保険を選ぶときにはどこを見ればいいのかお伝えします。
見る点を抑えることで、賢く保険を選び余計な保障をつけず必要最低限の保障で将来安心して過ごせるようになります。
生命保険
生命保険は、残された家族にお子さんがいるかいないかどうかで見ます。
もし、お子さんが学生さんの場合は、教育費に莫大なお金がかかってしまいます。
加入する前は、お子さんが大学まで進学すると仮定して計算していくと必要な保障額が分かります。
医療保険
医療保険は、解約した時に戻ってくる解約返戻金で見ます。
解約返戻金は、終身タイプの保険しか存在しないことに注意が必要です。
解約返戻金の使いみちは人それぞれですが、多くの方がご自身の葬儀代に残します。
また、お子さんがおられるときには教育費に当てたりとしている人もいます。
個人年金保険
個人年金保険は、もらえる額ともらえる期間で見ます。
掛け金が大きくなれば、多くもらえます。
また期間も重要な選択肢の1つです。
加入を考えている場合には、以上の2点を考慮すると実際もらうときに、え?これだけといったトラブルは減ります。
収入保障保険
収入保障保険は、保障される期間を見ます。
保障される期間を見ておくと、もし万が一のことが起きても行動の目処が立ちます。
どれくらいの期間、生活が送れるのかしっかりとチェックしておきましょう。
また、1ヶ月分どの程度生活費でかかるのかもチェックしておきましょう。
もらう額が生活費より下回ると、せっかくの保険も何の意味もありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、チャート式で必要な保険をピックアップしてきました。
これから保険に加入しようとしているものの、自分にはどんな保障が必要なのかわからないときにお使いください。
独身・既婚(双方とも仕事)⇒医療保険
既婚(子供あり)⇒生命保険
専業主婦⇒収入保障保険
病気全般・葬儀代⇒医療保険
特に、医療保険は使いみちも病気全般プラスアルファとして備えることができます。
何も決まっていなければ、医療保険から検討してみてはいかがでしょうか。
終身タイプの保険は、解約返戻金がありますので、継続年数が長いほど一気に多くのお金が受け取れます。