40代にとって、一番厄介な問題なのが保険料の問題なのです。
ぇ?と思われるかもしれませんが、結構巷ではよく聞く話なのです。
40代のイメージと言えば、そろそろ会社でも出世して収入が安定して問題無いイメージが強いです。
周りの友達からも、○○さん係長になったんだってとか課長になったという話をよく聞きます。
かくいう私も、ちょっと年上の友達から話を聞いたばかりです。
今回は、40代になってからどうしても上がってしまう保険料を下げるポイントをいくつか紹介していきます。
生命保険の選び方!40歳で保険料を下げる3つのポイント
40代から保険料がどうしても上がってしまうのです。
できたら保険料下げたい方が大勢いらっしゃいます。
保険料を下げるコツは以下の3つです。
40代は収入も安定するが出費もそれなりに出ていくことを理解する
1つ目は、40代は収入も安定するが、出費も出ていくことを理解することです。
40代は会社員にとって、位が変わって収入が増えたりする人が多い年代でもあります。
収入が増えると、色々したくなることはわかりますが、特にお子さんのいる家庭では進学費もまだまだ必要なので出費も多くでていってしまいます。
結果出費の方が大きくなり、お給料はそれなりにもらっているのに、どうしてお金がないのと困った事態になります。
きちんと、40代になったらまだまだ出費も大きいことを理解しておきましょう。
保険を見直すことにつながるからです。
放置したままの保険がある
40代になると、加入している保険が加入した当時の状態のままといった話をよくききます。。
実は保険から見るとこの状態は非常によろしくないのです。
理由は後述致します。
40代になると、どのようなライフステージであれ保険の見直しが必要になってくることを理解しておきましょう。
不要な保障が出てくることを理解しておく
40代になると、早めに子供が生まれた家庭では、そろそろ大学卒業が見えてくる年齢でもあります。
お子さんが大学を卒業したら、不要になってくる保険があります。
不要な保険は、生命保険です。
一瞬え!?と驚かれる方もいますが、生命保険の役割は、お子さんが大学を卒業するまでの経済的に支える保険です。
大学を卒業したら、社会人として働き始めるので万が一のことがあっても働きにいけます。
となると、生命保険は思い切って解約したほうが保険料の節約につながります。
実際、思い切って40代になってから生命保険を解約したといった記事を多く見かけます。
では、40代から何に備えればいいのかというと、ご自身の葬儀代を医療保険でまかなえば万事OKです。
医療保険なら病気にも備えられますので、一石二鳥です。
また老後の心配があれば、個人年金保険で貯蓄に備えれば鬼に金棒です。
何故40歳から急に保険料が上がるのか?
では、何故40歳から急に保険料が値上がる事態になるのかです。
何故値上がってしまう事態になってしまうのか、理由は1つです。
病気のリスクが格段に上がるから
理由は、病気のリスクが格段に上がるからです。
一般的に三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)は、40代から発症リスクが急激に上がります。
加えて、糖尿病や若年性認知症と様々な病気のリスクが一気に増える年代です。
近年の会社員は、営業以外は基本的に事務所でデスクに座って仕事を座る人が多いと言えましょう。
となると、自然と自ら意識して取り組まない限り、運動不足が習慣となってしまうのです。
運動不足が原因で、様々な病気を発症してしまうことが科学的にも明らかになっています。
保険会社は、すぐにお金を出さないといけない人はリスクのある人として捉えます。
40代になると、保険会社も多くお金を支払いが発生するので致し方ないことです。
保険の見直しは40歳からと言われる理由とは?
巷でもよく聞く、保険の見直しは40歳になってから一度はしたほうがいい理由についてです。
大きく分けて3つに分かれます。
お子さんがいる場合は進学塾等の進学費がまだまだかかる
1つ目は、お子さんがまだ就職していない場合、進学費がかかります。
一般的には、40代のお子さんは高校受験を控えており、受験費用、入学費用、教科書代、制服代・・・ととにかくお金がかかります。
加えて、3年もすると今度は大学と出費が増えてくる年代です。
見直しをしないまま行くと、加えて保険料も高いままのケースがほとんどです。
特に、20年前はバブル絶頂期なので、お金のことなど気にすることなく勢いで余計な保障をつけて保険に加入していたケースは多々あることです。
保険が古いので新たなタイプが保障されている保険がでている可能性があるから
2つ目は、前にちらっとでてきましたが、保険のタイプが古く、昔はできなかった組み合わせの保障ができる可能性があるからです。
できなければ、仕方なく別々の保険で加入していた人もいるのではないでしょうか。
昔できなかったことが、今1つの保険料で安く可能性もあります。
今一度欲しい保障を見直したら随分安くなったといった話も結構よく聞きます。
次はあなたの番かもしれませんね。
新制度に移行しており、昔の保険は対応していないケースがあるから
年末調整で保険の申告をする方も多いことでしょう。
ついこの間のことですが、今保険は新制度に移行しています。
まだまだ年末調整の枠には、旧制度の枠も残っていますが、今の商品は新制度になります。
加入したままの保険は、旧制度で介護保険料控除に対応していないことも多いのです。
またいつ新しい制度が始まるかはわかりません。
今新制度の保険も20年後には旧制度の保険になることも十分可能性としてはあります。
今の制度に対応するためにも、一度保険を見直したほうがいいでしょう。
ライフステージ別に見る40歳から必要な保険とは?
実際見直すとき、40代の必要な保険を紹介します。
独身・既婚(子供なし)
独身・既婚(子供なし)の40代に必要な保険は以下の2つです。
医療保険
まず1つ目は、病気やご自身の葬儀代に備えるための保険です。
基本的に、医療保険さえあれば、他は必要ありません。
見直す対象として医療保険は非常に重要なウエイトを占めます。
個人年金保険
もし、医療保険だけでは老後不安といった方には、個人年金保険がオススメです。
個人年金保険は、一定期間保険料を納め、一定年齢に達するとお金がもらえます。
まるで年金みたいです。
実際年金のプラスアルファになるので、生活面の心配は少し減ります。
既婚(子供あり)
既婚で子供がいる方は、医療保険や個人年金保険を含めプラスして以下が検討対象となります。
生命保険または収入保障保険
お子さんがまだまだ学生の場合は、卒業するまでの保障に備えておきたいものです。
ですが、あと数年で大学を卒業するとなると生命保険がいらないので、どちらかというともらえる額が減っていく収入保障保険に切り替えるのもオススメです。
まだまだお子さんが小さくて進学費がまだまだかかる場合は、死亡保障に関しては生命保険の方がいいでしょう。
まとめ
今回は、40歳になってからの保険の選び方のポイントをお伝えしてきました。
年代的にも病気のリスクが増えるのでどうしても上がってしまうのが保険料です。
また、人によっては20代のうちに加入しておいてほったらかしのケースも多々見受けられます。
公的制度もいつ変わるかわからないので、そのままの保険だった場合新制度に対応してない場合もあります。
ポイントを抑えて賢い保険選びをしましょう。
- 40代は収入も安定するがまだまだ出費も多いことを理解する
- 放置したままの保険があり、新商品がでて1つの保険で済む可能性もある
- 不要な保障が出てくる場合がある
上記の3つのコツを押さえると賢い保険が選べるようになります。
是非とも保険を見直して保険料をさげて、下がった保険料の分だけ美味しい料理でも食べに行きませんか?