生命保険の加入と考えると女性をイメージされている方が多いのではないでしょうか?
実際のところ、今でこそ生命保険は定着して多くの人が加入しておりますが、女性の方がきっちりと自分の保険を見定め、余計な契約をせず、家計をしっかり守るという意識があります。
家族で保険を契約するときも、どちらかというと女性の方がしっかり意見を言って私はこうしたいんですと積極的に問い合わせる光景をよく目にします。
しかし、生命保険は男女とも必要な保険です。
今回は、独身の男性に絞り込んでどんな生命保険を選べば損をしないのかポイントをお伝えします。
目次
生命保険の選び方!独身男性が加入しておいたほうがいい2つの保険とは?
まずは、オススメの保険です。
以下の通りになります。
医療保険(終身)又は低解約返戻金型終身保険
1つ目は、医療保険です。
医療保険が高い場合には、低解約返戻金型の医療保険でも大丈夫です。
医療保険は、全般的な病気に備えることができ、がんに対しても備えることができます。
加入するときには、まず医療保険はどうするのか考えましょう。
低解約返戻金は、解約する時の戻ってくるお金が多少低くなってしまうものの一般的な医療保険よりかは安く加入できる保険のことです。
まだ社会人になりたててで、払い続けるにはまだ厳しい場合に使うといいでしょう。
医療保険の目的は、もう一つあります。
目的は、ご自身の葬儀代です。
独身の場合は、他の扶養する家族がいないので、死亡保障は不要です。
代わりに、ご自身の葬儀代に残している人が多く、将来への貯蓄はまた別の保険で行います。
個人年金保険
2つ目は、個人年金保険です。
個人年金保険は、一定期間お支払いを行い、お支払いが終われば一定期間お金がもらえる保険です。
受給開始年齢が、年金をもらう年齢に近く年金にプラスアルファもらえる保険でもあります。
特に、将来はフリーランスで仕事をしたい方には、将来は国民年金だけなので積極的に検討しておきたい保険です。
もちろん、社会人でも将来の貯蓄のため個人年金保険に加入をして将来は安泰に過ごしたい方もいます。
契約開始時期も医療保険と一緒に入る方が多いので、貯蓄が心配な方は合わせて加入することをオススメします。
独身男性は何故医療保険と個人年金保険だけでいいのか?
独身は、基本的に男女共通で医療保険と個人年金保険さえあればあとは不要です。
何故なのでしょうか?理由について迫っていきたいと思います。
理由1:扶養する家族がいない
1つ目は、扶養する家族がいないからです。
中には、死亡保障が欲しいのですと言われる人もいますが、死亡保障は基本的に加入者が亡くなってから遺された家族にお金が行きます。
独身の方は、基本的に自分以外によほどのことがない限りは、お金を残さなくても困る人はいません。
理由2:ご自身の葬儀代だけ出せればいい
2つ目は、独身の方はご自身の葬儀代さえあれば将来は問題ありません。
葬儀代は平均して121万円と言われているので、オプションも含めて大体200万円くらいあれば事足ります。
貯蓄が十分ある方は、医療保険も不要です。
理由3:備えるものは将来の生活費だけでいい
最後は、将来の生活費です。
会社員の人は、65歳で定年を迎えるところがほとんどです。
65歳以降は年金生活に突入します。
年金生活に入った時に、一番の心配事が生活費でしょう。
生活費がたくさんあれば、心配事もなくなります。
年金問題が一段と深刻さを増し、現代の若者はあまり国の制度を期待していません。
自分たちがもしかしたらもらえないのではないか?とひしひし感じ始めています。
さすがにせっかく働きに働いたのに、年金が少ないと泣きそうになりますよね。
私も同じです。
なので、最近の方は、貯蓄も保険で行う方が多いのです。
やはり、欲しいものが目の前にあったらついつい買ってしまい今月の貯金がとお嘆きの方こそ保険で貯蓄すると、欲しいものもバランスよく買え、将来への貯金もできます。
独身男性の保険に関する現状の問題点
一方、独身男性保険の問題点もあります。
どうしても保険と言うと女性がしっかり主張するイメージが根強く残っています。
中には、保険についてはずっと放置している男性も少なからずいます。
生命保険に関心がなく加入していない
問題点の1つ目は、生命保険の関心がなく何も加入していないことです。
独身男性にはよくありがちで、結構多くの方が大丈夫でしょ?と腹をくくって加入していないことも多々あります。
どちらかというと、保険はあとでいいやとなりがちで、友達同士でもあまり話が出てこないことも事実です。
むしろあれやこれやと保険に加入しすぎている
2つ目は、むしろ色々な保障の保険に加入しすぎている点です。
こちらは、保険には関心はあるものの、とにかく心配事は片っ端から保険で保障することを考えている人に多く見られます。
よくよく見てみたら、あらゆる保障がついた保険に加入しており、見直すときには保障を減らす事態が多く見られます。
独身男性の問題点は、全く加入していないか、加入していても入り過ぎかのどちらかです。
私が思うに、両極端なので、必要な保障をピンポイントで理解できないと、加入したものの保険で生活を圧迫するという悪循環になってしまいます。
現状を把握した上で、きっちりご自身にあった保障を選びましょう。
医療保険の入院保障は日額いくらにすればいいのか?
最後に入院日額の話です。
よく入院したらお金が出ると聞いている人も多いのではないでしょうか。
1日もし入院したら平均いくらぐらいあればいいのかお話します。
日額5,000円から1万円でOK
平均して、1日5,000円から1万円くらいでる保険でOKです。
入院日額も様々な額で保障されているので、多すぎず少なすぎない金額が5000円から1万円になります。
以上以下になると、もし万が一入院された時に少なすぎると困ります。
もし悩んでいる場合には、上記の数字を思い出しましょう。
まとめ
今回は、独身の男性の視点でオススメの保険を2つ紹介してきました。
独身の男性でオススメな保険は以下のとおりです。
- 医療保険(終身)
- 個人年金保険
基本的に上記の2つの保険さえあれば、ご自身の葬儀代と病気、そして年金生活を迎えてからの生活費が確保できます。
死亡保障はよっぽどのことがない限りは、いらないので独身の方は、この2つ以外不要となります。
また、終身タイプの医療保険は月々のお支払いが高いので、まだ社会人になりたてでお支払いに自身がなかったり、もうちょい趣味に費やしたい等の要望があれば、低解約返戻金型の終身保険を選ぶと、月々のお支払いは少なく解約した後も少なくなりますが、保険金を受け取ることができます。
独身の男性の現状の問題点は、保険に全く関心がないか、保険の加入のしすぎの2つです。
保険を検討するときには、独身の場合、男女共通として医療保険と個人年金保険さえあれば、問題ありません。
2つの保険で、病気、葬儀代、将来への貯蓄ができるようになります。
保険は、長い目で見ると非常に高額な買い物になります。
保障内容は魅力的なものばかりなので、加入のしすぎには気をつけましょう。
独身の方の保障は、葬儀代を中心に考えると加入しすぎる事態にはつながりません。
必要な保障をピンポイントで見抜き、保険を利用しましょう。
ライフステージが変わっても考え方は変わりません。
ご自身にあった保険見つかるといいですね。