生命保険の見直し方!終身保険の保険料を抑える2つのコツ

終身保険と聞くと、保険料が安くなるイメージあまりないですよね?それもそのはず、終身保険は保険料が加入したときから変わらないからそれ以上安くはなりません。加えて、保険料があまり高いとも思わずどうしても放置してしまいがちでタイミングを逃したりしてしまうのです。

今回は、終身保険の保険料を安く抑える方法を中心に終身保険について徹底的に解説していきます。終身保険の見直すタイミングもわかるようになっていきますよ。

終身保険の保険料は、実は安くできるのです!驚かれるかもしれませんが、以下を利用の方法で実現します。

①低解約返戻(へんれい)金型に変更する

まず、1つ目は終身保険はお金が戻ってくる分保険料が高くなっているので、保険料を安くするためには、低解約返戻金型といったタイプがあります。詳しくは後述しますが、まずはワードをしっかり覚えておきましょう。もう一度、低解約返戻金型ですよ。 保障は同じく保険料だけ安くなります。

②保険料の支払い方法を変える

2つ目は、保険料の支払い方法を変えることです。人によっては保険料の支払い方法を変えるだなんて初耳!月払い以外ないのではと思いますよね。しかし、保険料の支払い方法を変えるだけで、割引が受けられるケースがほとんどなんです。一度に払うお金は増えますが、その分総合的に見ると安いというシステムをとっています。

低解約返戻金型とは?

低解約返戻金型について詳しく見ていきましょう。

保険の支払期間は70%ほどしか戻ってこないかわりに保険料が安くなる

保険には保険料を納める期間が決まっています。例えば、保険料が60歳まで支払うことになっていたとしましょう。一般的な終身保険は、保険料が一定のまま月1万円以上のお支払いを淡々と行います。そのかわり中途解約してもそこそこの金額が戻ってくるのです。

しかし、低解約返戻金の場合は、保険料を収めている間での解約すると戻ってくるお金が通常の終身保険70%ほどしか戻ってきません。つまり保険料を支払っているうちは、解約するとかなりの損になります。代わりに保険料が安くなる仕組みをとっています。

保険の支払期間が終了すると戻ってくるお金が増える

では、低解約返戻金型は、保険料の支払いが終わってからも戻ってくるお金が通常よりも少ないのかと言うと、そういうわけではありません。保険料の支払いが終了してから解約すると、戻ってくるお金は増額されます。中途解約だけ気をつけていれば、損をしない仕組みが大きな特徴です。

では、終身保険についておさらいしていきましょう。

理解しておこう!終身保険とは?

終身保険について再度おさらいしておきましょう。終身保険は以下の特徴を持つ保険です。

保険料が高いわりに保障が一生涯

終身保険は、保険料が一定で高いわりに、保障が一生涯解約するまで続きます。保険料は20代後半でも1万円超えが多い分、保障もがっちり備えられ、貯蓄に回すこともできます。

解約するとお金が戻ってくる解約返戻金がある

また、終身保険は解約すると継続年数に応じでお金が戻ってくるのです。このお金のことを専門用語で解約返戻金といいます。加入直後の解約は、数万円しか戻ってきませんが、5年、10年、15年と経つうちに数万円が、数十万円、保険料の支払いが終わる頃には、何もしていないのに数百万円の解約返戻金を受け取ることができます。

保険料の支払い方法が選べる

終身保険は実は支払い方法が選べることを知っていましたか?スタッフも見積資料でも月々のお支払いしかないので、保険は月々支払うものと思い込みがちです。しかし、実際は多種多様なお支払い形態があります。金額を多く払えば払うほど割引が適用され、最終的には安くなる仕組みをとっています。

月払い

まず、一般的なのが月払いになります。月払いは、1ヶ月ごとに保険料を支払う意味です。保険以外でもスマートフォンのお支払いや、アプリのお支払いでも様々なところで見受けられるお支払い形態です。

月々の場合は、保険料の全体を見るとやや高くなる傾向があり、カードのリボ払いと同じような感じになります。

年払い

次に年払いです。年払いは年に1回だけ保険料を納めることをいいます。 保険料が月々払より高くなりますが、総合的に見ると安くなるのです。お支払いも年に1回だけなので、気が楽になります。

一時払い

一時払いは、クレジットカードでいう一括払いと同じです。保険料を一回で全部お支払いすることをいいます。場合によっては年払いより安く残りは解約するまで保障がずっとついています。結構、退職金で一時払いにされる方がほとんどです。逆に若い方は、月払いか年払いの方がほとんどになります。

終身保険に向いている人向いていない人

実際、終身保険に向いている人と向いていない人はどのような人のことをいうのでしょうか?見ていきましょう。

向いている人

終身保険に向いている人は、普段から貯蓄が苦手な人に限ります。終身保険の特徴は、保険料を納めるだけで一部貯金をしているようなものです。ただ欲しいときに自由に下ろせないので、普段からお金を使いすぎる方にとっても一番貯蓄がしやすい方法となっています。

向いていない人

逆に、終身保険に向いていない人は、保障を中心に考えていたり、貯蓄が既にある人です。医療保障を中心に考え保険料を安くしたい場合には、終身保険は向いていません。

終身保険を見直すタイミング

では、最後に終身保険は一番見直すタイミングが難しい保険とも言われています。いつ見直せば損をしなのでしょか?

初めて保険に加入する

まず、1つ目は、初めて保険に加入するときです。初めて保険を加入するときには、貯蓄を中心に将来に向けて考えたほうがいいからです。はじめての場合は、漠然とただなんとなく加入する理由が多く、それなら貯蓄するためにと理由を決めておくと、言われたまま加入する事態はなくなります。

結婚してお子さんが誕生した

2つ目は、結婚してお子さんが誕生したときです。お子さんが誕生するとお子さんのための進学費やお子さんが小さいときの万が一の備えが必要になってきます。となると、終身保険だけでは保険料が上がってしまうので、このタイミングで保険を定期に切り替える人が多くいます。

お子さんが社会人になって働き出した

3つ目は、お子さんが社会人になって働き出したときです。お子さんが社会人になると、お子さんのための保障は必要なくなります。これまで定期でやってきた人が、終身に切り替え残りはご自身の葬儀代に備える人がほとんどです。

上記3つのタイミングを覚えておくと合わせて保険の見直すタイミングを失わなくてもすみます。終身保険は保障が一生涯なのと、保険料が一定なので高いも安いもわからないから結構いいやとなりやすくなります。

見逃さないようにしましょう。保障が重なるとしんどくなります。

まとめ

今回は、終身保険の保険料を抑える方法についてお伝えしてきました。

  • 低解約返戻金型に変更する
  • 保険料の支払い方法を変える

上記2つの方法で、終身保険の保険料を抑えることができます。中でも低解約返戻金型に変更することで、一般の終身保険と契約が変わらず保険料が安くなります。

特徴を理解して利用することで保険料も安く、お金も溜まって最終的には笑顔になれます。是非とも覚えておいてくださいね。

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