定年退職をしたら、退職金がドカンと来て心配事なんてないと思われがちですが、近年では定年後の保険の見直しを訴えているサイトが急増しています。
実は、最も重要な見直しが、定年後とも言われるようになってきているのです。一体何故なんでしょうか?退職金があればなんとでもとは今はいきません。以下に保障を抑えるのかが、定年後退職金を優位機に使えるか使えないかの境目になっているのです。
今回は、定年退職を迎えたら残しておいたほうがいい保険について紹介します。保障を必要最低限にすることによって、老後も安定な暮らしが期待できます。
生命保険を見直すときに定年になったら残しておきたい2つの保険
定年後、残しておきたいのはたった2つです。それ以外は不要になり、家計への直撃にもなるので、解約できるものは徹底して解約していきましょう。
①医療保険(終身型)
1つ目は、医療保険(終身型)です。意外と思われるかもしれませんが、定年後に必要なのは、貯蓄になります。そして医療保険(終身型)は、解約したときにお金が戻ってくるので、貯蓄性がある保険とも言えるのです。
医療保険のイメージは、医療だけしかないと思われますが、終身型には貯蓄性があるので、保険料に加入していれば、年数の経過とともに大きなお金が戻ってきます。
もし、保険を見直すときには、貯蓄性のある医療保険(終身型)は、必ず残しておきましょう。また定年後は保険料のお支払いが終わり、残りは保障だけが残っている状態です。
②個人年金保険
2つ目は、個人年金保険です。個人年金保険とは、一定年齢に達すると一定期間お金がもらえる保険です。まるで年金のように支給される感じがしますよね。もらえる額も保険料によって違ってきますが、生活の足しに十分になるほどの額がもらえます。
もし、もらえる年金が足りなければ個人年金保険で足りない分を補うと、定年後も保険料の支払いで大変なことにはならないのです。
実際に、定年後保険を見直すポイントをお伝えします。せっかく頂いた退職金を有効活用していきましょう。
定年後の保険の見直す5つのポイント
定年後の保険の見直すポイントは以下の4つです。
①退職金はどれくらいか
1つ目は、 退職金がどれくらい入ってくるかです。定年後の保険は、退職金によって決まるといっても過言ではありません。何故なら、退職後の収入源は退職金しかないからです。今後、軽い仕事をする方はその分も収入に含まれます。
退職金をうまく運用できないと、保険料が支払えなくなりますます。また家計への打撃にも影響を及ぼします。
②保険の貯蓄性があるか
2つ目は、既存で加入している保険は貯蓄性があるかです。貯蓄性がある保険とは、解約したときにお金がもってくるもので、主に終身型に当てはまりです。
既存保険で終身型といった文字がないか、契約内容のご確認のはがきかサイトでログインして確認してみましょう。
③保険料は支払える範囲か
3つ目は、保険料が支払えるかです。定年後は、退職金が主な収入源になります。もし、定年後も働く予定がなければ、退職金以上の収入源がないのです。となると、保険料も支払える範囲で見直さないといけません。
既存保険のままで、保険料はきちんと支払えますか?支払えない場合は医療保険以外は解約する方向で保険料を減らしましょう。
④新たに加入する場合は保険料は一時払い
4つ目は、新たに保険に加入する場合のお支払い方法です。もし、定年後保険を見直すときに貯蓄性がない場合だと新たに保険に加入するケースも出てくるのです。そういった場合に悩むのが保険料の支払い方法です。
これまで保険料の支払い方法は、月払いしかないと思っている方も非常に多いのですが、定年後は退職金を使った一時払いがおすすめになります。一時払いは、クレジットカードでいう一括払いに相当します。保険料の支払いが終われば、あとは保障だけになりますので、お金に余裕があるときには是非とも一時払いを選択しましょう。
⑤保障は入通院費・介護費用・葬儀代に絞る
5つ目は、保障です。保障は、入通院費・介護費用・葬儀代にしぼりましょう。それでもきつい場合は、最低限ご自身の葬儀代だけは出せるように見直すと生活に困ることはそれほどでてこないのです。
保険の加入の最終目標は、ご自身の葬儀代の確保です。医療保険の終身型だと最も集めやすいので、保険料を節約しながらもガッチリ貯めることができます。
気になる定年後の保険相談 はどこに行けばいいのか?
では、実際定年後保険のことが気になればどこに相談に行けばいいのでしょうか。
生保のスタッフより保険の無料相談
生保のスタッフより、保険の無料相談です。お金全般のことについてじっくり聞きたい場合は有料相談のほうがいい場合もあります。
保険の無料相談に関しては、主に保険のことについて詳細なことを具体的に教えてくれます。生保のスタッフの説明だと自社のいいところばかりしか知ることができません。が、本当にこの保険がご自身に合っているのかといった問題には、保険の無料相談のほうがはっきりとしています。
昔は、生保スタッフの人に来てもらって加入するのが一般的でしたが、現在では、無料相談に出向くのが当たり前になってきています。
無料相談で提案してもらった保険を加入するスタイルになってきているのです。
複数から比較して支払える保険を選択
無料相談でのメリットは、複数会社の保険を比較できることです。これまでは、自社製品のいいところしかしれないのが不満な人が増えてきました。無料相談窓口の登場で、今までは自分でしか調べられなかった保険がプロが選定することによって、保険に合っているかはっきりと分かるようになったのです。
無料相談だと勧誘が一番の恐怖ですが、無料窓口も勧誘に対しては徹底的に対策をしているところが増えてきました。したがって、いらないときははっきりNOと消費者側が言えるようになっているのです。
まとめ
今回は、定年後残しておきたい保険についてお話してきました。定年後は貯蓄性がある保険を中心に残しておきましょう。
- 医療保険(終身型)
- 個人年金保険
貯蓄性が高い保険は上記のとおりです。医療保険の終身型は解約すると、お金が戻ってきます。最終目標として、ご自身の葬儀代が出せる程度で十分です。よって、高額な死亡保障は必要なくなります。不要な保障は、解約の方向で全然問題ありません。
では、実際にご自身で判断するのかというと、そうではありません。最終判断を下すのはご自身ですが、アドバイスをもらうのは、保険の無料相談の窓口です。
保険の無料相談の窓口は、複数の保険をご自身に代わって比較してくれます。本当に必要な保険かも判断してくれるので、非常に頼りになります。これから保険を見直す場合は、無料相談を利用しましょう。
また無料相談に出向く際は、以下の5つのポイントも重要になってくるのです。
- 退職金はどれいくらいか
- 保険に貯蓄性があるか
- 保険料が退職金で支払っていけるかどうか
- 新たに加入する保険の保険料の支払いは一時払い
- 保障は入通院費・葬儀代・介護費用に絞り込む
このポイントをしっかり伝えると、退職金と保険料の支払いのバランスがとれます。是非とも保険の無料相談は徹底的に活用していきましょう。無料相談では、勧誘対策も徹底されているので何度でも納得行くまで相談ができるのです。保険の無料相談は最低でも2回以上必要になってくるので覚えておくといいでしょう。