女性にとって、生命保険を選択する際に、幅が広いので非常に迷います。
保険の営業の人に、女性保険といって、女性にかかりやすい病の保障が厚いのですよと言われた際にはころっとそっちに入ってしまう人いませんか?
人に言われると、一瞬女性特有の病気が頭によぎりますが、過剰に心配してじゃあ女性特有の保険でお願いしますと加入する必要はありません。
女性においても、おすすめできるのは、終身タイプの医療保険なのです。
その理由も含めて説明します。
それでは、まず女性がかかりやすい病気を3つ紹介します。
女性が心配すべき3つの病気
女性が今心配する病気は、下記の3つです。
第一位が大腸がん、そして肺がん、胃がんの順番に続きます。
大腸がん
今女性において、もっとも危険で怖い病気は、大腸がんです。
何故、この大腸がんが増えてきているのかというと、背景には長年続いている便秘の悪化が言われています。
この大腸は、免疫の司令塔ともいわれ、非常に重要な臓器とも言われています。
ここがダメになると、全般的に免疫力が低下し、最悪の場合はがんになります。
肺がん
近年、女性の喫煙者も増加してきています。
女性の喫煙においても、たばこは百害あって一利なしのものです。
女性が喫煙すると、自分にも、そして将来生まれてくるであろう子供にも影響があると言われています。
そして、あなたが喫煙しなくても、周囲の人が喫煙しているとその空気を吸い込んで肺がんを引き起こすタイプのがんの存在が確認されています。
胃がん
ピロリ菌が原因で引き起こされるとされるガンです。
元々ちょっとしたことで胃にくるひとは、このピロリ菌が疑われます。
簡単に検査ができ、将来への胃がんのリスクが軽減が期待されていますが、なにもしないでいると胃がんになる可能性が指摘されています。
女性においてかかりやすい病気上位3つを紹介してきました。
見ての通り、女性特有の乳がんや卵巣がん、子宮がんがランクインしていません。
一昔前までは、乳がんが1位をしめていたこともありますが、今では違います。
これから心配する人は、乳がんよりかは大腸がんを保障してくれる保険に加入すればいいと思われます。
となるとおすすめできる保険は自然とこうなるんです!
女性のあなたに伝えるオススメの保険
終身タイプの医療保険
その保険は、終身タイプの医療保険、これに尽きます。
後ほどでも説明しますが、女性専用の保険だと余計な保障がついているからなのです。
上位3つの病気でも紹介してきたとおり、時代によって病気への罹患の割合も変化してきています。
今では、罹患率の高い病気は大腸がんですが、また時代が経つと、変わってくる可能性があります。
それを踏まえての保障を考える必要が出てきます。
特にまだ結婚の予定がない人は迷わず終身タイプの医療保険に重点を置けばいいでしょう。
それでは、具体的に女性専用保険をおすすめできない理由をお話します。
女性専用保険はオススメできない2つの理由
女性特有の病気で罹患率が減少
まず一つ目の理由が、女性特有の病気にかかる人数の減少が挙げられます。
それでも、乳がんにおいてはかかりやすい傾向にありますが、ガン全般的にみると、大腸がんのほうが多いのです。
それでも、どうしてもという方は、例えば近親者の中に乳がんで亡くなった人がいる場合以外はそれほど気にしなくてもいいのです。
保険料が割高
そして2つ目の理由に保険料が割高になるということです。
これはどういうことかというと、保険の一般的な病気の保障に加えて、女性特有の乳がん、卵巣がんや子宮がん等の保障に重点が置かれるので、その分保険料が上がってしまいます。
最終的に、女性特有の病気にかからないと、大変もったいない買い物でもあります。
また安い保険があったとしても、一般的な病気の保障がない場合もあります。
そうなったときには、焦りますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、女性では専用の保険ではなく一般的な病気を保障してくれる終身タイプの医療保険をおすすめしてきました。
時代によって、病気の罹患率が変わります。
そのことを念頭におくと、自然と一般的な保障のある保険で十分まかなえます。
保険の営業員のうまい口に乗せられて余計な保障がつく保険への加入は絶対に避けたいものです。
そういった意味でも、保険に加入するときは、相談する前に今なんの病気の罹患率が高いのか調べる必要があります。
特に遺伝性のものがなければ一般的な保障の医療保険で十分です。
さあ、賢く保険を選びましょう。