最近、子供に対して親が過保護だと言われています。
実はこの過保護っぷりは、保険でも同じことが言えるのです。
確かに、子供には苦労させたくない気持ちは分かります。
誰だって苦労は嫌なのです。
その例として、生まれたときから生命保険というよりかは医療保険の終身保険に加入して、子供の保険料まで親が払っているのです。
子供の頃からそんなにお金かけなくてもいいじゃんと思いますが、実はこの過保護にはもう1つの面があるのです。
それは、子供が就職するタイミングで、親からのプレゼントとして保険を選ばれているのです。
実は、こうすることによって、子供は何の心配もなく、保障が一生涯で万が一のときも思わぬ出費が避けられるのです。
子供のために終身保険に加入するのはあり？
実は、最近になって、子供のために終身保険に加入する親が増えてきているのです。
そもそも終身保険は、子供には不要でむしろ社会人から加入するのが常識でしょうと思われますが、その常識もとうの昔の話と化しています。
これまでだと、子供に終身保険？と夫から怒られそうですが、今だと是非はいっておきなさいと言った具合と話がトントン拍子に進み、気がついていたら保険に加入している世帯があるといいます。
というのも、こうなった理由も実は保険にあるのです。
時代の移り変わりは早いもので、養老保険や学資保険に問題があるからなのです。
ではどういった問題が終身保険への興味へと写っていたのでしょうか。
子供の頃から終身保険に加入する2つの理由
養老保険・学資保険の利回り悪化
子供の教育のために存在する養老保険や学資保険の利回りの悪化が最大の原因だと考えられています。
昔に比べて今の利率は銀行でもそうですが、わずかしか増えないのです。
そのため、この保険だけじゃちょっと物足りない人がいるのも事実。
この事情があるから、親からプレゼントしちゃえばいいという発想が生まれてきたのかもしれませんね。
子供が就職した頃に親からプレゼント
今、利率がいいものといえば終身保険です。
何故なら、終身保険には、料金が割高になる分、解約返戻金の制度があり、長期間加入するにつれて、戻ってくるお金が増えてくるからなのです。
もし、保険に問題があれば、就職するタイミングで解約してその余ったお金でいい保険に加入するのもいいですし、問題なければそのまま一生涯の保障を続ければいいので、その辺は子供へ選択が委ねられます。
では、実際親のあなたがそうしたい場合、どういった方法が取れるのでしょうか？
子供に終身保険をプレゼントするためには？
短期払いを選択
プレゼントする方法としては、保険の短期払いがオススメです。
保険には、終身払いと短期払いという支払い方法があり、短期払いは、保険会社によって違いますが短期払いは10年程度のお支払いで払込が終了します。
もちろん短い期間で払込が終了するので、終身払いより払込金額がその分高くなってしまいます。
余裕があれば健康祝金で将来の貯蓄
もし、余裕があれば健康祝金のあるものに加入し、がっちりもらってそれを将来子供への進学等にあてることもできます。
ただ、短期払いで健康祝金となると保険料で家計を圧迫するかもしれないので、その辺は家の人とお財布と相談してください。
無理ならきっぱり止めましょう。
それでは、親が保険をプレゼントするにあたって、どんなメリットがもたらされるのでしょうか？
終身保険の加入は子供の負担を減らす
保障は子供でも一生涯
もちろん、終身保険なので、保障がずっと続きます。
それは子供でも同じです。
確かにそれほど大きな病気はしない子供にとって勿体無いことでもありますが、最近では見方が変わってきており、何もない分終身保険で着々と将来への貯蓄がなされています。
就職した頃には負担ゼロ
一番大きいメリットは、子供が就職したころに負担がゼロであることです。
プレゼントすることによって、恐らく三大疾病には対応している保険なので、その保障がタダでもらえるのです。
本来ならば、これから保険どうしようってときに自分は悩まなくていいのです。
もう既に自分への保険が完成された形で、保障だけきっちりいただけるのですから。
そういったストレスからも開放されるので、社会人になったらそれだけ自分のほしいものが買えるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は、生命保険や医療保険の終身保険を子供の頃から加入するメリットについてお伝えしました。
子供の頃から保険なんていらないとお考えのあなた！今ではそういう時代も終わりを告げようとしています。
というのも、学資保険や養老保険の利回りが悪いというのが最大の原因です。
そのため、子供が生まれたらがんばるお母さんが増えているのです。
しかし、無理は禁物です。
子供のために加入して家計が圧迫したら話にはならないからです。
短期払いで保険料の支払料金が終身払いより上がるデメリットがあることを忘れないでください。
確かに親のあなたが子供に楽をさせたい思いはわかりますが、余裕のあるときだけにしましょう。
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