周りが生命保険の話をし始めてる。
私もそろそろはいらなきゃとは思っていても、生命保険のことなんて難しくてよくわからない。
今回の記事は、よくわからない生命保険の選び方についてポイントのコツを5つ紹介していきます。
実際選ばれる際にはプロのFPさんとの相談が早いです。
しかし、生命保険とはいかなるものかを知ることによって、いらない保障をつけずに損をしない選び方ができるようになります。
ポイントとコツの5つは、以下の通りです。
・ライフプランを考えよう
・保険に入る目的を考えよう
・生命保険の種類を知ろう
・生命保険がいるのかはっきりしよう
・生命保険に加入するタイミングを抑えておこう
一つずつ見ていきましょう。
ポイント①ライフプランを考えよう
まず、一つ目のポイントと選び方のコツは『ライフプランを考えよう』です。
生命保険は、ライフプランによって必要な保障がまったく異なってきます。
どんな未来を描きますか?
真っ先に会社の人が保険の話を噂で聞いたなら、思い描いている未来を箇条書きでもいいので書いてみます。
大雑把でもかまいません。
例えば、10年以内に結婚して、子供を2人設けるところまで思い描いたら、おのずと半分はどんな保障がついている保険に入ればいいのか見えてきます。
将来の心配事は何ですか?
次にライフプランを考えるなら、自分が今を起点に将来どのような心配事があるでしょうか?
心配な点をはっきりさせておきましょう。。
災害、病気、交通事故、子供の進学金、自身の老後の生活費あたりがすぐに出てくる答えだと思います。
多くの人が、3つの保障についた保険に入っています。
災害に対しては、火災保険や地震保険、病気や交通事故に関しては医療保険が当てはまります。
何故、保険に入るのでしょうか?
目的を一緒に考えていきましょう。
ポイント②保険に入る目的を考えよう
ポイントとコツの2つ目に、保険に入る目的を考えてみましょう。
リスクについて箇条書きをしていれば、おのずと今の段階で自分にはどの生命保険に加入すればいいのか見えてきます。
主に、病気とお金の面に絞って見ていきましょう。
病気の治療費を保険で賄うため
まずは、ご自身の病気です。
いくら健康な人でも病気をする時があります。
場合によっては手術するような大病の時もあります。
病気の手術代は、ご自身のポケットマネーから捻出できますでしょうか?
少し厳しいようなら、病気の保障がついている保険が必要になります。
万が一の時に家族に残すため
もし、家族に万が一のことがあれば、できるだけお金は残したいものです。
家族を路頭に迷わせることなんてできません。
しかし、今の自分のステータスでは・・・と考えた時に家族の生活の心配面があります。
心配面を払拭するためには、万が一のことがあれば残された家族にお金が入る保障が付いた保険に加入するのが一番のベストです。
将来子供ができたときには大学まで進学させるため
お子さんの予定のある方は、進学先は大学まで見据えたほうがいいでしょう。
幼稚園から大学まで全て公立においても、多額なお金がかかります。
高校、大学と私立でも余計にお金がかかることは、周知の事実です。
大学まで行かせてやりたい思いがあるなら、子供のころから保障がある保険が必要になってきます。
老後の生活を安心して暮らすため
子供が独立して、自身の老後の生活は安心できますでしょうか?
近年では、年金問題が浮上し、もらえる額が少なかったり、噂では年金システムが破綻してもらえなくなるのではと思っている方も少なくありません。
老後の生活が心配なら、社会人を引退してから保障がもらえる保険が必要になってきます。
生命保険に加入する目的がおおよそ決まれば、保険の種類を知りご自身が何の保障がいるのか吟味する必要があります。
ポイント③生命保険の種類を知ろう
生命保険
生命保険は、加入者に万が一のことがあれば、残りの家族にお金が支払われる保険です。
加入者にあまり貯蓄がなく、生活が苦しいことがあれば加入しておいて損はありません。
加入者は夫がほとんどで、理由は男性は結婚をしても仕事を続ける人が多く、お支払いの面でも安定しているからです。
女性は、妊娠・出産と育児が待っています。
上記の状態ではよっぽどお金を貯蓄している人でない限り、保険料をお支払いするのもつらいでしょう。
医療保険
医療保険は、対象の病気にかかった時や手術した時にお支払いされる保険です。
多くの人が、病気に関して心配しています。
周りが保険の話になったときには真っ先に医療保険の検討から入りましょう。
保険では病気の対象も、保障も手厚いものがあるので病気にかかってもお金の心配はいりません。
個人年金保険
個人年金保険とは、一定期間お支払いを行い、一定期間支給される保険です。
月々にお支払いされるため、給料がもらえるような保険ともいえます。
お金がもらえる期間は、大体60歳以降なので人によっては会社員を引退してすぐにもらえます。
年金に関して心配な人が、医療保険と一緒に加入するパターンが多いと言われています。
養老保険
養老保険は、満期がくるとまるまる死亡保障金が受け取れる保険です。
加入年齢の幅が広く、小さいお子様でも加入できます。
また満期日を1日単位で指定でき、人によっては学資保険のような使い方をする人もいます。
学資保険
学資保険は、お子さんが生まれてすぐ加入できる進学金のための保険です。
仕組みは、養老保険とほぼ同じです。
違いは、加入できる期間が短い場合があるので考える時間も短くなります。
収入保障保険
収入保障保険は、万が一ご自身に何かあれば、お子さんや残された家族にお支払いされる保険です。
月々のお支払いがされ、契約が終了するまで受け取れます。
また契約終了間際でも受け取ることができます。
保険の種類について紹介してきました。
欲しい保障が見つかりましたか?
次に生命保険が本当に必要なのか検討していきましょう。
ポイント④生命保険がいるのかいらないのかはっきりしよう
4つ目に重要なのが、本当に保険に加入する状態かどうか判断することです。
実際に、保険のいる人といらない人を見ていきましょう。
生命保険がいる人
生命保険がいる人は、家族がいる人や、貯蓄が苦手な人です。
家族がいる人の場合、自身に万が一のことがあれば残された家族にお金を残しましょう。
愛しい家族が自身に万が一のことがあり、家を失い、進学を諦め、行く当てもないという悲惨なことにはならないようにしましょう。
貯蓄が苦手な人も将来の生活費に備えることも重要です。
将来の生活もですが、ご自身の葬儀代を出せるようにしておきましょう。
生命保険がいらない人
生命保険がいらない人は、主に公務員の人や貯蓄には余裕がある人です。
公務員には手厚い保障が民間の保険会社よりもあるので、基本的にはいらないと言われています。
貯蓄部分を自分で運営する方も同様です。
最後に、もし保険が必要だと思ったら加入するタイミングを理解しておきましょう。
男女によって違ってきます。
ポイント⑤生命保険に加入するタイミングを抑えておこう
女性は妊娠前に
まず女性は、妊娠前の加入がおすすめです。
妊娠してから加入してしまうと、出産時の急な手術に対応できなくなる可能性があるからです。
女性におすすめの保険は、医療保険です。
医療保険ですと妊娠前に加入することで、出産時のリスクにも保障がつきます。
特に返戻金がある保険は、若い世代から加入することによって受け取れる額が増えます。
男性は給料が安定してから
男性は、給料が安定したらすぐの加入をオススメします。
将来結婚する場合には、生命保険の加入を考えておきましょう。
もし結婚の予定がなければ、女性と同じ医療保険を中心にしておくと安心して貯蓄に回せます。
まとめ
今回は生命保険の選び方としてポイントやコツを5つ紹介してきました。
選び方としては、ライフプランを考えることが最重要です。
考えることで、現段階で自分はどんな保障が必要なのかが見えてきます。
保険は、残された家族や自身の老後の生活費や葬式代を出すためのものです。
決してあの人が入ったから私も入ろうという気持ちで保険に入らないでください。
何も知らないで入ると、余計な保障がついた高い保険に加入させられる危険性があります。