【生命保険】5分で分かる法人保険の選び方!新社長必見

事業を起こして、ある程度軌道に乗ると人をを雇うことを考えなくてはいけません。
一言人を雇うと言っても、給料をはじめ、福利厚生、健康診断、社会保険、退職金…等とにかくお金がかかります。

また、自身のみの会社だともし万が一のことがあれば、会社はちゃんとやっていけるか心配ですよね?

そんな時に、頼れるのが法人保険なのです。
今回は、法人保険の選び方について、新社長さんにも分かりやすくお伝えしていきます。
しっかり理解をして、自分の会社に合う保険を選んでいきましょう。

法人保険とは何か?

法人保険を選ぶ前に、まずは法人保険はどういった保険なのか知識を深めていきましょう。
ここでは、法人保険について説明致します。

生命保険等の保険を法人(会社)で契約する保険

法人保険とは、生命保険や医療保険を法人(会社)として契約する保険です。
相談窓口は、ほけんの窓口等第三者の立場から相談できるFPさんか、保険会社に出向いたりとほぼ一般と変わりません。

また、法人にもなってくると営業でご自身の会社に電話がかかってくることもあります。

法人保険の加入者は誰になるのか?

法人保険は誰が加入するのかというと、会社が加入します。
なので、契約者も個人とは違い、会社となります。

法人保険は、一見あまりピンときません。
そもそも何のために法人保険があるのでしょうか。
法人保険に加入する目的を知りましょう。
目的を知ることで、法人保険の選び方についても明確に理解できるようになります。

 

法人保険の選び方!加入する目的を知る

 

実際に法人保険の加入する目的を知り、法人保険の選び方を学んでいきましょう。
選び方を学べば、法人化したときに今どんな保障がいるのか、はっきりわかるようになります。

保険を選ぶためには、基本的に個人で加入する目的とほぼ同じです。
まずは自身に万が一のことがあればの保障に続き、将来のライフプランを考える必要が出てきます。

①経営者役員が死亡した時の保障する

一つ目の目的は、経営者であるあなた自身に万が一のことがあれば保障されます。

経営者が亡くなると、途端に会社の経営が悪くなり社員に給料が払えなくなるといった事態は避けないといけません。
そういった事態を避けるために、保障で得たお金を経営資金に回すことができます。

②社員が死亡したときにご遺族に弔慰金(ちょういきん)を支払う

二つ目の目的は、社員本人が死亡したときにご遺族に弔慰金(ちょういきん)を支払うことです。
また、弔慰金は香典の代わりとしてよく使用されます。

せっかく共にした仲間なのに、何もしないわけにはいきません。
そのために、法人保険があると自分のポケットマネーからではなく法人保険から出すことができます。

③社員の福利厚生を充実させる

三つ目の目的は、社員の福利厚生を充実させるためです。

やはり仕事をしている以上は、リラックスをしてよりよく働いてもらうために環境を提供することも社長の仕事です。

でもポケットマネーは厳しいですよね。
法人保険があれば、福利厚生を充実させることができます。

④役員や社員の退職金を準備する

四つ目は、共に働いていた社員や役員が次のステージへ進むとなると、あなたの会社を去るかもしれません。
そうなったときに、退職金をこれまでよく働いてくれた社員に感謝の気持ちとして支払わないといけません

法人保険に入ると、退職金も気にすることなく必要な時にすぐに出ますよ。

⑤法人税を軽減する

会社となった以上避けて通れないのが法人税です。
保険に加入していないと、莫大な法人税を支払う必要が出てきます。
がしかし、法人保険になると、軽減することができます

法人保険は、目的を知ったうえで、ご自身が欲しい保障を選んでいきましょう。
加入目的を知ることは、一般の保険と同じです。
次に、法人保険の種類を知りましょう。
種類を知ることで、ついてくる保障がはっきり分かります。

⑥経営リスクに備える

経営者自身、今後健康のまま働き続けられたらいいのですが、何があるか分かりません。
万が一、介護が必要になったり、認知症等で事業が続けられない場合には、法人保険で保障することができます

 

法人保険の選び方!法人保険の種類を紹介

法人保険は、医療保険等個人で加入するときにも聞きなれた保険から、個人ではあまり聞きなれないものまであります。

法人となると、会社の経営が優先されます。
一体どのような保険の種類があるのか見ていきましょう。
法人保険の種類を知ることで、加入する保険がよりクリアに見えてきます。

①逓減(ていげん)定期保険

逓減定期保険とは、年々支払う保険料金が減っていく保険です。
法人で加入する場合は、借入金の状態に合わせて加入することが可能になります。
そのため、借入金の返済を保険で済ませることができるようになります。

②収入保障保険

収入保障保険は、加入者に万が一のことがあれば、残された人に月々の給料のように支払われます。

法人の場合だと、経営者に万が一のことがあれば、会社に月々一定額支払われる保険です。
一定額を社員の給料に回すことができます。

③法人がん保険

法人がん保険は、がんに特化した保険です。
例えば、社員ががんにかかれば入院費や手術費を保障する保険です。
40代からがんにかかる率が徐々に増えていきますので、会社に保険があると個人ではお金がかからないので、便利です。

④長期平準定期保険

長期平準定期保険とは、定期保険が長期にわたって保障が続き解約返戻(へんれい)金もあるほぼ終身保険のような保険です。

主に、節税対策や役員の退職金に用いられます。
個人では、あまり聞きなれない保険ですが、法人ではよく聞く保険です。
法人になったら真っ先に検討したい保険でもあります。

⑤生活障害保障型定期保険

生活障害保障型定期保険とは、死亡保障にプラスして介護が必要になった時や認知症になった時にお金が支払われる保険です。

お金を受け取った時点で、保障は終了します。
主に、経営者が何らかの事情で経営が続けられなくなったときに効果を発揮します。

⑥終身医療保険

終身医療保険は、個人向けの医療保険とほぼ同じです。
がん保険とは違い、幅広い病気に備えることができます。
法人になると、医療費の他にも福利厚生を充実させることができます。
福利厚生を充実させると、社員のやる気も引き出されます。

 

法人保険の加入の相談窓口

ほけんの窓口等第三者経由

法人保険も保険会社によって多種多様にあるので、一人では決めないほうがいいでしょう。
気になる保険があれば、第三者の立場になって経営状況を理解してくれるほけんの窓口のようなところで一度相談してから加入をしましょう。

法人といえど保険は高い買い物です。
お支払い金額も大変高額になり、適当に加入すると大変なことになります。
広い視野を持って、会社にふさわしい法人保険を提案してくれることでしょう。

 

まとめ

 

今回は、法人保険の選び方について紹介してきました。
法人保険を選ぶときも個人保険とは同じですが、加入する目的をしっかり持つことです。
法人の場合、経営者に何かあってもいつも変わらず会社を経営しないといけません。
まずは、通常通り会社を経営できることを優先しましょう。

次に、節税対策や福利厚生の充実等を優先させると無駄な保険に入る必要がなくなります。

会社も新社長であるあなたも、そして将来加入するであろう社員のもハッピーになる保険を選びましょう。

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