生命保険の見直し方!予定利率を理解すると得する4つのこと

生命保険の相談すると、保険料の説明途中に必ず出てくるのが予定利率。スタッフさんに、『予定利率が○%なので、保険料はこれくらいになります』と言われてもわかるのは保険料が月々○円程度です。予定利率なんて説明いるの?いやいや予定利率なんか契約する側には、どう影響してくるかわからない!あると思います。

しかし、予定利率のことを知ると、自分が持っている保険がいい保険なのか悪い保険なのかしっかり目利きできるようになるのです。他にも予定利率がわかると得することについてお伝えしていきます。

予定利率のことがわかると、かなり保険商品について目利きができることになるのは事実。予定利率を聞くだけで、以下のことがわかります。

①保険商品の保険料が安いか高いかがわかる

1つ目は、保険商品で保険料が高いか安いかがわかるようになるのです。予定利率を聞くだけで、大体この保険は月々のお支払いがこれくらいということが目星がつけれるようになります。

実は、保険料を決めるときには、予定利率が大きく関係してくるのです。保険料を決める仕組みについては後述します。

②保険料の割に保障がいいのか悪いのかがわかる

2つ目は、保険を見直すときに、保障がいいのか悪いのかがわかるのです。一般的に、保険料が安くて保障がたくさんある保険をいい保険と言います。

予定利率を知るだけで、保険料だけではなく、いい保険かどうかも一発でわかるのです。契約者側からすると、心配事は尽きないくらいあります。本音としては、心配事は全部保険で済ませたいくらいです。

いい保険があれば、多くの保障にも備えられます。

③保険の解約返戻金が多いのか少ないのか判断できる

3つ目は、予定利率を知るだけで、保険の解約返戻金が多いのか少ないのかも判断できるのです。

貯蓄型の保険には、解約するとお金が戻ってくる解約返戻金があります。一般的には、解約返戻金は保険料の総支払額を超えるといいと言われています。予定利率を理解すると、なぜ予定利率に解約返戻金まで関係するのかもわかるのです。

④ご自身が持っている保険がお宝保険であるかどうかはっきりわかる

4つ目は、ご自身が持っている保険がお宝保険であるかどうかもはっきりわかります。保険料が安く、解約返戻金もよく、予定利率がいい保険は、今はお宝保険と言われています。

保険会社側としては、できるだけこういった保険は解約してほしいのです。後ほどその理由はお話しますが、お宝保険を持っていると保険の運用も現在厳しい状況に置かれています。できるだけ予定利率の低い保険に切り替えしてほしいのが本音です。

予定利率とはなにか?

では、予定利率に関して具体的な説明に入っていきます。予定利率についてしっかり理解していきましょう。

保険料の決める要素のうちの一つ

予定利率とは、契約者側と約束する運用利回りのことです。保険会社は、この運用利回り等で利益を得ています。この利益で割引した額が保険料となるのです。

ラーメン店に例えると、お客様から頂いた売上金です。

特定の保険を除き契約が破棄されるまで続く

予定利率は、特定の保険を除き、契約が破棄されるまで利率の変更はありません。つまり、Aという保険を予定利率3.5%で契約したとしましょう。すると、Aという保険を解約しないかぎりは、ずっと3.5%で運用されていくのです。

予定利率と保険との関係!なぜ得をするとわかるのか?

なぜ、予定利率を見るだけで、得をするのかとわかるのでしょうか。
予定利率があがると得をする関係性があります。一体どういう関係があるのでしょうか。

①予定利率が上がると保険料が安くなる

1つ目は、予定利率が上がると保険料が安くなります。保険を見直す理由は大きな理由として、保険料が高いことがあげられます。誰しもが1円でも安く、しかし保障は手厚くが本音です。

では、なぜ保険料が高いのかというと、予定利率が低いからです。2018年の予定利率は、0.85%となります。0.85%だけだといいのか悪いのかわからないので、例としてバブル期の予定利率を出します。バブル期の1990年代の予定利率は、5.5%前後でした。バブル期に比べて予定利率が下がっているので、この時代のものと比べると保険料は値上がり傾向と言えます。

②予定利率が上がると解約返戻金が多くなる

2つ目は、予定利率があがると解約返戻金も多くなることです。貯蓄型の特徴でもある保険を解約したら契約者に戻ってくるお金、つまり解約返戻金。

予定利率が高いと、解約返戻金のもととなる返戻率もあがるので、結果解約返戻金も多くなります。

一般的に解約返戻金がいいと言われる保険とは、保険料の総支払額を超えて戻ってくる保険です。

保険料を決定する仕組み

では、もう少し詳しく保険料の決定する仕組みを見ていきましょう。予定利率は、保険料を決定する要因の一つにすぎません。具体的には、予定死亡率と予定事業費利率も関係してきます。

予定死亡率

予定死亡率は、保険会社が多くの人数から1年間の死亡率の割合のことです。もっと具体的に言うと、1年間に保険金を支払った割合のことになります。

ラーメン店に例えると、予定死亡率はラーメンの具材に使う卵やネギ等消費する食材です。

予定事業費率

予定事業費率は、保険会社が保険を運用する段階で必要となってくる費用のことです。保険を運用していくには、CMとなる広告費、人員の確保も必要になります。

ラーメン店に例えると、テナント代や雇っているスタッフの人件費、広告費です。

保険料は、先に紹介した予定利率、今回紹介した予定死亡率と予定事業費率を考えた上で決まります。

予定利率が関係してくる保険

実際、予定利率が関係してくる保険とはどういった保険でしょうか。一つの特徴に貯蓄性があることがあげられます。貯蓄性がある保険は以下のとおりです。

①養老保険

1つ目は、養老保険。養老保険は、契約者が死亡したときでも生存しているときでもお金がもらえる保険です。生存している間は、一定の年齢になるとお金がもらえます。また、保障期間がすぎると、満期金が受け取れるのです。

保険会社によって、受取金額が自由に設定できたり、できなかったりします。

②終身保険

2つ目は、終身保険。終身保険は、解約返戻金がある死亡保険です。定期保険とは違って、保障は解約するまで一生涯続きます。人間なにがあるかわからないときに備える保険としては、優秀です。

よく医療保険の終身型と間違えられます。ただ単に終身保険と書いてある場合は、死亡保険のことを指すので注意が必要です。

③個人年金保険

3つ目は、多くの方が一度は聞いたことがある個人年金保険です。個人年金保険は、一定年齢からお金がもらえます。最近は、医療保険とセットで加入する人が多い保険です。

予定利率が影響しない保険

一方、予定利率に影響しない保険も一部存在します。

掛け捨てとよばれる定期保険等

予定利率が影響しない保険は、掛け捨てと呼ばれる定期保険等です。掛け捨てとは、一定期間の保障がある保険になります。死亡保険である定期保険を含め、医療保険の定期型と様々な保険の種類があるのです。

まとめ

今回は、予定利率をしればお得になることを紹介してきました。

  • 保険料がわかる
  • 保険料のわりに保障がいいのかがわかる
  • 解約返戻金がいいのかわかる
  • 加入している保険がお宝保険かどうかわかる

特に、最後のお宝保険は、バブル期以降予定利率が5.5%を記録している優秀な保険です。持っている方は無理に解約しないほうがいいでしょう。

予定利率は、保険料を決めるためにあります。理解できると保険の詳細な部分まで目利きができるようになります。

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