生命保険には、様々な種類があってどれも魅力的に見えてしまいます。
あれもこれも選んでいると、気がついたら保険料がとんでもないことになっていたことはありませんか?
保険料が高すぎるとなると、家計にも影響してくるので必要な保障を正確に選び取らないといけません。
必要な保障を選び取るためにも、年収が一番重要なウェイトを占めてきます。
今回は、生命保険を選ぶ時に年収が重要なウェイトを占めるのか理由について述べていきたいと思います。
目次
生命保険を選ぶ時に年収が重要なウェイトを占める3つの理由
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保険料はあなたのお給料から支払われる
まず1つ目の理由は、ごくごく当たり前ですが、保険会社の保険料はあなたのお給料から支払われることです。
保障は、無料ではついてきません。
月々の保険料で欲しい保障を保険料として保険会社に収めています。
当然、保険に比重を置きすぎると、働いていてもいつも保険会社にお金を持っていかれる状況になってしまいます。
そうなってしまうと、生活が破綻してしまいます。
年収からおおよその保険商品が決まってしまう
2つ目の理由は、年収からどれだけ欲しい保障の商品があったとしても保険商品の選べる上限が決まってしまうことです。
3つ目の理由にも直結するのですが、保険商品は原則心配事で選ぶのではなく、足りない金額を保障で補う形で選ぶのが一番いい選び方だからです。
年収によって、保険が決まってしまうといっても過言ではないことがよくわかります。
年収から不足分を出す
3つ目が、年収から生活だけでは備えきれない保障を保険として購入するからです。
保険のゴールは、最終的に老後の生活だったり、ご自身の葬儀代だったりします。
人によって様々ですが、ゴールを設定して保険を選ぶときには必ず年収が関係してきます。
実際、FPさんに相談するときにも年収はいくらですか?と必ず聞かれます。
そこから、備えられる保険について選定を行い、実際加入する形がほとんどです。
保険を選ぶときには、年収が非常に重要であることがわかりました。
次に、では保険は年収のどれくらいの比率でかけるのがベストなのかを説明していきます。
生命保険を選ぶ時に年収からどれくらいの比率で保険に当てるのがベストなのか?
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年収の約7%
生命保険等保険商品を選ぶときには、年収の7%が保険に当てるとバランスがいいと言われています。
年収300万円の場合は、保険料の年額21万円までなら保険として商品を選べば家庭への負担増にはなりません。
月額の保険料に換算する時は21万を更に12ヶ月で割りましょう。
この場合ですと、月額17,500円までなら保険としてかけても大丈夫な金額になります。
保険料の上限は月収の10%まで
ただ、ライフスタイルによっては厳密に7%で収まらない場合もあります。
保険料は、月収の10%までなら許容範囲内となります。
あまり7%にこだわりすぎることなく、10%までに収まるように保険を選びましょう。
7%から10%の数字を頭に覚えておくと、あなたにとって必要な保険がなにかはっきりと分かるようになります。
では、次に実際数字を出してベストな保険料を見ていきましょう。
具体例からみる年収から選ぶベストな生命保険の保険料
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上記の7%から上限10%を元に具体的な年収を出して保険料を見ていきましょう。
保険料は、生命保険を含め必要な保障全て込みでの保険料となります。
実際の保険商品は後述致します。
年収300万未満月額約1万円前半
年収300万未満の方の保険料は、全て込みで月額1万円前半の保険料がベストな比率と言えます。
保険を考えるなら、月額1万程度と見込んでおきましょう。
年収300万から700万月額1万円後半
年収300万から700万の方は、月額1万程度後半が丁度いいとされています。
16,000円から19,000円の間です。
もう少しあってもいい感じがしますが、必要な保障が全てあればそれ以上に保険にお金をかけることはありません。
一般的なご家庭はほとんどこの額で収まります。
保険料をなるべく安く抑えたいと考えている場合は、1万円後半で収まるようにするといいでしょう。
年収があがるにつれて保険料の上限も上がっていきます。
賢く保険を選ぶためにも、上限を理解しておくと家計の負担の急激な増加を抑えられます。
実際生命保険にはどのような種類を選べばいいのか、ライフスタイル別に紹介します。
ライフスタイル別に見る必要な保険とは?
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独身・既婚(子供なし)
独身もしくは、既婚でお子さんがいない家庭はご自身の葬儀代だけの準備だけでOKです。
余裕がある場合には老後資金も用意しておきましょう。
該当する保険は以下の2つです。
医療保険(終身)
1つ目が医療保険です。
医療保険は、保障内容は全般に病気に関することです。
しかし、終身タイプの医療保険は解約すると解約返戻金が戻ってきます。
一定年数継続して医療保険に加入していると、支払った保険料以上のお金を手にすることができます。
解約返戻金を葬儀代に当てる人が多いので、大金の使いみちがない場合は、葬儀代として残しておいても損ではありません。
個人年金保険
2つ目は、個人年金保険です。
個人年金保険は、老後資金のための保険です。
一定年齢まで保険料を支払って、一定年齢に達するとお金がもらえます。
お金がもらえる年齢が60歳と比較的高齢になるので、働いている間は将来のための貯金だと思っておきましょう。
個人年金保険は、医療保険と同時加入が増えてきていますが、余裕がなければ外しても構いません。
既婚(子供あり)
既婚でお子さんがいる場合には、死亡保障とお子さんの教育費を中心に考えておきましょう。
独身時代に医療保険が終身タイプだった場合、余裕がなければ定期に切り替えても大丈夫です。
医療保険
1つ目は、医療保険です。
余裕がなければ、定期保険に切り替えましょう。
定期保険は、掛け捨てとなりますので、病気の保障はあるもののお金が戻ってくることはありません。
もし余裕があれば、終身のまま医療保険は継続でもOKです。
結婚してお子さんがいると、必要な保障も増えくるので十分に検討してください。
生命保険
2つ目は、生命保険です。
生命保険は、死亡保障に入ります。
生前にお金をもらえることなく、加入者に万が一のことがあるとお金がもらえます。
一括でお金がもらえることが特徴なので、きっちり計算して使っていかないと、将来が困ります。
学資保険
3つ目は、学資保険です。
学資保険は、主にお子さんの教育費に備える保険です。
満期になるとお金がもらえたり、一定年齢に達するとお金がもらえたりします。
満期になってもらえるお金は、商品によっても違いますが、大体大学1年分くらい通えます。
シングル(子供あり)
もし、結婚したけど何らかの事情でシングルになった場合の保険です。
お子さんがいるときには、死亡保障と病気に備えましょう。
収入保障保険
1つ目は、収入保障保険です。
収入保障保険は、生命保険より安い金額で死亡保障に備えられる保険です。
生命保険とは違って、お金が戻ってくる際には、月額で一定期間戻ってくるのが特徴です。
普段のお給料と同じようにお金が戻ってくるので、やりやすいと思います。
医療保険(終身)
2つ目は、医療保険です。
ご自身の医療保険は、終身タイプにしておきましょう。
というのも、終身タイプで病気に備え、解約した時にお金が戻ってくるからです。
学資保険までの余裕がない場合は、医療保険でまかなう人もいます。
まとめ
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今回は、年収別に生命保険を見てきました。
保険商品は、あなたのお給料から支払われます。
よって、お給料の7%から10%までを上限として保険料から保険を考えていくと、必要最低限な保障がしっかりわかると思います。
保険は高い買い物ですので、かけるお金をほどほどにして生活を保つことも重要です。
もし保険の加入を検討しているなら、一度年収から計算するのも手です。
保険に入らないようにしましょう。
詳しいことについては、年収から計算する方法も含めて専門のFPさんに質問したほうがはっきりとした答えが得られます。