20代で社会人一年目になったら一度は聞く生命保険。
まだまだ病気にならないから別にいらないやという人と、いやいや生命保険で今から万が一の時のためにもう加入するんだという人に分かれます。
そして社会人一年目で各生命保険の会社さんから保険の加入に関する説明を受けるところもあります。
スタッフさんの説明を聞いても自分には情報がないから本当にたくさんの人が入っているかわからない。
あると思います。
今回は（公財）生命保険文化センターの平成27年度の生命保険に関するデータをお借りして実際の加入率はどうなのか見ていきましょう。
医療保険や個人年金保険を含み、死亡保険や死亡保険金については含まれてません。
生命保険全年齢の加入率は89.2%！およそ9割が加入！
（出典：（公財）生命保険文化センター）
まずは全体のデータを見ていきましょう。
（公財）生命保険文化センターは、3年に1度生命保険に関する調査をしている公機関です。
その結果昨年2015年のデータによりますと、加入率は89.2%となり前回の2013年の結果より僅かに低下していることが明らかになっています。
それでもおよそ9割の方が生命保険に加入ししているので、社会人になると一度は検討しておいたほうがよさそうです。
それでは年代別に男女とも含まれたデータを見ていきましょう。
年代別男女含む生命保険の加入率は？
（※数値は（公財）生命保険文化センターに基づく）
それでは、実情はどうなのか見ていきましょう。
どういう変化があるのか具体的にチェックしておくと加入のタイミングが分かります。
20代の生命保険加入率は低い！原因は貯蓄か？
同会社の調査によると20代での2015年度の結果は77.5%と意外と低い結果に終わっています。
その原因にあげられるのが貯蓄に回す余裕がなく、生命保険には入りたいけど払う余裕がないことが挙げられます。
一般的な会社に就職すると社会人1～3年目までは少し余裕が無い結果となっています。
30代の生命保険加入率は20代よりかは増加傾向！
30代になってからは34歳までの加入率が86.7%と20代よりかはおよそ8%増加傾向にあります。
そして35歳から39歳までの加入率がそれよりも更に上を行く93.3%という結果になりました。
この頃になると収入も安定し、貯蓄にも余裕が出てきて加入する人が後を立ちません。
またアラフォーに近づくに連れて、加入率があがり、ここから様々な病気に備えておかないとという意識が働いていることがよくわかります。
40代の生命保険加入率は30代の横ばいに！
40代になるといろんな病気のリスクが高まる年代でもあります。
加入率も高いかといえば30代に比べてほぼ横ばいという結果になっています。
40代前半では91.4%と若干減少し、40代後半では95.2%と30代に比べて若干増えている感じです。
加入率だけ見ると30代で加入が一番良さそうな感じが伺えます。
ほぼ横ばいですが殆どの国民が何かしらの生命保険に入って万が一の時に備えていることがよくわかります。
今回の結果で生命保険に加入するベストなタイミングは？
この年代別からみると30代前半に加入するのがベストなタイミングでしょう。
初任給によって変わってきますが、一般的な職業についている場合は20代から焦らなくてもいい感じがします。
社会人1年目では社会保険でも医療に関してはまかなえるので、よっぽどのことがない限りは加入しなくても十分まかなえます。
30代で加入しても備えが十分です。
貯蓄もある程度溜まってから検討しても将来には支障がありません。
まとめ
全体としてはほとんど加入している生命保険ですが、年代別にみると違いがよくわかります。
一般的な職業に就職しても社会人開始したときには収入が少なく、加入率も7割に収まっており、収入も安定し貯蓄に余裕がある30代からは加入率が高まっています。
この結果20代のうちにしっかり無理せず貯蓄に回し30代で保険の説明を聞きにいくタイミングでも十分間に合います。
20代のあなた！無理ならはっきり断っても大丈夫です。
悩みが収まらないようならファイナンシャルプランナーに相談しにいきましょう。
無理のないよう保険について考えていきましょう。
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