保険料が高いと思ったら、1円でも安く保険料を安く抑えたい人が人の心理です。買い物でも保険でも同じことですが、安くていい保障は誰もがほしいものですよね。
保険は、ずっと放置していくとどうしてもバランスがとれず保険料が高くなってしまうんです。何故なら、あなたのライフステージが変わっていくからです。例えば、結婚しても必要な保障は違ってきますし、お子さん生まれても、お子さんが独立しても違ってくるからです。
今回は、ライフステージが変わって保険を見直すときに1円でも安く抑え、しかも誰でもできる簡単な方法6つを伝授致します。
生命保険を見直すときにお得にする簡単な方法6個
保険を1円でもお得にしたい場合は、以下のことで十分安くできます。色々方法はあるのですが、その中でもやりやすいものをピックアップ致しました!
① ライフステージと保障内容のバランスがいいかどうか
まずは、ライフステージと保障内容のバランスがいいかどうかです。独身なのに生命保険に入っていたり、既婚なのに医療保険が終身保険のままだったりすると、保険料が余分に増えていきます。
最初は気が付きませんが、時間がたつにつれて、どうして保険料がこんなに高いんだろう?の原因になってしまいます。まずは、加入している保険が本当にご自身にとって必要な保障なのかを見ましょう。
② 不要な保障は思い切って解約する
次に、不要の保険なら思い切って解約することです。スタッフに言われたまま加入した保険は、気がつくと全然役に立たない話をよく聞きます。
不要な保険を解約することで、保険料を減らすことができます。保険を見直した時に不要と指摘されれば、思い切って解約しましょう。
③ 保険料は月払いより年払いを選択する
保険料は、月払いだけしかないと思っていませんか?確かに、保険に加入するときには、保険料の話は月額前提で進むことがほとんどです。特に若い世代から加入していると、保険は月額で払うものと思い込むのも無理はありません。
実は、保険料に関しては多く支払い形態があります。代表的なものは、月払い、年払い、一時払いがあります。保険料を少しでも得したい場合は、保険料にも気をつけましょうね。月払いより、年払い、年払いより一時払いの方が保険料が安くなります。
また、一時払いはクレジットカードの一括払いに相当するので、余裕がなければ年払いでもじゅうぶん保険料が安くなります。
④ クレジットカードで支払う
3つ目は、クレジットカードで保険料を支払うことです。一見保険とクレジットカードは得とは無縁の関係に見えますが、大いに関係があります。クレジットカードは、ほとんどのカードで金額に応じてポイントを還元しています。月々の保険料が1万円を超えているなら、お支払いをクレジットカードにすると何もすることなく気がついたらポイントが貯まっています。
⑤ ポイント還元は1%がほとんど
実際、ポイントの還元率はどれくらいなのかというと1%がほとんどです。100円で1ポイントつくので、保険料が月々1万円だった場合は毎月100ポイントずつ還元されます。1ヶ月、2ヶ月くらいなら大したことありませんが、これを1年続けると1200ポイント、更に5年続けると6000ポイントが還元されます。
ほとんどのポイントは1ポイント1円で使えるので、5年頑張ったらいいものが買えますよ。
⑥ 掛け捨てにして保険料をぐっと抑える
4つ目の方法は、保険を掛け捨て(定期保険)にすることです。定期保険は、保険料をぐっと抑えながらも保障に備えられます。見直す上で、やむを得ない事情があれば、終身保険から定期保険に切り替えても保障はそのまま金額がお安くなるので得といえば得になります。
生命保険や医療保険といった保険への加入の最終目標とは?
ご自身の葬儀代
生命保険や医療保険をはじめ、何のために保険に入るのでしょうか。もちろん、貯蓄のためだったり、病気に備えたりするためだと思いますが、最終目標はご自身の葬儀代を出すためです。最期までご家族に迷惑をかけたくないと思っている人が大半ではないでしょうか?
まだ若いのに葬儀の話なんてと敬遠する方もいらっしゃいますが、1番最後にお金を使うのは、ご自身の葬儀です。保険料を1円でも安くするためにも、最終目標を理解しておくと、余計な保障もつけず必要最低限の保障内容で相談することができます。
実際にライフステージ別にいくら保障が必要になってくるのでしょうか?
ライフステージ別必要な保障額は?
独身:200~300万程度
独身の方は、200万から300万程度あれば保険としては十分な額です。この200万から300万は、自治体によっても異なってきますが、ご自身の葬儀代になります。したがって、生命保険のような死亡保障は一切いらないので、スタッフさんに死亡保障のことを言われてもスルーしておきましょう。
既婚(子供なし):200万~1000万
既婚している方でお子さんがいらっしゃらない場合は、200万から1000万程度あれば十分です。もし、共働きの場合は、お互いの葬儀費用だけでいいので200万から300万程度で済みます。もしどちらか一方が働いていない場合には、ご自身の葬儀代にプラスして残された方の生活費として死亡保障をつける必要が出てきます。よって1000万程度あれば、問題ありません。
既婚(子供あり):3000万以上
既婚でお子さんがいる場合には、ご自身の葬儀代や死亡保障に合わせて、お子さんの大学までの教育費が必要となってきます。ざっとですが、3000万円以上見積もっておけば、お子さんも大学まで進学でき、ご自身に対しても備えられます。
ライフステージ別お得な保険の組み合わせ
実際どのような保険がお得な組合せについてお伝えします。
独身/既婚(子供なし)
医療保険(終身保険)
独身または既婚でお子さんがいない場合、医療保険(終身保険)だけで問題ありません。終身保険にしておくことで、解約時にはお金が戻ってきます。戻ってくるお金は、保険の継続年数によっても異なります。もちろん、継続が長ければ長いほど多く戻ってきます。
既婚(子供あり)
お子さんがいる場合は、医療保険は定期に変更して、死亡保障と教育費が必要になってきます。
医療保険(定期)
医療保険は、お子さんが小さいうちは定期にしておきましょう。後に紹介する死亡保障はお子さんが独立して働いてからは、不要になるからです。
収入保障保険
死亡保障は、収入保障保険がオススメです。同じ死亡保障である生命保険よりも保険料がグッと抑えられます。もし万が一のことが起これば、月々のお支払いになるので、生活もやりやすいですよ。
学資保険
学資保険は、お子様の教育費に当たる保険です。大学まで見積もられます。学資保険の大半が大学入学前に満期を迎え、まとまってお金を受け取ることができます。学資保険で受け取れる額は、平均して大学1年分通える程度です。
既婚(子供が独立)
医療保険(終身保険)
既婚して、お子さんが成人を迎え社会人として働くことが決まった場合、定期にしていた医療保険を終身保険に切り替えましょう。終身に切り替える際に、余裕があれば、一時払い(一括してお金を払う)と保障だけが手元に残ります。保険料以上取られることもないので、一番得した保険の見直しとなります。
まとめ
今回は、保険の見直すときに1円でもお得にする方法を伝授致しました。
- ライフステージと保障内容のバランス
- 不要な保険は思い切って解約
- 保険料は月払いより年払い(もっといえば年払いよりも一時払い)
- 支払いはクレジットカードでポイントをもらう
- しんどいときは思い切って掛け捨てもあり
以上の方法は、検討するときにもできどなたでもできる方法です。これから保険を見直すときに頭に入れておくと、スムーズな取引ができますよ。ぴったりな保険見つかるといいですね。