生命保険において、健康診断でのコピーの提出が求められます。
そのときに、どんな内容でどの項目を見ているのか知りたくありませんか?
うっかり、引っかかって、生命保険に入れませんと言われては元も子もありません。
そうなる前に、生命保険会社がどの項目をみて判断しているのか、お伝えします。
是非とも参考にして、不安な項目をなくしましょう。
目次
生命保険において健康診断の内容で重要な項目とは?
生命保険で重要な項目は、年代によって見るところが違います。
特に、40代から見る項目が増えるので、注意しておきましょう。
30代までは身長・体重・血圧・尿糖・尿蛋白
まず、30代までは、生命保険に加入する際に、身長・体重・血圧・尿糖・尿蛋白が必ず見られます。
おそらく、身長と体重と血圧については、すんなり納得する人も多いでしょう。
恐らく、メタボじゃないのか考えられます。
残りの尿糖、尿蛋白が何を見ているのか少しわかりづらいですよね。
尿糖は、尿から糖が漏れ出ていないか、糖尿病の恐れがないかどうかを見ています。
次に、尿蛋白は、尿から蛋白が漏れていないかのチェックです。
蛋白が漏れているとなると様々な原因があり、危険な病気も潜んでいます。
40代からは、肝機能・血中脂質(中性脂肪)・血糖・心電図がプラスされる
40代になってから、生命保険を考えているあなたは、30代までにチェックされた項目にプラスして、肝機能・血中脂質・血糖・心電図も合わせてチェックされます。
40代からよくメタボって話題もありますし、ガンの罹患率が40代をキッカケに高くなっている話もあります。
そう考えての項目だと考えられます。
肥満気味なあなた!今は大丈夫だからといって侮ってはいけませんよ。
引っかかると最悪、保険にはいれないこともあります。
でもなんで、健康診断がそれほど重要なのでしょうか?
何故生命保険会社はそれほど健康診断について細かくチェックするのか?
給付金の支払いリスクがあるかどうか見るため
何故それほど生命保険において、健康診断が重要な項目なのでしょうか?
保険会社というのは、契約者に何かの事があればお支払いしないといけません。
しかし、そのお支払いが頻繁にだったら、他の契約者に何かあれば支払いができなくなります。
そのような事態を避けるために、健康診断での審査結果で判断しているのです。
健康診断の検査と言っても、事前すぎるものはNGとなります。
実際健康診断で遣われる告知書には有効期限があります。
その期限がいつなのか見ていきましょう。
生命保険で健康診断の告知書における有効期限
告知書の告知日より14日以内に受診したもの
健康診断の告知で使われるのは、告知日より14日以内のものでしか有効になりません。
特に、人間ドックは1年を通していつでも受診できる形態を取っている会社が多いので、健康診断の告知の期限に間に合っていても、健康診断の結果がまだ届かないといった状態は避けてください。
人間ドック以外の会社での集団検診を受ける人は、会社によってやる月が違うので、生命保険に加入するときには特に注意しておいてください。
告知日がきて、健康診断が告知日の翌月なんですといった状況は避けたいものです。
もし、告知日が間に合い、健康診断の結果が来て、いざ提出するときに、要経過観察や要精密検査と判断された場合は、どうすればいいのでしょうか?
覚えておこう!要経過観察・再検査・要精密検査がある項目について
再検査結果表を提出
健康診断に要経過観察・再検査・要精密検査が合った場合は、とりあえず落ち着き、もう一度別の医療機関で再検査してみましょう。
その再検査の結果表も合わせて、告知期限に間に合うように提出してください。
再検査の結果を提出することによって、保険会社に私は再検査をきちんと受け問題ありませんでしたとアピールすることができます。
放置よりマシということです。
もし、再検査の結果、病気が判明してすぐに完治した場合はどうすればいいのでしょうか。
完治証明も提出
再検査の結果、思わしくなくても、完治したときに、診断してもらったお医者さんに完治証明をもらいましょう。
その完治証明をもらうことによって、あなたが今、健康に問題ありませんと保険会社に訴えることができます。
もし、病気にが判明しても諦めてはいけません。
きちんと治療をして、証明をもらってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、生命保険の健康診断の告知についてお話しました。
やはり、異常なしが一番いいのですが、何せ機械のほうが精密すぎて間違えて異常と判断されるのも結構多い話です。
もし、要検査と言われても無視する人が多いですが、生命保険の加入を考えているなら、要検査でも再検査をして異常がないという証明を貰えばそれほど問題ではありません。
また、年代によってもチェック項目が違うので注意が必要です。
特に40代は、体重、身長等に加え、心電図や血中脂質等もチェック項目の対象です。
やはり、保険はできるだけ30代のうちにはいっておけともとれますね。