生命保険の貯蓄型と掛け捨て型の3つの違い!選択の鍵はあなたの現状!

生命保険や医療保険を含め保険のことを考えるなら、どうしてもぶつかってしまう問題があります。
それは、保険を掛け捨て型にするのか貯蓄型にするのがということです。
どちらにもメリットデメリットが存在し、あなたがどちらを選べばいいのか悩ましいところです。
ですが、それを決断するポイントはあなたが今どういった立場にあるのかによって決まってきます。
例えば、結婚して子供がいたら掛け捨て型のほうがいいですし、独身ならば断然積み立て型のほうがいいんです。
あなたの現状がどうであるのかはっきりした上で、貯蓄型と掛け捨て型の大きな違いを見ていきましょう。

貯蓄型と掛け捨ての3つの違い

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貯蓄型と掛け捨て型では、大きく分けて3つの違いに分かれます。
その3つとは、保険料、保障期間、解約時のお金についてです。
それぞれの特徴を抑えましょう。

保険料の違い

〈貯蓄型〉
貯蓄型は、主に医療保険の終身タイプに多い保険で、最も比較対象になる保険でもあります。
保険料は、掛け捨て型よりも割高で、商品によっては払い続けることで掛け捨て型の5倍の料金の支払いに膨れあがります
それだけ保険に貯蓄機能があるのでこの差はどうしても生まれてしまいます。

〈掛け捨て型〉
掛け捨て型は、主に死亡保障の生命保険や定期保険がこの部類にはいります。
保険料に関しては、割安で何百円のお支払いでも保障が得られる保険があり、加入して継続しやすいのが特徴です。
満期があり、更新を選ぶと保険料があがりますがそれでも貯蓄型よりかは遥かに安い金額です。

保障期間の違い

〈貯蓄型〉
貯蓄型における保障期間は、解約するまで生涯保障が得られることです。
常に急な出費にも冷静に対応できます。
うっかり保障期間切れで保障が受けられないことが一切ありません。

〈掛け捨て型〉
掛け捨て型においては、保障期間は、一定期間になります。
厳密に言うと満了日までで、更新しないと同内容での保障は得られません
うっかり忘れたら保障が得られないケースがあるので注意が必要です。

解約時のお金についての違い

〈貯蓄型〉
解約時に、貯蓄型においては貯蓄分のみお金が返ってきます
この戻ってくるお金のことを解約返戻金といい、契約した時よりも多くあなたの元に返ってきます。
この金額は早期解約の場合は少額に設定されており、ある程度継続しないとそれなりの額は戻ってきません。

〈掛け捨て型〉
掛け捨て型の場合、戻ってくるお金はほとんどの場合、まずないと考えておいた方がよいでしょう。
それ故、掛け捨てと呼ばれるようになったのです。
加入する場合はそれを覚悟してください。

 

これだけはダメ!保険の損する加入の仕方

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安易な気持ちでの貯蓄型から掛け捨ての乗り換え

もし、保険の見直しを考えてるあなたにやってはいけない加入をご紹介します。
それは、元々終身タイプの貯蓄型の保険から理由なく掛け捨て型の保険に加入することです。
この場合、解約して戻ってきたお金で入り直す方がほとんどなのでそれでは掛け捨ての保険料で全部持って行かれることになります
安いからと言った理由だけで安易な考えは禁物です。
それでは、保険に加入するときにはどのようなことに気をつければいいのでしょうか?

 

あなたが保険で得をするために明確にするべき2つのこと

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あなたの置かれている現状

まずは、あなたが今どういう状況に置かれているかです。
結婚して子供がいるのか?や独身で社会人になったばかりとかそういった感じの状態です。
これはすぐに分かりますので、忘れないようにメモをしておきましょう。

保険に入る目的

そして大事なのが何故保険に入りたいのかです。
人によって目的が異なっているのではっきりさせておきましょう。
子供のため、自分の老後のため、夫の万が一の時のため、色々あると思います。
それでは目的別に最適な保険を紹介します。

 

現状別!あなたに最適な保険の選び方

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あなたが独身である(離婚も含む)

あなたが独身の場合葬儀代程度の金額を貯蓄できれば十分だと思います。
医療保険の場合は、終身タイプのものを選び、生命保険は掛け捨てでも十分です。
これで病気と万が一の時のために両方備えられます。
もし既に入ってる保険があれば見直す必要もありません

あなたが結婚した(子供がいない)

あなたが結婚して子供がいない場合、共働き世帯の場合も独身と同じく自分の分だけ保険を中心に考えてください。
保険の内容も独身と同じで大丈夫です。
もし、専業主婦の場合、夫の万が一の時のために収入保障保険に加入しておくと、期間が限定されますが生活の保障が得られます
また出産時期は保険の加入がしにくいので、予定がある方はその保障が付いている保険に定期で加入してもいいでしょう。

あなたが出産して家族が増えた

家族が増えた場合、掛け捨てに切り替え、子供のために加入する必要が出てきます
子供のお支払いが増える分自分のお支払いを減らすという考えです。
進学に対する学資保険は、加入できる年齢が6歳までと限られています。
それを過ぎてからは、養老保険でしか似たようなことができません。

あなたが男性である

あなたが男性である場合は、医療保険に加え、残された家族がきちんと生活できるように収入保障保険の加入もオススメします。
もちろん医療保険は貯蓄型の終身タイプが望ましいです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は貯蓄型と掛け捨て型の違いとあなたが今どちらのタイプの保険に加入すればいいのかお話してきました。
あなたの目的、置かれている現状を把握して、FPさんと一緒に納得するまで話を聞いてもらってください。
安いからと言った理由だけで保険に加入し直すのは言語道断です。
家の次に高いと言われている買物なので、わからないところがあれば、その場で聞いてくださいね。
あなたのピッタリな保険が見つかりますよう。

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