生命保険を選ぶときには、人に相談したほうが手っ取り早いと思っている人が大半です。
確かに、人に相談することはとても大切なことですが、相談する人は保険窓口にいるスタッフが一番信頼できると思っていませんか?
実は、保険窓口にいるスタッフは、あまり信頼できません。
というのも、本にしっかりと書かれています。
今回は、多くの保険の本から保険を選ぶ時の注意点を解説していきます。
注意点を知ることで、自分にはどの保険が必要なのか、加入しようとしている保険は実はいらなかったということが見抜けるようになれます。
生命保険の選び方!本から学べる6つの注意点とは?
保険商品のオススメは全然オススメじゃない
1つ目は、保険商品のオススメは、全然オススメじゃないことです。
保険の相談窓口に行くと、オススメをよく聞く人がいます。
人によっては、オススメの保険に入ろうと思っている人もいます。
しかし、相談窓口で聞くオススメは、全くオススメではありません。
とんでもないからくりがあります。
オススメではない理由は後述します。
今流行りのFPの相談で言われること
2つ目は、FPさんの相談する流れの中で必ず言われることは、生命保険の勧誘です。
FPさんは、お金のスペシャリストですが、ビジネスマンでもあります。
自社で提携している保険をあからさまではありませんが、こういった保険がありますといった形で言われます。
もし、FPさんにあからさまに勧誘されたり、無理強いされた場合紹介された保険は絶対に止めておきましょう。
できるFPさんは、さりげない勧誘はしますが、あからさまには行いませんし無理強いもしません。
保険を選ぶときのベースの考え方
3つ目は、書籍から保険を選ぶ時の保険のベースの考え方が学べます。
心配事を解消するために保険をと大体的にCMなり行われているので、思う人も少なくありません。
しかし、本来保険は、ご自身がシミュレーションした結果足りないものを補てんする商品です。
一度、シミュレーションしてみるとご自身に何の保障が必要なのかしっかりとわかります。
加入している保険を悪く言いすぎるスタッフ
4つ目は、保険の見直しを行うとき限定ですが、加入している保険を悪くいいすぎるスタッフが実在します。
保険を見直すということは、加入している保険に不満があるのがほとんどですが、悪くいいすぎるスタッフにも警戒しておきましょう。
質問には答えないスタッフ
5つ目も相談に行ったとき限定ですが、こちらが丁寧に質問しているにも関わらず、だからー○○がオススメと言ってるじゃないですかと言ってくるスタッフにも警戒が必要です。
保険の相談窓口に出向くときには、何個か質問項目を用意しておいて人を見るようにしましょう。
質問をしても答えないスタッフにも注意しておきましょう。
どこの保険会社が多く出ているのかチェック
最後は、こちらも相談しているときになりますが、実際オススメの保険の紹介がいくつか候補に上がった時には、出てきた保険商品と提供している保険会社をチェックしておきましょう。
同じ保険会社が出てきたら、後述しますが相談窓口と保険会社と提携していることがわかります。
生命保険の選び方で本からわかった仰天事実
次に、本からわかった仰天事実を述べていきます。
保険商品のオススメは紹介料が高いものだった
よく、我が社のオススメの保険は…の下りが多いと思います。
実はオススメの保険がオススメではない理由は、保険会社からの紹介料が高いからです。
相談窓口もビジネスである点も忘れずに理解しておきましょう。
紹介料が高い保険商品は、何も絶対にオススメとは限らないのです。
特に普段から保険商品以外でも買い物でオススメを買うときには注意しましょう。
何も保険に限ったことではありません。
例えばA社の人にオススメはと聞いたら、必ずA社で販売されている商品しか出てきません。
仮に本音がB社のものが大変便利でも絶対に出てきません。
保険は全ての会社から比較できない驚きの理由
2つ目は、1つ目の話に絡みますが、相談窓口は全ての保険会社を網羅はしていません。
例えば、あなたがB社の保険商品を知りたいのに、相談窓口のスタッフはA社の商品ばかり言われたら、イラッとしますよね?
何考えてるんだ!私はB社の保険商品が気になるのにと思ってしまうかも知れません。
しかし、からくりがありまして、あまりにも執拗に同じ会社が出てきたら残念ながら相談窓口とあなたが知りたいB社と提携していないので、永遠に出てくることはありません。
相談窓口は保険会社と提携しているので、提携している保険会社の商品しか出てこないのです。
貯金があれば医療保険はいらない!高額医療費制度を利用する
3つ目は、医療保険についてです。
医療保険と言えば、多くの方が加入されており病気に備えている人が大半です。
中には、子供の頃から医療保険に考えている人がいます。
大人になってから、子供にプレゼントするな以外の理由で子供の頃からの加入はオススメできません。
子供には、公的保障で子どもの医療費助成で自治体によっては無料になります。
また、大きな病気で手術した場合にも公的保障で高額医療費制度でお金が戻ってきます。
どちらも申請しないと適用されないので、対象と思われる場合はご自身で申請しましょう。
日本は、公的保障が充実しているので、お子さんの医療保険は理由がない限りは必要ありません。
注意点からオススメの保険をあげてみた
注意点を6点の中からオススメの保険を紹介していきます。
損害保険(お子さんが小さいとき)
お子さんが小さいときには、一番のトラブルは病気ではなく損害トラブルです。
例えば自転車に移動中、高級車にぶつかってしまったりと不意なことからトラブルに発展してしまうことです。
万が一弁償って言われたときにはヒヤヒヤものです。
言われても損害保険ならば、保障してくれるので問題はありません。
お子さんがまだ小さいときには入っておきましょう。
収入保障保険(死亡保障)
お子さんがいる家庭では、一般的に生命保険への加入が薦められますが、オススメは収入保障保険です。
収入保障保険は一定期間が過ぎると徐々に保障の内容は減りますが、万が一のことがあれば月額といった形で受け取ることができます。
特に加入者本人が若い間には、ローンやら教育費やらで色々とお金がかかります。
しかし、年をとると保障がいらなくなります。
いらない分受け取る金額も減りますが、効率的で無駄がありません。
医療保険(独身で貯金がない場合のみ)
医療保険は、独身で普段からあまり貯蓄のない場合のみオススメします。
貯蓄がある方は、公的保障をフル活用すると、いざというときにも備えられます。
特に高額医療費制度は有効な方法なので、対象の方は申請するようにしましょう。
医療保険は、ご自身の葬儀代と考えておきましょう。
もし葬儀代が準備できそうにないなら、医療保険は有効な手段と言えます。
特に終身保険は解約返戻金があるので、葬儀代はそちらからまかないましょう。
まとめ
今回は、本から学べる6つの注意点について解説してきました。
特に相談スタッフのオススメは鵜呑みにしないほうがいいでしょう。
オススメ=提携会社の紹介料が高い商品ということをしっかり理解してください。
また、人の質問に対してきちんと答えてくれないスタッフにも注意しておきましょう。
だからー○○といった口癖の人にも注意してください。
相談窓口のスタッフは、どうしても提携保険会社の内容の中から保険を紹介しています。
やたらと同じ保険会社が出てきた場合には、あなたが知りたい他社商品の情報は引き出せません。
保険は、心配事で選ぶのではなく、ご自身の足りないお金は何なのかシミュレーションした上で選びましょう。
注意点をしっかり理解して、本当にご自身の必要な保険と保障を手に入れてください。
上記の点を全て教えてくれえるいいFPさんに出会いましょう。