生命保険の見直し方!共済に加入するタイミングはいつか?

保険を見直すときには、いつどのような保険にするのか決めることも重要です。保険には、民間がやっている保険と国や農協、COOPがやっている共済とに分かれます。大きな違いは、営利でやっているか非営利でやっているかです。今回は、後者の共済について加入するタイミングと共済について徹底的に解説していきます。

まず最初に共済に加入するタイミングはいつでしょうか。解説していきますね。

結婚してお子さんが生まれたとき

一番共済に加入するタイミングがいいいのは、結婚してお子さんが生まれたときです。何故かというと、このタイミングは一番必要な保障が増え、保険料が高くなります。気合をいれて保険を見直さないと油断すればいくらでも必要な保障が増えるからです。あれもこれも心配になってくるので、考え出すときりがありません。

お子さんが生まれたら必要な保障とは?

お子さんが生まれたら、必要になってくる保障とは、死亡保障、病気に関する保障、お子さんが大学進学するまでの教育費などです。独身の場合、病気に関する保障だけでよかったのですが、結婚してお子さんが生まれるとなるとそれだけでは足りないことがよくわかりますね。

お子さんが18歳になるまで

では、いつまで共済を続けていればいいのかというと、お子さんが18歳になるまでです。お子さんが社会人になると必要な保障が一気に減ります。 18歳以降は、ご両親に万が一のことがあったときに支給される遺族年金の対象から外れるのです。この頃になるとお子さんの万が一の確率もぐっと減るのでこれを機に保険を見直す人も増えます。

共済について理解しておこう

お子さんが生まれてから、必要な保障が一気に増えることで、保険料も比例するように上がるのです。でも周りはうまい具合に生活できていますよね?実は、保険料をぐっと抑えるには、一部共済にして必要な保障は民間部分で、それ以外のものは共済でと分けている場合があるのです。共済について見ていきましょう。

共済とは?

共済とは、互いに助け合うという意味から、組合員になってお金を出し合い、代わりに様々な保障を受けられる保険のことです。 組合員の条件は特になく誰でもなれます。

民間の保険料よりかはぐっと安く抑えることができます。金額も一定で商品も固定されていることが多く選びやすい特徴を持っています。

共済の種類は4箇所

共済の種類は全部で4箇所です。順番に紹介していきます。

①都道府県民共済

1つ目は、都道府県民共済です。各都道府県の生活共同組合が運営しています。のべ1900万人が加入する非常に大きな共済です。共済のサービスは、死亡保障と医療保障がセットになった生命共済と住宅の火災や地震の損害から守ってくれる火災共済の2種類だけとなっています。

共済の保険料となる掛け金は1000円からです。民間よりかはかなりの格安で大きな保障に備えられます。

②こくみん共済

2つ目は、全労済が運営するこくみん共済です。共済の中では珍しく保険の種類が非常に多い特徴を持っています。一般的な保険の保障を取り扱うこくみん共済をはじめ、マイカーに関する保障のマイカー共済や地震や火事に備えられる火災共済と大きく分かれて3種類です。

更にこくみん共済ではタイプ別に死亡保障と医療保障がセットになった総合タイプや医療に重点をおいた医療タイプ、がんに特化したがん保障タイプとバリエーションが民間並みにあります。

保険料にあたる掛け金は総合タイプで1800円から、医療タイプで1150円からです。

③JA共済

3つ目はJAが運営するJA共済になります。 医療共済や火災共済、自動車共済とも知名度が高いです。JA共済全体でおよそ2900万人の契約をほこります。保障期間が選べることが特徴で、他の共済にはあまりない終身型や定期型、積立型や養老型と種類が豊富です。

保険料にあたる掛け金は、民間と同じ年齢で変動しています。30歳男性の場合、月額約5500円ほどです。他の共済に比べては加入する年齢に要注意しておきましょう。

④COOP共済

最後は、生協でおなじみのCOOPが運営しているCOOP共済です。COOP共済では、お子様からお年寄りまで幅広い保障から共済を選べます。また、災害にも備えることができるので、補助として加入するのがオススメです。COOPの組合員なら手続きもすぐなのであまり待つ印象がありあせん。

保険料にあたる掛け金は、医療保障であるたすけあいが月額1000円からです。保障内容によって価格が変動します。

共済の用語

共済は、民間の保険とは違い言葉も違ってくるのです。専門用語を把握しておきましょう。

共済金

共済金とは、民間保険でいう保険金のことです。民間の保険でも一定の条件になると保険金が支払われますが、共済では共済金が支払われると言います。もちろん条件が一定なので、加入するときにどういった状態になるのかも確認が必要です。

共済掛金

共済掛金とは、民間保険でいうと保険料になります。民間では、月額いくらいくらの保険金と言いますが、共済では月額の共済金がという言い方になります。

割戻金

割戻金とは、民間の保険でいう配当金のことです。共済では、非営利で運営されているため、利益が出ると契約者の元に分配される仕組みをとっています。つまり、あなたの元にお金が戻ってくるので、現金で口座に振り込まれたり、次年度の掛け金が安くなったりするのです。

共済のメリット・デメリット

メリット

共済のメリットは、保険料の安さです。死亡保障や医療保障はどこの共済でもあるので、ふとした期間病気に備えたいけど民間の保険料じゃ高すぎて困る場合には大変役に立ちます。

終身型でも、一万円を超えることはありませんので安心して病気に備えることができます。

デメリット

デメリットは、民間の保険の保障よりも劣るということです。つまり民間の生命保険では、保険金1000万円ほどの保障に備えられますが、共済だと200万程度が限度になりますので、ちょっと共済だけにしておくのは足りません。

デメリットを克服するためにも、民間と共済で保障をわけて加入することがコツです。

共済に見直す3つのポイント

共済に加入するポイントを3つにまとめてみました。やはり共済だけの保障はいただけないので、どれを共済にしぼるかが重要になります。

保障の目的

まず、1つ目のポイントは、保障の目的です。何のために共済に入るのかになります。お子さんが生まれたときには、ご自身の医療に関する保障を共済に一定期間しておいたほうがいいでしょう。

保障期間

2つ目のポイントは、いつまで共済にするのかです。お子さんが成長してからは保障は必要なくなりますので、保障期間の設定としてはお子さんが成長して会社で勤めるのが妥当となります。

必要保障額

最後は、必要保障額です。お子さんが成長する間だけですので、必要最低限の掛け金で十分やっていけます。またお子さんが小さいときには、公的制度もありますし、ご自身が高額医療を利用する場合も公的制度を利用したほうがいいでしょう。

まとめ

今回は、共済に加入するタイミングと共済について解説してきました。ベストなタイミングは以下のとおりです。

  • 結婚してからお子さんが成長するまで(18歳まで)

また、共済は全部で4つあります。

  • 都道府県民共済
  • こくみん共済
  • JA共済
  • COOP共済

それぞれ異なった特徴をもっているので、ご自身であっているものを選んでくださいね。どの共済でも保険料にあたる共済掛金が非常に割安で、利益がでると戻ってくる割戻金制度もあります。

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