生命保険は相続税で対策!財産分割の対象NGな2つの理由!

相続というと、なんかドラマであの遺産は私のものよ!とイメージする人が多いかもしれません。
確かにお金を溜めていてたら、例え誰のためであろうと揉めてしまうのが事実です。
亡くなった人からすると、たまったもんじゃありませんよね。
生命保険もこのような泥沼の相続の対象であるかというと、実はそうではありません。
何故なら、基本的に保険に加入する際に、誰を受取人にするか決めているからなんです。
これでほっと一安心ですね。
もし、万が一のときがあっても揉めずにスムーズに受取人に渡されます。
そして、もし保険受取人の指定がない場合でもちゃんと揉めないようなシステムになっています。
相続されたお金は、相手の財産になります。
それではもっと具体的にお話しますね。
きちんと理解して、恥のかかないようにしましょうね。

 

生命保険の相続は遺産分割の対象に・・・

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ならない!が正解

生命保険の相続は、遺産分割、つまり亡くなった本人が遺言を残さずになくなった場合に各相続人に遺産を分割することを言いますが、生命保険に関しては、遺産分割の対象に残念ながらなりません。
生命保険の整理とかされると思いますが、『ああ!保険受取人が指定されてない、もしかしたら私のものに』なんて思うと後で恥をかきます。
間違っても遺産分割の話し合いの際に、生命保険受取人がいないからと、無駄に争わないでください。
どうして、ここまで言うのかというと、実は理由があるからなのです。
その答えは以下になります。

遺産分割の対象にならない2つの理由

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予め保険受取人が決まっているから

生命保険に関しては、原則加入するときに、保険受取人を決めています
多くの人は、保険受取人を妻にしていることでしょう。
生命保険は、基本的に保険受取人しか受け取れません。
たとえドラマのように隠し子が発覚して、私にも遺産ちょうだいよ!と争っていても全くの無駄です。
それでは、保険受取人が設定されていない場合はどうなるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。

保険受取人が決まってなくても保険会社の約款によって決められるから

もし、亡くなった契約者の方が、保険受取人をうっかり設定していない場合はどうなるのでしょうか?
その答えは、実は予め保険会社の約款に則って、相続人に保険が行き渡る決まりになっているのです。
もし、生命保険で受取人設定しているかしらと疑問に思ったついででもいいので、あなたの保険会社の約款を一度確認してみましょう。
どうしても受け取りたい場合には、確認しておかないと、自分が対象外で受け取れない可能性もあります。
そして、勘の鋭い方は、おわかりかもしれませんが、あなたの預貯金を生命保険に変えることで大切に残されたお金を無駄な争いすることなく、渡したい人に受け渡せるのも1つの選択肢だと覚えておきましょう。

 

預貯金が多い!そんなときの対策に生命保険!

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あなたの大切なお金一時払いの終身保険だときっちりできるかも!?

シニア世代になると、もうそろそろ自分の預貯金をあの子に渡したい!あると思います
しかし、そのまま現金のままだと遺産分割の話し合いの際にあなたの思った通りにはいかない可能性もあります。
やはり、最後の最後まで何があるのかわからないのが人生です。
あなたの大切なそのお金、思った形にして渡すには、生命保険に変えることも考えたほうがいいかもしれません。
生命保険に変えることで、あなたの残してきたお金を少しでも無駄な争いなく渡したい人に渡せるからです。
その際には、一時払い(一括にして保険会社にお支払)の生命保険をオススメします。
そしてその相続税にする方法が決まっているので注意が必要です。
設定を間違えると、違う税金が取られますので下記の設定を間違えないでくださいね。

 

あなたの財産生命保険で相続税対策を!

契約者=被保険者、保険受取人妻or子

一時払いにするときには、生命保険の設定をまず契約者=被保険者にすること、そして保険受取人を妻又は子供にしてください。
これ以外に設定すると、場合によっては贈与税とか違った税金になってしまい、思わぬ方面でお金ががっぽり持っていかれます。
必ずこの設定を守って、しっかり相続税にして、万が一のときに備えておきましょう。

孫には絶対設定しないで!がっぽりもっていかれます

そして、お孫さんがいる方はここに注意してほしいのですが、やはりあなたの孫は可愛いものです。
そんな孫に財産を残したい人もいるかもしれませんが、実はここが盲点で、孫が相続人になる順位が相当低いのです。
孫までにたどりつく前に、相当手間がかかりますので、ここはぐっと歯を食いしばってください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、生命保険としての財産が遺産分割にはならない理由を2つ述べてきました。
まずは、生命保険は加入する際に保険受取人を決めているので、話し合いの対象すらなりません
万が一、保険受取人が決まっていなくても、各保険会社の約款に則って手続きが進められます
もうお金については無駄な争いはやはりさせないほうがいいので、その対策としてあなたの預貯金を生命保険に変える策は、非常に有効です。
あなたの大切なその財産、渡したい人にしっかり残していきましょう。

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