生命保険には、保障内容が一時的な定期保険と保障が一生涯の終身保険とに分かれます。
今回は、終身保険にスポットを当て、終身保険はどのような保険なのか?どんな人がこの終身保険を選ぶのか?終身保険を契約する際に発生する金額のお支払い方法と、解約に関して、徹底解説致します。
特に金額のお支払い方法は、4つあるのです。
月払いだけかと思ったあなた!実はそうではなかったんです。
特徴1:終身保険とは?
終身保険とは、保障が一生涯続く保険のことを言います。
生命保険の他、医療保険やがん保険にもこの終身タイプが使われていることが多いです。
どんなメリットがあるのか、必ずやらないといけないこと、金額はどれくらいか、保障期間と死亡保障について順番にお話します。
メリット
保障がずっと続く
まず、一つ目のメリットが保障期間がずっと続くことです。
あなたが途中で解約しない限りは、その保障が一生涯続きます。
もし、あなたの欲しい保障のある保険に入っているなら、基本的に見直しは不要です。
貯蓄ができる
二つ目のメリットが、保険で貯蓄ができることです。
終身保険は、途中でお金がないからおろしたいといったことができません。
払込期間が終われば、それにプラスアルファして戻ってくるので、貯金が苦手な人にも自然にお金を貯めることになります。
受取人の指定
終身保険に加入するとなると、必ずすることがこの受取人の指定です。
保険のお支払い期間が終わったら、誰がこの保険を受け取るのかということです。
これを行うことによって、もし万が一のことが起こり、お金を整理するときに余計なトラブルを回避できます。
お金は最後の最後まで揉めますからね。
最初からきっちり決めておけば何も問題はありません。
金額
終身保険の金額は、後ほどお話する払込方法のうちの1つ、月払いではおおよそ1万円以上は当たり前のようにします。
年齢が上がるにつれて、保険料も高くなるのが特徴で、できれば30代突入するまでに加入しておきたい保険です。
一度保険料が決まれば、払込期間が終了するまで、その金額になります。
また、通常の終身ではちょっとお支払いがしんどい場合には、同内容で、低解約返戻金という月々のお支払いを抑えてる制度もあります。
保険期間
保険の保障期間は、あなたが解約しない限りはずっと続きます。
定期保険とは違い、更新といった考え方も原則はありません。
解約するときも、基本あなたの好きなタイミングで解約できますが、早期に解約してしまうと後々損をしてしまいます。
そのお話はまたのちほど致します。
死亡保障
終身保険は、定期保険とは違い、死亡保障も一生涯続く保険なのです。
定期保険では、保障の期間内じゃないと出ませんが、終身では、そうではありません。
死亡保障もずっと続くなんて、何かあってもすぐに費用が用意できますね。
それではどのような人がこの終身保険を選ぶのでしょうか。
特徴2:どんな人が終身を選ぶのか?
共通して言えることは、将来に向かって貯蓄をすることです。
どうしても、貯蓄したいけど欲しいものがあればすぐ買ってしまうあなたにオススメです。
独身
まずは、社会人で独身の人です。
ある程度、会社で働き余裕になってくると、将来への備えが必要です。
ただでさえ、終身保険は金額が高いので、少しでも安くするためには、若いときに入るほうがいいです。
できれば30歳になるまでには、何かしらの終身保険に加入しておくといいでしょう。
老後の資金が心配な人
最近、年金問題が顕著ですよね?
そうなると心配なのがあなたの老後です。
年金に関して、どんでん返しでもない限り、それだけで生きていくことは、しんどいと言われています。
健康で長生きしていくには、保険での貯蓄も必要なのです。
中々貯金がしにくい人
あなたは、すぐ欲しいものがあれば買ってしまうタイプですか?
気がついたら今月も貯蓄に回せない!そんな生活になっていませんか?
そうなると将来どうしますか?到底備えられません。
貯蓄が苦手な人にも有効なのが、保険を使っての貯蓄です。
基本途中で下ろせないので浪費癖のあなたにもオススメできます。
こちらは、受け取ったときに、こんなにも溜まっているとなります。
次に、終身保険のお支払い方法についてお話します。
どのような方法があるのでしょうか?
特徴3:終身保険の4つのお支払方法とは?
月払い
まずは、ほとんどの人がこのタイプを選んでいるとも言われている月払い。
1ヶ月毎に保険料をお支払いする方法です。
基本的に解約するまで保険料のお支払いが続きます。
年払い
一年分を一括してお支払いする方法です。
支払う分が相当多いですが、支払った後は、一年間保険のことについては気にする必要ありません。
あとも自由にお金が使え、貯蓄もきっちり行えます。
一時払い
一時払いは、一度に全ての保険料を納めるお支払い方法です。
これができる人は相当お金を持っています。
全期前納払い
一時払いと似ていますが、こちらも全部の保険料を預けるのですが、そこから月計算又は年計算され、もし万が一のことがあれば、未経過分の保険料が戻ってくる少し変わったお支払い方法です。
それでは、終身保険の解約についてお話します。
特徴4:終身の解約について
終身保険の解約は保障期間中の解約と満期になってからの解約と2つに分かれます。
保障期間中の解約は損
まず、保障期間中に解約についてですが、基本早期にこの解約は大変損をします。
というのも、システムが上手くできており、早期に解約すればするほど、それほどお金が戻らないようになっています。
解約するタイミングも、加入してから10年しないと元が取れないということもざらにあります。
満期になってからの解約
終身保険は、保障が一生涯ですが、お支払いする期間があらかじめ決まっています。
その期間が終了すると、解約をして、今までお支払いしてきた分にプラスして受け取ることができます。
その使いみちは、基本的にあなたの自由です。
もしものための資金や子供に残す為に使うとかどう使うかはあなた次第です
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、終身保険にスポットを当てて、解説を致しました。
保険料がデメリットですが、それ以外はメリットばかりです。
保障が一生涯というところが何かあったときには、大変役に立ちます。
自然と貯蓄していく形になるので、戻ってくる時が楽しみな保険です。
あなたに、素晴らしい保険が見つかりますように。