生命保険のことは、難しくてわからない!まさしく仰るとおりです。保険のスタッフさんの説明を聞いてもわからず、頷いていたら勧められるがまま加入してしまったという話をよく聞きます。あとあと、気がついたらまったくいらない保障だったというオチつきです。
一体なぜこのようなことが起こるのでしょうか?保険も商売なので、必ずしも自社商品のデメリットばかり(=からくり)を言ってしまうととたんに売上が減少してしまいます。それでは、契約者側が損ですよね?なにかいい方法ないでしょうか?実はあります。保険を見直す前に、保険についての書籍を読めばいいのです。
書籍では、保険業界に勤めていない人向けにわかるように解説しています。今回は、2018年に発売しているぜひとも読んでおきたい本を紹介。複雑な保険の仕組みが明確に理解できます。
保険を見直す前に読んでおきたい保険の本4選
では、いざ保険のこととなると、どのような書籍を読めばいいのかわかりません。大きく分けて2種類。保険の入門の本とランキング形式の本です。今年中に見直しを予定している方はできるだけ最新版のものを手に取りましょう。
保険の入門本(2018年内発売本)
まず、保険のことが気になるなら入門系の本を手に取ると保険の仕組みがよく理解できます。2018年に発売した本ばかりです。これから保険について勉強する人必見。
マンガでわかる 9割の人が気がつかない保険のヒミツ
- マンガでわかる 9割の人が気がつかない保険のヒミツ
- 保険ソクラテス編集部 (著), 吹田 朝子 (監修)
- 単行本:2192円/Kindle版:1973円
人気サイト保険ソクラテス編集部が書いた保険についての入門本。活字が苦手な人用に漫画で詳しく説明されています。保険のからくりから貯蓄性の保険、こどものための保険、医療保険、介護保険と幅広い保険解説が特徴です。2018年7月13日に発売。
業界が激変! いまがチャンス! ! 最新版 保険はこの5つから選びなさい
- 業界が激変! いまがチャンス! ! 最新版 保険はこの5つから選びなさい
- 長尾義弘 (著)
- 単行本:1620円
2016年に同じ著者が出している保険はこの5つから選びなさいの最新版の内容です。著者自身が現役のFPなので、一番安心できる本。具体的数値も出ていることから、これから保険に加入したいと思っているけど、保険が絞りきれない人にはおすすめです。2018年7月21日発売。
ランキング形式で知れる本
保険についてある程度理解できたら、次に読むのはランキング形式の本です。実名で書いてあるので具体的に今売れている商品ばわかります。一方入門の本を読んでからだと、売れているのにうん?といった矛盾点にも気がつくのです。
保険最新ランキング (日経ホームマガジン)
- 保険最新ランキング (日経ホームマガジン)
- 日経トレンディ(編集)
- ムック:880円/Kindle:880円
カメラから家電・保険まで様々な分野を取り扱う大手サイト日経トレンディによる保険のランキング本。終身保険(死亡保険)、収入保障保険、医療保険、がん保険とメインどころのいい保険がすぐにわかります。
生命保険 実名ランキング! (別冊宝島)
- 生命保険 実名ランキング! (別冊宝島)
- 大型本:886円
2018年8月25日発売の保険の最新版ランキング。定期保険、収入保障保険等のランキングが掲載されています。また、保険の加入タイミングや、必要保障額の計算方法も載っているので保険について一通り理解できることがありがたい本。
なぜ保険は本を読んで学ぶ必要があるのか?
本を紹介してきましたが、なぜ保険のことで本まで読む必要があるのでしょうか?理由について述べていきます。
①一般向けに書かれているのでややこしい仕組みが理解しやすい
一番大きな理由としては、保険のややこしい仕組みが明確に理解しやすい点です。本気で安い保険料でいい保険に加入したい人は本から入門している方が多いのも事実。中には、数十冊を読み比べて、理想の保険を見直しているひともいます。
本当にいい保険を知るなら、保険の仕組みを理解するのは必須条件です。もしわかれば、文言がセールス目的なのか、その人のために本気で考えているのかが見抜けます。
②本当に価値ある保険が実名わかる
二つ目の理由としては、本を読むことで本当にかちある保険が実名でわかることです。特に、ランキング形式の本は、ある程度信頼のある媒体が本を出しています。また、最近では入門書もプラスされていることが多く、幅広く保険について知れるのです。
特に必要保障額の計算は、これから保険について考える人には大変ありがたい機能です。
③制度が変更になっても変更点がわかりやすい
三つ目の理由としては、保険の制度が変更になっても最新版の本であればわかりやすく変更点がわかります。保険は常にニーズに合わせた商品が発売されているので、数年経つとまた新しい商品がという展開が結構ざらにあるのです。
特に保険に加入してからは、ほとんどの人がもう安心だわと思って、保険料が高くなったと思うまでは気にしません。その間にどんどん制度が変わっているのです。
これから役に立つ保険の本の選び方
保険の本を紹介してきましたが、やはり本選びも重要になります。特に目まぐるしい変化の中で、本当にご自身にあった保険を見つけるための重要なポイントを紹介します。
比較的年度の新しいものを選ぶ
一つ目は、比較的発売した年度が新しいものを選ぶことです。保険も日々新しい商品が発売され、制度が変更している保険が多くあります。
古い年度の書籍だと新しいものに対応していないことがあります。保険の仕組みを理解したとしても、ご自身が思っている保険についてはかかれていないことがあるからです。
入門書、ランキングともできるたけ発売年度が新しいものを選んでください。目安は1年前くらいからです。2年前以前の年度は名著であってもあまりおすすめできません。
本の中身を実際みて具体的なたとえがあるかどうか
二つ目は、本の中身を実際にみて具体的なたとえがあるかどうかです。ただでさえ、保険は専門用語が多く、聞いていても???状態。具体的なたとえがあることで、より一層理解が深まるからです。
プラスして、図解が多いともっと理解が深まります。本の中身を確認することも大切です。
口コミは鵜呑みにしない
ネットでは、あたりまえとなった口コミ。しかし、口コミを鵜呑みにするのは危険です。本当に口コミ通りかは、最終的に判断するのは読んでからになります。
本を選ぶときもですが、参考程度にしておき読んでからよく考えましょう。
本を安く手に入れたいなら電子書籍版がおすすめ
保険の書籍は、安いものから高いものまで幅広くあります。これよさそうだと思った本が、高い場合は電子書籍版ばあれば利用すると書店で買うよりかは安く買えます。また電子書籍のお店によってはクーポンでさらに安くなる場合があるのです。
まとめ
今回は、2018年発売のおすすめ書籍を紹介してきました。本気でいい保険を探す場合は、やはり入門から保険の仕組みについて知る必要があるのです。
保険の仕組みがわかると、保険の相談をしたときにスタッフがセールス目的なのか、本気でご自身にあった保険について話しているかがわかるようになります。
保険についても理想の保険を手にするためには、賢い消費者にならないといけないのです。スタッフにすすめられるがままの加入が一番危険になります。今日から保険の本で学んでみませんか?