20代と言えば、いよいよ社会人に突入する人も多いのではないでしょうか。
会社に入ってから必ず聞くのが、保険の話です。
人によっては、保険会社の方から会社に出向き、説明会を聞く人もいます。
私も、このタイプでしたが、保険なのでリスクを並べて説明がうまいことうまいこと。
ですが、20代男女共、結婚していなければ生命保険の死亡保障は要りません。
生命保険は結婚してから考えればいいのです。
保険のスタッフの人の中には、説明を聞いていてもこちらの保障もいかがですか?こちらもいいですよ!ぴったりで安心できますと笑顔で勧めてくる人もいるので注意してください。
20代で生命保険については、ほぼ考えなくてもいいのです。
そもそも20代の男性と女性は生命保険が必要なのか?
結婚するまでは不要
生命保険は、先程から口を酸っぱくして言っていますが、結婚するまで不要です。
生命保険は、自分に万が一のことがあったときに、残された家族が生活できるように残すお金のことです。
20代独身ですと、残す家族もいないのでいらないと思います。
後ほど説明していますが、日本の健康保険制度は、危ういと言われていますが、まだまだ充実しており、大きな手術や自由診療以外なら健康保険制度でなんとか賄えます。
持病がない限りは、どうしても入らなくちゃと焦る必要もありません。
何故そこまで不要と言い切れるのでしょうか?
何故不要と言い切れるのか?
日本の健康保険制度が充実しているから
まず1つ目が、健康保険制度の充実があげられます。
保険証があれば、病院の治療費を3割負担で済ますことができます。
もちろん、大きな病気や手術では、該当しませんが、風邪を引いた、ちょっと足をくじいた、怪我をした程度のものなら、3割負担の保険で十分です。
20代での死亡率が極端に低いから
2つ目の理由が20代での死亡率です。
厚生労働省のデータによると、1,000人あたりの20代での死亡率が、わずか男性が0.5%、女性が0.2%です。
限りなく低いということが分かるので、それほど生命保険についてあれこれ悩む年代ではありません。
それでもあなたは心配かもしれませんね。
そういったときはどうすればいいのでしょうか?
もしどうしても心配なら大病でも対応できる医療保険に重点を
20代での医療保険は終身でも若干安く加入できる
その場合は、生命保険でなく、医療保険に重点をおいて保険に加入すればいいのです。
特に20代で保険に加入すれば、お支払いが安く済み、終身の場合は保険が一生涯あがることはありませんので、加入した時の値段が続きます。
もし、貯蓄に余裕があれば、お支払期間を短くすることができ、なおかつ保障もずっと続くのでオススメです。
終身なら後に保険が戻ってくるので安心して貯蓄できる
終身保険は、後々解約するときに多少お金が戻ってきます。
ですので、その分貯蓄に回せます。
この方法は、貯蓄が回せない人にオススメです。
普段から貯蓄に自信がない人は、検討してみてはいかがでしょうか。
20代はじめは、社会人成り立てて少ししんどいですが、年数を重ねるとある程度安定してくるので、安心して貯蓄に回すことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
20代での生命保険は不要で、むしろ医療保険に重点をおいたほうがいいでしょう。
死亡率が低いとはいえ、何が起こるかわかりません。
生命保険は、結婚してから考えればいいのです。
それまでは、心配することもなく健康保険制度の3割負担でも十分賄えます。
どうしても心配で自分でも将来は貯蓄に自信がない人は、早めに終身保険の医療保険に加入することをオススメします。
まだ20代は、終身保険といえど安い部類に入るので、30代、40代とずっと加入時の値段でお支払いが続きます。
最初はしんどいですが、あとあとは安定してくると楽になるので、余裕も生まれ貯蓄もできるようになります。
20代焦らずゆっくり医療保険!