生命保険に加入をするときは大手だと安心だという私たちの思い込みがあります。
大体大手に入っておけば安心といえば安心ですが生命保険も第三者の格付会社によってランキング付けがされています。
よくテレビで芸能人をランキングしている番組がありますよね。
生命保険もそれと同じようにランキングされています。
何故こういうことをするかというと信頼がひと目で分かるからです。
この辺は知らない人が多いので知っているとこの保険会社は辞めといたほうがいいというのがひと目で分かるようになります。
生命保険のランキングはこの3つの会社を見ろ！
先程生命保険は第三者の格付会社によってランキングされていると述べました。
それではどこの会社が格付けしているのか見ていきましょう。
どの会社もランキングとしては有名な会社です。
チェックしておきましょう。
S&Pグローバル・レーティング
よくS&Pを表記されるこの会社ですが、旧名はスタンダード＆プアーズ。
アメリカ合衆国に本社を置き、信用の格付けの歴史は150年以上ほどあり世界で最も健全性ランキングが信用されているといってもいい格付調査会社です。
保険の他にも金融や政府の状況まで格付けを行っています。
とりあえずお金が大きい物に関してはここの信用情報を見れば一発でいいのか悪いのかが分かります。
格付け投資情報センター（R&I）
1975年から40年ほどの歴史を持つ格付け業務を行っている会社です。
R&Iと表記されることが多く、S&Pと同じく日本のことならず外国の格付けも行っている。
日本格付研究所（JCR）
こちらも格付会社としてよく参考にされる。
金融商品を始め、学校法人の格付けも行っています。
格付ランキング一覧がサイトで見やすいのが特徴です。
格付会社としてはこの3社を抑えておけば基本問題はありません。
格付一覧評価の見方とは？
会社によって違いますが大体どの会社もAAA～C又はDくらいまであり、アルファベットが多いほど信頼が高い会社と位置づけられます。
この場合ですとAAAが一番優秀な会社ということです。
場合によっては＋や－を用いることもあるようです。
生命保険に加入するときはなるべくアルファベットが並んでいる会社から考えましょう。
アルファベットがCとかDの会社さんは将来倒産の恐れがあるので、格付けランキングで見かけた時は加入を止めたほうがいいですよ。
加入するならA以上の会社を選ぶと将来に渡り安心です。
Bはやや難がある程度に考えておきましょう。
知っておこう！評価の基準と基礎知識
保険は格付会社によってAAAからC又はDのランキングされていることがよくわかりました。
もう１つ知ってほしいことは何の基準を持ってこのランキング結果になっているかです。
もちろんより好みでこの会社はAAAとついているわけではありません。
そんな格付けならいりませんよね。
それでは評価基準のことについてお話します。
ソルベンシーマージン比率
実は格付会社がランキングする際にはこのソルベンシーマージン比率を元に格付けを行っています。
このソルベンシーマージン比率というのは、保険会社の財務の健全性を示す指標で通常の予測を超えてどれくらい支払い余力があるかの判断基準を示しています。
このソルベンシー・マージン比率は大きければ大きいほど信頼があり安心できる会社で、加入の目安としては200％以上の保険会社を選びましょう。
あなたも知っている保険会社は余裕で200％超えてますので安心です。
基礎利益
他にも見て欲しい項目のうちの１つに基礎利益というものがあります。
これは主に、保険の収入や保険金、利息や配当金等運用部分に関わる期間の収益を表します。
この中でも一番保険会社にとって利益率がいいのは医療保険です。
ソルベンシーマージン比率と一緒に見ておくと保険会社が儲かっているのかそうでないのか大体把握できます。
まとめ
今回は少し難しい保険会社の格付けランキングについてお話しました。
いきなり保険会社のスタッフにこの事を聞いてもなかなか教えてくれません。
そういう時はFPさんの無料相談を利用するともしかしたら教えてもらえるかもしれません。
賢く保険を選ぶためには保険の格付けランキングがあるということだけでもしっかり頭に入れておきましょう。
賢く選んで損しない保険選びを。
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