生命保険は見直しが大事!保険会社等がしつこく促す3つの理由

街に出ると、保険の無料相談の旗が目立つようになりました。ここ2~3年のことです。駅を見渡すと1件は必ず店舗が目に入ってきます。

保険といえば、保険会社のスタッフさんに家に来てもらい説明をうけてそのまま契約といった流れが中心でしたが、それはもう昔。今は、保険に加入するときには、保険の無料相談で複数の保険をFPに提案してもらいその中から自分にあったものを選ぶように流れは変わってきています。もちろん、保険を見直すときも流れは同じです。

今はネットが普及し、保険会社も無料相談の店舗もホームページで情報を発信するようになりました。どの会社も店舗のページもやたらと見直しを促しているように見えませんか?今回は、何故保険会社や店舗がやたらしつこく保険の見直しについて促すのか説明していきます。

我々としたら、ホームページや保険を見直した人の話を聞くと、そんなに保険を見直すことが大事?と思ってしまうもの。一体何故保険の見直しが大事になってくるのでしょうか?

①安くて保障が充実した新製品の商品に切り替えてほしい

1つ目の理由は、安くて保障が充実した新製品の商品に切り替えてほしいからです。そのために、時代のニーズに合わせた商品を次々と発売するのです。しかし、販売しても買ってくれる人がいないと商売としてやっていけません。どうしても加入している保険より新製品の保険のほうが保障内容においても充実しており、価格も安くなってしまうのです。

中には、保険に加入して数年経つと、保険の根本的な部分も新しくなっており、既存保険の商品が販売終了ってことも非常によくあります。

②ライフステージの変化で家計とのバランスをとってほしい

2つ目の理由は、ライフステージは、保険の見直すときに非常に大事な部分だからです。ライフステージは人生のイベントを指し、代表的なものは以下のとおりになります。

  • 就職
  • 結婚
  • 出産
  • 住宅購入
  • 離婚
  • 独立・開業
  • お子さんの就職
  • 会社の定年退職

ライフステージが変わると必要な保障も変わってきます。保険の加入当初はずっと必要な保障でもライフステージが変わると不要な保障に変わってしまうのです。そうなると、後述するような問題が起き、ライフステージと家計とのバランスが一気に崩れてしまいます。

バランスが崩れると何のために保険に加入したのかが本末転倒です。そうならないためにも、必要な保障を見極める必要が出てきます。

③高齢化社会により保険の重要性がますます高まっている

3つ目の理由は、高齢化社会により保険の重要性が高まってきているからです。近年の問題は、高齢化社会で、健康で元気な方が増えてきました。非常に喜ばしいことですが、その分生活費や医療費がかかるようになってくるのです。

となると、ますます保険が必要になってくるのが目に見えてきます。

中には、重要性はわかってるけど保険を見直すなんて面倒だと思いますよね?1回入ればもういいじゃない!と考える人も少なくありません。では保険を見直さない問題点について解説していきます。

保険を見直さないと起こる問題点

保険を見直さないことで何が起こるのか述べていきます。保険を放置しているととんでもないことが現実に打ちのめされていくのです。

保険料の値上がり

まずは、保険料の値上がりです。保険料の値上がりにも2つあります。

  • 定期保険の更新による値上がり
  • 不要な保障の払い続ける

1つ目は、定期保険の更新による値上がりです。定期保険は、保障期間が一定期間で期間がすぎれば、保障が終了します。継続したければ更新する必要があるのが特徴です。ただし、保険料は値上がっての契約になります。すると家計の負担に直結してくるのです。

2つ目は、不要な保障を払い続けることです。この部分は特約に相当することが多く、あまり目に見えるところではありません。また保険料が一定である終身保険では更に気が付きにくなるのです。

既存保険の不要な保障が出てくる

次に、既存保険の不要な保障が出てきます。 加入した当初はどれほど素晴らしい保障でもいつかは不要な保障になってしまうもの。そうなってしまうと、不要な保障に対しては保険料を支払うのは実にもったいないものです。

不要な保障に対しては、解約しない限りずっとついて回りますし、保険料の支払いを続けないといけなくなります。

保険料の未払いが増加

最終的には、上記の2つの問題の結果、保険料の未払いが発生してしまうのです。 年齢が上がると更に増えます。高齢者の保険料は、定期保険でも終身保険でも高いからです。

これから、元気な高齢者も増えてくるので、このところを変えないと保険料未払い問題は更に深刻になっていきます。

保険を見直すときに意識してほしい3つのこと

保険を見直しするときには、意識してほしいことがあります。意識することで、保険に加入する前にご自身にとって必要な保障が正確にわかるためです。

①保険は見直しが前提の商品であることを理解する

保険は見直しが前提の商品であることを理解することです。社会にのニーズの変化も激しいので、保険の商品もニーズに合わせて新商品を開発しています。

なので、保険を見直すときには、見直し前提の商品ということになるのです。これから更に高齢化社会が予測でき、いつしか若者中心から高齢者中心となる時代がもうそこまでやってきています。

②魅力的な保障は本当に必要かどうか時間をかけて考える

魅力的な保障は、いつの時代の保険商品にもあるのです。ですが、仮に無料相談で相談したときにスタッフのことを鵜呑みにしてはいけません。必ず、保障について本当に自分の必要なものかを時間をかけて考える必要が出てきます。

保険に加入して一番後悔したことは、必要だと思っていた保障が実は不要だったといったことです。後悔しないためにも、一度でも魅力的な保障に感じるけどいらないかなと思ったらその保障はつけないほうがいいでしょう。

保障に関しては無料相談で納得するまで相談がおすすめ

保障に関しては、無料相談で納得するまでの相談を行うことが、おすすめです。というのも、保険の無料相談では第三者の立場で相談に乗ってくれるからです。不要な保障は不要といってくれます。一度でもいらないと思っていたら、思い切ってこの保障私には不要だと思うんですと言ってみましょう。そうすると何かしらのアクションが返ってきます。

③社会の変化にも敏感になる

また、社会の変化にも敏感になっておきましょう。今後、団塊の世代も高齢者になり、ますます高齢者が増加していきます。そして高齢者は少子化の影響で更に増えると予測されています。

社会の変化にも敏感になることによって、どういった保険の商品が今後発売されるのかもある程度予測がつきやすくなります。予測がついたところでさらなる保険の見直しの重要性が際立ってくるのです。

まとめ

今回は、保険会社が保険の見直しをしつこく促す理由について話してきました。理由については、以下のとおりです。

  • 安くて保障が充実した新製品の商品に切り替えてほしい
  • ライフステージの変化で家計とのバランスをとってほしい
  • 高齢化社会により保険の重要性がますます高まっている

社会のニーズの変化によって、保険の新商品が発売されます。既存の保険よりかは保障が充実しておりさらに安いといったことが当たり前になってくるのです。

保険は、見直し前提の商品であるため、ライフステージの変化に合わせて見直すといいでしょう。

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